- 出演者
- 桑子真帆
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
作家・佐藤優 他者を“理解”し合える世界へ
”テレビに出ない作家” 今こそ伝えたいこと
作家・佐藤優さんが登場。2002年5月に背任などの疑いで逮捕され拘置所に512日間勾留された。2009年6月に最高裁で執行猶予付きの有罪判決が確定した。その後失職し作家に転身しテレビへの出演は基本的に断り続けてきたという。持病が悪化し、去年移植手術を受けたという。
”異能の外交官”がロシアで見たものは
1991年8月に旧ソ連で保守派によるクーデターが起きた。佐藤さんはロシア共産党最高幹部への接触に成功した。ゴルバチョフは生きているという情報を世界に先駆けて入手したという。日本大使館が接触していない保守派の人脈を作ったと話した。
世界の対立 打開のために ”内在的理論”とは
一昨年2月にはロシアがウクライナに侵攻。国際社会から批判を浴びている。またイスラム組織ハマスとイスラエルが衝突している。佐藤さんは状況を打開するため訴えているのは、内在的論理の理解という。ロシアとウクライナの戦闘について即時の停戦を訴えた。外交交渉で解決することは可能という。日本は殺傷能力のある兵器を渡していないG7唯一の国で日本は仲介国になれると話した。命は何よりも大切という。
スローガンではなく”リアリズム”で見る
佐藤さんはスローガンを先攻させずリアリズムで見ることが重要と話した。情緒的な議論ではなく専門家による議論が重要で、情緒的な議論が先攻すると国益を損なう可能性がある。日本がすべきことは抑止力を強化する平和に向けた防衛協力という。
- キーワード
- 中国
次の世代のために何ができるのか
佐藤さんが力を入れていることは世界を深く知るための知識や考る力を身に着けてもらうこと。また、人工透析中に見たトレンディードラマで、30年経ちドラマの中の風景が貧しくなっていたという。人間と人間の信頼関係を強化していく。恵まれた環境にある人は社会に返すという。
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。