2023年11月11日放送 20:55 - 22:00 NHK総合

サタデーウオッチ9
大谷を獲得する球団は?争奪戦スタート▽おもちゃの安全規制

出演者
長野幸代 赤木野々花 西川典孝 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 荒木さくら 浜島直子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
北海道で初雪 あす朝さらに冷え込み

今日は北日本や東日本で気温が下がり、北海道の各地では初雪を観測した。明日の朝は今朝より冷え込むところが多い見込み。気象庁によると上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んでいて、北海道各地では今シーズン一番の冷え込みとなった。近畿では木枯らし1号が吹いたと発表された。昨日から比べて7度から14度ほど低くなったところがあった。気象庁は大雪や路面の凍結などに十分注意するよう呼びかけている。専門家は体が寒さに慣れていないため病気が引き起こされるリスクがあると指摘している。東京都市大学教授で医師の早坂信哉さんは、心筋梗塞や脳梗塞といった病気が起こる可能性があるとしている。

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大谷選手はどこへ?日米が注目

エンジェルスからFAとなりその去就が日米で注目されている大谷翔平選手。6年目のシーズンも歴史的な活躍を見せた大谷翔平選手。移籍か残留か注目される中、おととい日本国内のすべての小学校にあわせて6万個のグローブを寄贈すると発表。それでもファンの関心は今後の所属チームにあるようで、ファンからのラブコールはシーズン中からも、「テキサスに来て」などライバルチームのファンから大合唱の声が上がっていた。大リーグの公式Xに投稿されたこのオフ注目のFA選手のランキングで1位は大谷翔平。アメリカでは契約総額が大リーグ史上最高の750億円を超えるとも報じられている。こうした中行われたGMミーティングでは報道陣から大谷選手についての質問が相次いだ。マリナーズのGMは、彼は30チームすべてが獲得を考えていると思う、と話す。移籍先最有力と報じられているドジャースのGMは「彼はいい選手だがコメントは控えたい」と話していた。アメリカ総局 大リーグ担当の山本脩太は、GMミーティングは日本メディアがいてもいなくても大谷選手の話題から入る、などと話していた。

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埼玉・越谷の歯科クリニックの待合室の一角にあるのが大谷翔平選手のコーナー。試合で使ったヘルメットに折れたバットなど。子どもたちが思い描くライシーズンのチームは、ドジャース、レイズなどの声が上がっていた。歯科クリニックの上村優介院長は、チャリティーオークションでグッズを収集してきた。一番のお気に入りが今年のオールスターゲームで使用したヘルメット。さらに大谷選手に囲まれた治療室まで作った。上村院長は、優勝を目指せるチームに行って欲しいというのが1つと、二刀流を気持ちよくやらせてもらえるチームにいってもらえればいい、等と話していた。去就が注目される大谷選手が度々口にしてきたのが大リーグの頂点を目指し意欲。一体どの球団を選ぶのか。

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タンパベイ・レイズロサンゼルス・ドジャース大谷翔平越谷(埼玉)
大谷争奪戦スタート!移籍か残留か 新天地は?

スポーツジャーナリストの生島淳は、FAでこれだけ話題になる選手は稀なので、二刀流の選手がFAになった前例はないので、歴史に残る契約になるのは間違いない、と話す。金額面で参考になるのは去年の三冠王のアーロン・ジャッジで、9年総額で3億6000万ドルで契約をしたが、自身が契約にだったらジャッジと同等くらい打つ、契約としてはおそらくアメリカのプロスポーツで最高額になるのでは、と話していた。浜島直子は実力の他に人間性、人間力にも惹かれているのではないかと話していた。移籍先を左右する要素が金額はもちろん、起用法やトレード拒否権など。生島淳は彼がどこの球団に行くかによって、彼が何を野球に置いて重視しているかその価値観が浮かび上がってくるのが興味深いと話した。生島はワールドシリーズと二刀流継続が大きくなると予想。ワールドシリーズに行けるようなチームについて、今シーズンの成績に限って言えば、テキサス レンジャーズとロサンゼルス・ドジャースになると予想。最有力と言われているドジャースは11年連続でプレーオフに進出している。また球団はDHのJ.D.マルティネスにオファーを出さず指名打者が空席になっているという。レンジャーズは今年優勝したが2年前はシーズン100敗を喫していたといい、大型補強が成功したという。エンジェルスは、ワシントン氏が新監督の就任する。

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今後の大谷の交渉について、誰がどう行っていくのか、今後の流れを説明。交渉に当たるのがネズ・バレロ氏。大谷が大リーグに挑戦した2017年から担当している。エンゼルスの独占交渉期間は現地6日に終了したので、全球団と交渉が可能になっている。12月4日から7日にかけて行われるウインターミーティングでは集中的に移籍交渉が行うという。生島は、大谷選手はメジャーリーグ全体の財産だと思うといい、短期的ではなく長い活躍をしてほしいと思うので、一緒に10年間戦っていこうというプレゼンテーションをしている球団に行って欲しいという。

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ウインターミーティングネズ・バレロ大谷翔平
おもちゃによる事故 強制力ある規制整備へ

2020年、当時11歳の女の子のレントゲン画像をみると、腰の上辺りに白い影が浮かび上がっている。この物体は、磁石がくっついたおもちゃで誤って飲み込んでしまったもの。ホースを子供の腸に見立てて実験を行った動画では、水を流してもびくともしない。飲み込んだ女子を診察した聖マリアンナ医科大学の川口皓平医師は、2つの腸管に別々の磁石があり引き寄せられ腸管を圧迫するような形で穴が開いてしまったと説明する。おもちゃはネット通販で購入したと見られていて輸入品と見られている。国はこの磁石のおもちゃと同じく誤飲による事故が起きていた水で膨らむボールを国内で原則販売できないようにした。ただ、2種類以外のおもちゃにそうした規制はない。街で聞いてみても誤飲などの不安が次々に聞かれた。東京都の調査でも乳幼児をもつ親の6割以上が誤飲した、誤飲しそうになった経験があると答えている。日本小児科学会では、誤っての見込み窒息した事故が報告されている。

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日本小児科学会聖マリアンナ医科大学

国内ではこれまで業界の任意の安全基準しか無かった。東京・目黒区自由が丘のおもちゃ店店主の吉田夏子さんは、基本的に全部なめても大丈夫なSTマークのついたものを取り扱っているという。STマークは約50年まえに業界が自主的に安全基準を策定し、検査に合格した商品のみにつけられている。ただ、STマークはあくまで業界団体による任意基準で国内で販売されているおもちゃのうちマークの付いているものは6割~7割にとどまっているという。一方、海外では販売禁止などの措置が取られている製品が数多くある。セーフティー・ゲートでは、EU各国が安全性に懸念があるとした種類・原産国・リスクの詳細が掲載されている。取材を進めるとこうした海外では販売できない製品が、国内からネットで購入できる実態も見えてきた。その玩具を実際に買ってみると、EUで窒息のおそれを指摘されたおもちゃと同一の可能性が高いことが分かった。国はおもちゃなどの子供用製品について新たに強制力のある基準を定め、リコール・販売禁止などを可能にする規制の検討を始めた。専門家は、業界の自主ルールだけでは限界があり、海外の製品を含め適用可能な強制的な規制が必要だと指摘する。立教大学の早川吉尚教授は、日本としても強制規格を用意していかなくてはいけない、などと話していた。

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STマークセーフティゲート欧州連合立教大学自由が丘(東京)
おもちゃによる事故 強制力ある規制整備へ / おもちゃ購入時 確認しておきたいこと!

浜島直子は、消費者としてはお店に行って並んでいたらもう良いのかなと感じて、深く感じずに買ってしまっていたと明かす。ホルコムジャック和馬がおもちゃ購入の注意点を説明。誤飲のリスクを避けるために大きさに注意。テニスボールだと通らないがピンポン玉くらいのサイズだとトイレットペーパーの芯を通り抜けるので子供の周りに置かないよう注意が必要だと話していた。

中国で暮らすシャンシャンはいま

中国で暮らすジャイアントパンダのシャンシャンはいま。中国・四川省で日本メディアの前に久しぶりに姿を見せたシャンシャン。中国ジャイアントパンダ保護研究センターで一般公開が始まっている。中国に来た当初は餌を食べなかったり落ち着きのない様子だったという。現在の健康状態は良好で、毎日竹を16キロ、りんご400グラムほどを食べているという。飼育員の趙蘭蘭さんは、シャンシャンは元気だし私達もしっかり世話をしている、と話していた。中国駐東京観光代表処が企画したのは日本のパンダファンを現地に招いたシャンシャンと再会の旅。中国駐東京観光代表処 プロモーションマネージャーの山田亜美さんは、これをキッカケに四川省はいいところだと日本の皆さんに興味を持っていただけたら、と話していた。高氏貴博さんは、10年以上上野動物園に通いパンダ写真のブロクに掲載をしていて、シャンシャンが生まれたときからずっと成長を追いかけ写真に収めてきた。中国に返還されてからも片時も忘れたことはなかったという高氏さんは別れから約9カ月、ついに再会の時を迎えた。高氏さんは、自分の目で見てこれならこの環境は大丈夫だ、シャンシャンは幸せに暮らしていけるなと確信が持てたなどと語っていた。

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Bizトレ
進化 そして多様に…

近代的なプラネタリウムが誕生してから今年でちょうど100年。時代とともに進化する現場を取材した。名古屋市科学館には日本一の来場者数を誇るプラネタリウムがあるという。こちらのプラネタリウムは直径35メートルと世界最大級。テーマは毎月変わる。特に人気なのは学芸員の生解説。学芸員は機械を操作をしながら解説も行う。解説で使っていた機械はボタンやレバーが並び、さらに学芸員の持田大作さんは、台本はない、年齢層や学校団体へ向けての話をちょっと入れたりアドリブで色々やっているという。大人800円で中学生以下は無料。

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プラネタリウム名古屋市科学館

近代的なプラネタリウムが生まれたのは、今から100年前。ドイツの博物館で初めて披露された。14年後には日本にも上陸。大阪で国内初の施設が完成する。学校教育に取り入れられたこともあり各地に広がった。技術も進歩していて、100年前に映し出すことが出来た星の数は4500個だが、今では10億個以上を映す投影機もある。一方で課題もあり、大半が公営で、自治体の財政事情で閉館する施設もあるという。コスモプラネタリウム渋谷の永田美絵チーフ解説員は、日本はプラネタリウムがこんなにある文化でもあるので、それを守っていく意味でももうちょっと上げてもいいかなと話していた。進化するプラネタリウム。最近ではコンサート会場や結婚式場としても使われたりフェリーで楽しめたりするサービスもある。さらにプラネタリウム機器のメーカーが作ったのが、エンタメ重視した施設。宇宙をモチーフにしたドリンクやアイスを楽しみながら横になってくつろぐことが出来る。LEDを2000万個以上ドームに並べて斬新な表現ができるようになった。上映するのはドラマ仕立ての作品。また撮影OKのプログラムもある。コニカミノルタ プラネタリウム広報の今井美穂さんは、映像の体験技術が向上したことによって、エンターテインメント性の高いプラネタリウムも楽しんでもらえる現状になった、などと話していた。浜島直子は、私自身も実際に使われなくなったプラネタリウムの施設で朗読会を定期的に行っていて、そこに絵本の絵が映し出されて、音楽が流れて非日常の幻想的な空間で子どもたちもじっと聞いてくれる、などと語っていた。

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(スポーツニュース)
今季2回目 八村vs.渡邊

NBAで今季導入されたインシーズントーナメントの試合。サンズとレイカーズが対戦し、八村塁と渡邊雄太が直接対決した。八村は7得点3リバウンド4スティールの活躍をみせ、122-119でレイカーズが勝利した。

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絶好調 東地区首位 東京

秋田ノーザンハピネッツとアルバルク東京が対戦。78-48でアルバルク東京が勝利し、9連勝とした。

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富樫 徹底マークに

千葉ジェッツが佐賀バルーナーズと対戦。千葉は富樫勇樹が徹底マークされ前半は無得点。27-57と30点のリードを許した。冨樫は後半21得点2アシストと活躍したが、試合は佐賀が95-76で勝利した。

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PICK UP パラバドミントン“強豪国”日本

日本はパラバドミントンの強豪国。東京パラリンピックではメダル9個を獲得した。車いすの障がいが軽いクラスの梶原大暉(21)は東京パラリンピックで金メダルを獲得し、公式戦91連勝中。磨き抜かれたチェアワークが持ち味。車いすの障がいが重いクラスの里見紗李奈(25)は上半身を力いっぱい使うパワフルショットが持ち味。東京パラリンピックでは2種目で金メダルを獲得した。きょう行われた国際大会で勝利して決勝進出を決めた。梶原も決勝進出を決めた。

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野中生萌 パリ五輪代表内定は

スポーツクライミングのパリ五輪アジア予選が行われた。東京五輪銀メダルの野中生萌は2位で今大会での代表内定とはならなかった。

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W杯の躍進を盛り上がりに

女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」は3年目のシーズンがスタート。2シーズンぶりの優勝を目指すINAC神戸レオネッサはアルビレックス新潟と対戦。なでしこジャパンの田中美南が先制ゴールを決め、そのまま1-0で勝利した。そのほかの試合仙台が3-1で埼玉に勝利、大宮が1-0で相模原に勝利した。高田春奈チェアはW杯で盛り上がった中でWEリーグを日本中の人たちに知ってもらうシーズンにしたいと語った。

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(エンディング)
エンディングトーク

浜島直子さんは札幌の父親から初雪の写真が届いたと語った。

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札幌(北海道)

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