- 出演者
- 水野真裕美 関口宏 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。
台湾では昨日、総統選挙が行われ中国と距離を置く与党・民進党の頼清徳氏が選ばれた。昨夜開かれた総理集会では蔡英文総統と共に壇上に上がり「台湾が民主主義を堅持することを示すことができた。この声を中国政府も理解してくれることを望む。台湾と中国の福祉を増進し平和と共栄という目標を叶える。しかし中国の威嚇などからは台湾を守る決心も有る。」などと話した。野党・国民党、第3勢力との三つ巴となった今回の選挙戦。頼清徳氏は元内科医で台南市長を経て現在の蔡英文政権で副総統を務めている。今回の選挙では蔡英文政権の継承を訴えていた。一方で中国は新年のスピーチで改めて台湾統一に意欲を示した。中国は台湾に対し軍事的圧力を強めていて、去年は1700回以上軍用機が台湾の防空識別圏に進入した。台湾では男性に義務づけられている4か月の兵役が今年から1年に延長された。
中国の脅威について法政大学・福田教授は「圧力が常態化しており、そればかり議論してもどうだろうという雰囲気が生まれている。」などと指摘。有権者の関心は住宅価格の高騰など経済面などに集中しており、教授は「対中関係に対する台湾の民意で一番厚いのは現状維持。それよりも身近な問題が重要な問題だった。」などと指摘している。今回の結果を受け中国政府は「祖国が最終的に統一されるという大勢を阻むことはできない。」などとの声明を発表している。
- キーワード
- 国務院台湾事務弁公室法政大学
民進党の頼清徳氏が当選した台湾総統選。世界が注目する選挙だった。台湾が中国とどう向き合うかは、中国との歴史が関係している。第二次大戦後に、複雑な関係がはじまった。日本による台湾の統治が終わったあとだ。中国は中華民国。国民党政権だった。1949年、毛沢東氏率いる共産党との内戦に敗れた蒋介石は、台湾に逃れた。共産党は中華人民共和国を樹立。中華民国を名乗る蒋介石は、台湾で、自分たちが政党な政府だと主張。中国と台湾で別の政権が誕生した。独立や民主化をもとめ1986年に民進党が結成された。国民党側の親米の李登輝氏が総統選挙に当選。これ以降、国民党と民進党の二大政党制が政権を繰り返し担った。2000年には民進党の陳水扁氏が総統になった。国民党は財界をとりこみ、中国との融和路線を訴え馬英九氏が政権を奪還した。しかし行き過ぎた融和政策が反発を生んだ。2016年の総統選挙ではふたたび民進党に。蔡英文氏が総統になった。今回当選した民進党の頼清徳氏は、台中関係において現状維持の重要性を主張している。頼清徳氏は民進党のホープとして期待される。蔡英文政権では副総統であり、日本での人脈は厚いという。頼清徳氏は中国側からトラブルメーカーと批判されている。頼清徳氏は独立派だと言われているので中国側は警戒している。経済が大事だと言われていたが、台湾国民は、中国への警戒感は強かった。現状維持することが台湾の人々の結果だった。立法院では民進党は、少数与党になった。民主主義が動いた形になったのではないか。投票率は71パーセントだった。民進党が圧勝してもおかしくなかったが、国会では民進党は過半数がとれなかった。二大政党制の国だ。国民が迷ったのだろう。2つの政党ともに時代遅れだという声もある。民主主義のない中国と一緒になることはできないという声が多かった。中国は、台湾のねじれにつけ込んで社会を混乱させたいと考えるだろう。次の選挙を見計らって、統一を狙うのではないか。
安倍派は2022年にキックバック廃止の方針を決定し、5月の政治資金パーティーが開かれたが幹部の協議で継続となりキックバックが実施された。特捜部は塩谷氏らの任意聴取を行っている。若狭弁護士は違法性の認識があったことの裏返しで特捜部は幹部らが会計責任者に指示した可能性が高いとみて捜査しているという。松原さんがキニナルことは昨夜から安倍派の幹部を立件できないという報道である。幹部らは会長案件として話しているという。立件できない場合は法律が政治家を立件できないことになっていて見直さないといけないとした。元村さんは明らかにしてほしいなどと話した。藪中さんは呆れているという。
中村メイコさんが逝去した。89歳だった。2歳のときから映画に出演。「江戸っ子健ちゃん」でデビュー。NHK紅白歌合戦の司会も務めた。10年前に関口さんがインタビューした。最後の仕事は黒柳徹子と一緒だったという。テレビの創世記をする人だった。
「舟唄」、「雨の慕情」がヒットした 八代亜紀さんが亡くなった。73歳だった。熊本県八代市出身。1971年にデビュー。1980年には「雨の慕情」でレコード大賞受賞。去年9月から膠原病のため活動を休止した。元村さんは、八代亜紀さんが亡くなってから好きだったことに気づいたという。
フランスのマクロン大統領は、この日、史上最年少のガブリエル・アタル氏を首相に任命。同性愛者であることを公表している。フランスでは大統領が国の大きな方向性を決定し、首相が制作を実現するために法整備など内政を指揮するという。アタル首相は、教育相時代にはいじめ対策に力を入れ、高い人気となった。若者が首相になるヒントがあるという。世界を見ると、30代の首相は有り得るという。教育相時代、学生がアバヤをかぶることを禁止した。これからの政策に注目したいと出演者が言った。自民党の裏金問題でなぜ若手は声を出さないのか。自民党では45歳以下が青年局だ。フランスではこの10年で女性議員は10パーセントから40パーセントに増えた。日本はフランスの多様性を学ぶべきだ。
1月10日（水）、沖縄・辺野古沖での米軍基地建設。政府は”マヨネーズ並み”とされる軟弱地盤のある海底で工事に着手。7万本以上の杭を打ち込み地盤を改良。埋め立てや基地建設に反対する沖縄県に替わり国が工事を承認する「代執行」で始まった工事。玉木知事は「真摯な対話に応じることなく工事の着手が強行されたことは「丁寧な説明」とは真逆のきわめて乱暴・乱雑な対応がなされたものと言わざるを得ない」と主張。当初2300億円とされた総工費は軟弱地盤が見つかったことで9300億円に膨らんでいる。基地として使えるまでには12年かかる見通し。松原さんは「なぜ政府は立ち止まろうとしないのか。南西諸島も含めて防衛の要をさらなる負担を沖縄に負わせる中で耐えもしないまま本当に日本の安全保障政策は機能するのかと思う」
西武で活躍した松井稼頭央さんは大阪府の東大阪市出身で小学生3年生で野球を始め主に投手を務めていた。高校ではPL学園の投手で甲子園に出場されたが1993年にドラフト3位で西武に入団し投手ではなく内野手として指名され3年目からレギュラーを勝ち取っている。攻走守揃った「史上最強のショート」などと様々なタイトルを獲得。一軍選手として3度のリーグ優勝に貢献し、1998年にはMVPも獲得している。優れた身体能力でオフにはアスリートが競い合う番組で活躍。2004年にはMLBニューヨークメッツに所属し、開幕戦でメジャー史上初となる先頭打者初級ホームランを打った。度重なるケガでメジャー7年間で9回の故障者リスト入りとなっている。日本に帰り2011年には楽天へ所属され2018年には西武に戻られ同年限りで現役を引退。その後は1軍ヘッドコーチなどを経て昨シーズンから西武の1軍監督に就任しているという。今までの中で1番どこが誇らしいか聞いてみると、松井さんは「入団した西武でプロ野球選手になれると思っていなかった」などと話している。
DeNaからシカゴ・カブスへ移籍した今永昇太はメディアやファンも紹介した昨日の入団会見では第一声から会場を盛り上げていた。今永昇太は「Hey Chicago What do you say？」などと発しているが、この一文はカブスの応援歌の一部だった。力強く入団を決めた後にはファンとのイベントへ会場に姿を見せ大人気で、今シーズンの成績次第では一気にスーパースターになるかも知れないという。
パドレスの松井裕樹がリモートで会見。入団の決め手となった事については「ダルビッシュは人生の先輩で尊敬が出来る方で目指すべき人だと思った」などと話している。ナ・リーグ西地区に所属するドジャースに入団した大谷翔平との対戦については「世界最高の左打者の1人で左投げという事で多く対戦すると思う」などと話している。
松井裕樹についてスタジオトーク。松井稼頭央は「楽天時代に松井裕樹と一緒にプレイをしてたから頑張って欲しい」、大谷翔平との対戦については「最高の打者に立ち向かう姿を見たい」などと話している。上原浩治は「周りに日本人の知り合いがいないよりは先輩がいる方がやりやすい環境だと思う」などと話している。上沢直之はレイズのマイナー契約になった事について、上原浩治は「メジャー契約もあったが自分の中での条件も出しての事だと思う、メジャーに上がると給料も大きく上がるし若い子の入れ替えが多いからチャンスはある」などと話している。藤浪晋太郎について、上原浩治は「もしかしたら入団が決まるのは2月までずれ込む考えもある」などと話している。
山川穂高選手が国内のフリーエージェント権を行使してソフトバンクに移籍。これに伴いフリーエージェント規約に定める人的補償として西武は甲斐野央を獲得。人的補償とはFAで他球団に選手が移籍した場合に戦力低下の保証として移籍先球団から選手を捕獲できる制度で金銭での獲得も可能となっている。松井稼頭央は「山川はフリーエージェントでソフトバンクに行ったので三振を取れる投手なので戦力になってくれる」などと話している。
世界ランク2位の渡辺と東野のワタガシペアは準決勝で世界ランク5位の中国ペアと激突した。1ゲームずつとりあい第3ゲームで東野がスーパーレシーブを連発しポイントを取った。渡辺も相手に背を向け打ち返すトリッキーなプレイでポイントを奪う。勢いに乗ったワタガシペアが決勝進出である。
スキージャンプ女子のW杯故人第9戦は札幌で行われた。悪天候の中で行われた今大会で地元の高梨沙羅は1回目を終え8位、2回目は190mと今季最高順位の4位となった。優勝はオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒで1回目2回目ともに安定したジャンプを魅せワールドカップ通算11勝目をあげた。
全日本高校女子サッカー選手権で決勝は前回大会と同じ藤枝順心と十文字の対決となった。大会連覇を目指す藤枝順心は前半4分に相手キーパーが弾いたボールを久保田真生が押し込み先制ゴール。前半終了間際にも追加点を決めた。後半には十文字が反撃するも菊地優杏がファインセーブをした。後半30分には藤枝順心の葛西唯衣がダメ押しの3点目を決め、史上最多7度目の優勝を果たした。
全国高校サッカー選手権決勝では4回目の頂点を狙う青森山田と水色のユニフォーム滋賀の近江が対戦した。前半33分に青森山田が先制、後半には近江が同点ゴール。後半15分に青森山田が勝ち越し、相手の足に当たりオウンゴールで追加点が入り青森山田が2大会ぶり4回目の優勝を果たした。