西武で活躍した松井稼頭央さんは大阪府の東大阪市出身で小学生3年生で野球を始め主に投手を務めていた。高校ではPL学園の投手で甲子園に出場されたが1993年にドラフト3位で西武に入団し投手ではなく内野手として指名され3年目からレギュラーを勝ち取っている。攻走守揃った「史上最強のショート」などと様々なタイトルを獲得。一軍選手として3度のリーグ優勝に貢献し、1998年にはMVPも獲得している。優れた身体能力でオフにはアスリートが競い合う番組で活躍。2004年にはMLBニューヨークメッツに所属し、開幕戦でメジャー史上初となる先頭打者初級ホームランを打った。度重なるケガでメジャー7年間で9回の故障者リスト入りとなっている。日本に帰り2011年には楽天へ所属され2018年には西武に戻られ同年限りで現役を引退。その後は1軍ヘッドコーチなどを経て昨シーズンから西武の1軍監督に就任しているという。今までの中で1番どこが誇らしいか聞いてみると、松井さんは「入団した西武でプロ野球選手になれると思っていなかった」などと話している。