- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 唐橋ユミ 杉浦みずき
オープニング映像が流れた。
8月29日、米国・ハリス副大統領はこの日、大統領候補として初めてメディアの取材に応じた。この中でハリス副大統領は「最も重要な決断が行われる場に異なる考えや経験を持つ人がいることは重要だ」と述べ、大統領選で勝利した場合、共和党員の閣僚への起用を検討する考えを示した。一方のトランプ前大統領は「体外受精にかかる費用は政府が払うか、保険会社に支払いを義務付けるつもりだ」と述べ、不妊治療について言及し費用がかかる体外受精を支援する姿勢を示すことで女性や若者からの支持を広げる狙いがあるとみられる。毎日新聞・佐藤千矢子論説委員は「ハリス副大統領の人柄をアピールするだけで、政策的なものはなかった。インタビューにも応じていないので批判が集まったためCNNの取材に応じた」などと話した。
8月31日。陸上自衛隊・足立皓平2等陸尉は「笑顔で帰って行かれる姿を見て、励みになった」と語った。能登半島地震が発生した元日から災害支援に当たってきた自衛隊だが、断水の改善が進んだことからこの日の入浴支援を最後に活動を終了した。派遣期間は東日本大震災の174日を上回り、過去最長の244日。のべ114万人の自衛隊員が救助活動や復旧支援を続けてきた。仮設住宅は8月中におよそ9割が完成する予定。体育館などの一次避難所は9月末の閉鎖を目指すとしているが、今も約400人が避難生活を送っている。
台風の影響で中日対DeNAの3連戦が中止となりきのう行われたプロ野球は5試合。パ・リーグ3位のロッテと対戦した首位ソフトバンクは1点を追う展開。近藤がレフトへ14試合ぶり18号同点ソロホームランを放った。6回2アウト2,3塁で7月に支配下登録されたばかりの石塚が勝ち越しの2点タイムリーを放ちソフトバンクは連敗を2で止めた。
2位日本ハムと対戦したのは再開の西武。1点を追う8回1アウト3塁で同点のチャンスだがランナーを帰せなかった。栗山が今季第1号の逆転2ランホームランを放ち劇的な逆転を見せた西武。
楽天と対戦したオリックス。23歳になって初先発の宮城は1回に1アウト満塁のピンチを迎えるが三振。続く小郷も打ち取りピンチを逃れるとその後は変幻自在のピッチング。8回まで投げ7奪三振。無失点で5勝目。オリックスは3連勝目となった。
木曜日に首位に立った巨人は1回、1アウトから浅野がツーベースでチャンスを作る。続くモンテスがヒットを放ち1点を取った。その後も1点を加え2対0とリードをする。先発の戸郷は2回佐藤輝明を三振に抑え、4回にも佐藤輝明を三振に抑えた。5回まで阪神打線を1安打とし得点を与えなかった。2点リードのまま6回も既にツーアウト。ここから阪神の森下、大山が出塁。ツーアウト1塁2塁のピンチとなり、佐藤輝明がホームランを放ち巨人は逆転負けとなった。
2位の広島は4回チャンスで末包、矢野が出塁しその後2点を先制する。7回には菊池、矢野、末包がタイムリーを放ち、2位転落から2日で首位へと復帰した。
きのうは巨人が敗れ広島が勝ったため広島が首位へと返り咲いた。混戦を抜け出すチームについて立川さんは「広島がホームで圧倒的に強い。土のグラウンドにめちゃくちゃ弱いです。ジャイアンツは。そういう所で私はカープを一押ししてますね。」などと話した。残り17試合中6試合は巨人戦。巨人が優勝するにはと聞かれた五十嵐さんは”ベテラン菅野投手の起用”とし「今年菅野投手とても状態がいいです。これから菅野投手と戸郷投手が中4日で回る可能性が高い。彼ら2人の活躍が優勝のカギになるのではないか。」などと話した。菅野さんは何が変わったのかについて問われると「まっすぐの速さ。たぶん菅野投手は技術がもともとある投手なんですよ。去年と比較した場合体の状態がいいんだと思います。なので自分がイメージした動きができる本来の自分の思い通りのボールが投げられるっていうところが今年の成績につながっていると思います。」などと話した。
パ・リーグの順位表はソフトバンクがマジックを17としている。今週西武が今シーズンロッテに14連敗というプロ野球ワースト記録を作っている。先発の高橋光成が4回までに2失点を許し、打線はノーアウトでランナーを出しても後続がダブルプレー。2対0で負けロッテ戦15連敗となった。水曜日1点リード出迎えた8回に平良投手が暴投で同点。延長12回高橋投手が暴投2つでサヨナラ負け。16連敗となった。木曜日は佐藤龍世選手が先制のホームランを放ち途中からの大雨となった。この中でリードを守り、開幕17戦目でロッテ戦初勝利を上げた。それに対して五十嵐さんは「連敗が重なると選手がこのチームに勝たなきゃいけないっていう一心になっちゃう。守ってる方も打つ方もプレッシャーがかなり強かった。」などと話した。去年も9相16敗と大きく負け越していたが残り8試合全て勝てば去年と同じくらいの数字となる。
水曜日のソフトバンク対オリックスでソフトバンクは1点リードの7回ツーアウト満塁のピンチで先発大関に変わって、防御率1点台の津森が登板。バッターは福田。押し出しのフォアボールで1対1の同点となった。続く太田はフルカウントから2者連続の押し出しで2対1と逆転。4番の森には死球。3者連続の押し出しとなったところで降板。試合はこのまま逆転負けとなってしまった。こういう状況になるとストライクが入らなくなるのかと聞かれた五十嵐さんは「入らないわけじゃないんですよ。いいとこ投げるんですけど、バッターが粘る。結果的にフォアボールやデッドボールになってしまうのでコントロールが悪いからフォアボールという形ではない。」などと話した。1イニング3つの押し出しが津森投手だったが、ワースト記録は1イニング4つの押し出しで五十嵐さんも入っている。
パリパラリンピックが開幕。開会式はオリンピックに続き初めて競技場の外。街の中心部にあるコンコルド広場で実施された。76番目に登場した日本。海外大会では史上最多となる175人の選手たちが笑顔でパレードに参加。世界一をかけ12日間に渡る熱き戦いの火蓋が切られた。
水泳男子50m平泳ぎ(SB3・運動機能)に6大会連続出場の鈴木孝幸が出場。鈴木は最後まで先頭を譲らず。16年ぶりに自己ベスト更新で日本勢メダル第1号の金メダル獲得。鈴木は「(東京大会に続き)2大会連続でメダル第1号をいただけて大変光栄です」と話した。
水泳男子50m自由形(S11・全盲)に5大会連続出場の木村敬一が出場。力強い泳ぎを見せた木村がわずかに抜け出し1着でフィニッシュ。今大会2個目の金メダルを獲得した。
凱旋門に掲げられたパリパラリンピックのシンボルは「スリーアギトス」。アギトスとはラテン語で「私は動く」という意味で挑戦し続ける選手を表現している。今回、ロシアによる侵攻で左足を失ったウクライナ選手が出場する他、パレスチナ・ガザ地区から唯一参加する砲丸投げ選手はイスラエル兵に銃撃され、半身不随になりながらも瓦礫を使って練習を重ねてきたという。こうした選手も含めて今回のパリ大会には史上最多の168国・地域(難民選手団含む)から約4400人が参加。パラリンピックならではの競技はボッチャ・ゴールボール。ボッチャは重度の障がいがある人ができるよう考案されたスポーツ。互いに6球ずつ投げ白い球にどれだけ近づけられたか競う。カーリングに似た正確な投球や戦略が重要となる競技。ゴールボールは視覚障がい者による球技。鈴入りのボールの音を頼りに守備を行うので会場は静寂に包まれる。ゴールが決まると一気に歓声が上がるのが観戦の醍醐味。今大会で注目が集まっているのが男子走り幅跳び。これまでの健常者の世界記録は8m95cm。これを義足の選手が記録更新するのではないかと期待が高まっている。日本代表は過去最多の52個を超えるメダル獲得を狙っている。日本勢の金メダル1号となった水泳・鈴木孝幸選手はSB3と記されているが、これは平泳ぎで手足を自由に動かせないなどの身体機能に関する障がいの上から3つ目に重いクラス。今大会は障がいの種類や程度によって14のクラスに分けられている。公平性を確保するためのクラス分けが細かく行われるのがパラリンピックの特徴だが、競技数はオリンピックが32競技329種目だったのに対し、パラリンピックは22競技549種目。日本からは東京大会で金メダルを獲得した11人の選手のうち10人が参加している。出場していないのは引退表明された車いすテニス・国枝慎吾選手だけ。新たに日本の顔となっているのが18歳の小田凱人選手。四大大会4勝・世界ランク2位と優勝候補になっている。小田選手はプロを目指すサッカー少年だったが、9歳の時に骨にガンができる骨肉腫になり車いす生活を余儀なくされる。サッカー選手の夢を諦めている時に国枝選手のプレーを見て勇気づけられ”車いすテニスをやりたい!”と心から思ったそう。様々な困難を乗り越えてきた選手たちはパリの舞台で勝鬨を上げることはできるのだろうか。注目選手について五十嵐さんは「小田選手ですかね。メダルが期待されている中で楽しみ」等とコメント。
サッカーJ1。6連勝中と絶好調の2位・サンフレッチェ広島はFC東京と激突。前半5分、ボールは「紫の魔法使い」と呼ばれる新戦力トルガイ・アルスランの元へ。相手選手の股の下を通し先制ゴール。今度はキーパーの股の下を通し2点目。更にPKを決めてハットトリック達成。チームは7連勝。得失点差で上回り浦和と引き分けた町田と変わり首位浮上。
卓球のTリーグが開幕。パリ五輪で日本女子を2大会連続銀メダルに導いた平野美宇・張本美和率いる木下アビエルが去年の優勝チームの日本生命と激突。第1試合にダブルスで張本美和が登場。力強いフォアハンドでポイントを奪うなどストレート勝ち。張本はほとんど休む間もなく第2試合のシングルスに出場。相手を左右に揺さぶってからの強烈スマッシュ。キレッキレのプレーで木下アビエルが2連勝とする。勢いに乗る木下アビエルは第3試合のシングルスに平野美宇が登場。今大会がTリーグデビュー戦の16歳・竹谷美涼に苦戦を強いられ第1ゲームを落としてしまう。オリンピックメダリストの貫禄を見せた平野が逆転勝利。木下アビエルが開幕戦白星発進。
ダイヤモンドリーグで、男子棒高跳で世界新記録を樹立したスウェーデンのデュプランティスが6m26を成功し、自身10度目の世界記録達成。
バドミントンのジャパンオープンで、日本勢で唯一決勝に進んだ女子シングルスの山口茜。ストレート勝ちで大会最多タイとなる4度目の優勝を手にした。試合後、ファンについて聞かれると「試合が始まる前から茜コールがあって泣きそうな気持ちになってそれがもっと良いプレーをしようというモチベーションになった」などと話した。
ファンの声援について、五十嵐さんは「自分の持ってる以上のものを出せるのがファンの声援」などとコメント。
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