8月29日、米国・ハリス副大統領はこの日、大統領候補として初めてメディアの取材に応じた。この中でハリス副大統領は「最も重要な決断が行われる場に異なる考えや経験を持つ人がいることは重要だ」と述べ、大統領選で勝利した場合、共和党員の閣僚への起用を検討する考えを示した。一方のトランプ前大統領は「体外受精にかかる費用は政府が払うか、保険会社に支払いを義務付けるつもりだ」と述べ、不妊治療について言及し費用がかかる体外受精を支援する姿勢を示すことで女性や若者からの支持を広げる狙いがあるとみられる。毎日新聞・佐藤千矢子論説委員は「ハリス副大統領の人柄をアピールするだけで、政策的なものはなかった。インタビューにも応じていないので批判が集まったためCNNの取材に応じた」などと話した。