- 出演者
- 田中裕二（爆笑問題） 太田光（爆笑問題） デーブ・スペクター 細野敦 山中秀樹 杉村太蔵 良原安美 若林有子 小倉優子 井口浩之（ウエストランド） 河本太（ウエストランド） 若狭勝 若新雄純 森香澄 加藤久美子 泉房穂 宮崎謙介 やす子 佐藤ゆかり
オープニング映像が流れた。
自民党最大派閥の安倍派事務所に東京地検特捜部が捜索を行い、安倍派議員に任意の事情聴取を要請した。政調会長を辞任した萩生田光一氏にも任意聴取が要請され、最後の挨拶では一兵卒に戻って平場で仕事をする等と述べた。専門家は安倍派の中でも二分化されており、キックバックを受けていない無実の人たちの不満が溜まっていて崩壊してしまう状況である等と話す。また連立を組む公明党からも苦言が呈されている。政治資金規正法違反は基本的には事務方の会計責任者を対象としたもので、議員を立件する場合会計責任者も共犯に当たる場合に議員が立件できる。選挙を控えた一部の参院議員は販売ノルマ分も含めて集めたパーティー券代の全額を収支報告書に記載せずにキックバックしていた疑いがある。安倍派の高木事務総長は今年5月のパーティー前にキックバックを中止することを派閥議員に直接伝え、政治資金収支報告書に記載しなくても良い20万円以下のパーティー券の購入者に名前を報告するよう求めた事が判明した。
今週、安倍派・二階派の事務所に強制捜査が入り、裏金疑惑は大きく動いている。「政府の立場」「差し控える」は通用しない 。安倍派5人衆の4人、特捜部が任意聴取の要請。佐藤は「来年の通常国会が始まるまでに捜査が進むだろう。しかし実際に立証するのは容易でないため、1・2人どうなるかという程度の幕引きになるだろう」という。西村前経産大臣に要請がないのはなぜか。後藤は「あくまで現段階で4人。西村氏が他4人に比べ金額が少ないという。高木前国対委員長は特に詳しいのではないか」という。細野は「政治家が単に会計報告を受け了承していた程度ではダメ。物証がないと無罪になってしまう」という。
今回の問題は、キックバックされた金を収支報告書に記載せず裏金化していたという疑惑。政治資金規正法では、責任を問われるのは政治家ではなく、原則収支報告書を作成する会計責任者。国会議員を立件する場合、会計責任者との共謀があったのかがポイントになる。佐藤は「政治判断になると政治家が指示をおろしている可能性はいなめない」という。杉村は「刑事責任を問うのは難しいだろうが、政治責任はあるだろう。自民党の若手議員が誰も突き上げるような動きをしないのが逆に危機的」という。デーブは「ちゃんとしている人もいる」という。後藤は「最近の政治家と秘書が関わった事件を検証すると、口頭だけでなくデータで残るやりとりが物証にあげられている。秘書側も身を守るために残す」という。わかしんは「会計責任者が責任をとるという構造にしておきながら、忖度が遺憾なく発揮される現場。証拠はまず出てこないだろう。会計責任者はどんな人が任命されているのか」という。佐藤は「会計責任者は事務職員や秘書がやっている。人任せになっているところもあるが、管理責任は議員側にある。政治資金規正法では監査の必要がない。法改正して監査すればおかしいと気づく」という。わかしんは「野党が追求しないのは野党にも不安な所があるのでは」という。
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安倍派・二階派への家宅捜索が行われた火曜日、銀座の日本料理店で小泉純一郎元総理や山崎拓元副総裁らが会合を行った。定期的に開かれていて過去には杉村さんも出席したこともあった。山崎氏は会合でポスト岸田は石破氏や上川氏、小泉氏という話になり、小泉元総理は小泉進次郎氏には50歳になるまでは立ってはならないと話しているという。
森さんの今、派閥を辞めることに意味はあるのかという質問に対し佐藤さんは小泉大臣と、自見大臣が安倍派の大臣とは違い、収支報告書にキックバックの収入は記載していて議員としての問題はなく派閥側の問題があるという。小泉大臣の場合は法務大臣で事件の捜査の監督指揮を取る立場で派閥を辞めることに筋が通っているとした。杉村さんらは岸田さんがやる気に満ちているように見えるなどと話した。ポスト岸田は石破さん、小泉さん、上川さんの名前が上がっている。太田さんらはなぜ長老たちがそのような話をするのか、そこから意見がおりてくるのではないかなどと話した。佐藤さんは意見を形成し影響力はあるとした。
YouTubeチャンネルで対談を行うなど交流がある泉房穂氏と堀江貴文さん。今週2人のやり取りにSNSがザワついた。発端は、堀江さんが出演したネット番組での発言。内閣の支持率が低下する中政権交代はありえるのか議論がかわされたが、「泉さんに1000億円渡せば政権交代の可能性はある」とコメント。それに対し泉さんは自身が連載する記事で、そんなビックリするお金がなくても日本の政治は変えられるという趣旨で発言したが、記事の見出しが「ホリエモンも金権政治に麻痺してる」とつけられていたという。その後泉さんが謝罪し和解したという。
国会議員も務めた泉房穂さんによると、選挙対策で選挙区に数多くの事務所を構え、数多くの人を雇いいろんな形で選挙対策をするのにお金がかかるとういことだという。選挙にお金がかかるじゃなくて、お金のかけた選挙をしてるだけだと指摘。選挙では、政党に所属してなくても国や自治体から公費という形で支援してもらえるという。
佐藤さんは、政党交付金を貰ってるがそれだけでは人件費などで圧倒的に足りないという。公設秘書は3人いるが私設秘書も雇っているため自腹で払っているので、資金力がある人が有利になる選挙になるのが問題だという。混同してはならないのは、選挙期間中に使えるお金は法律で定められているが、政治活動期間は青天井なため多く出たほうが有利になるような活動展開ができるという。ここに総人件費に上限を設ける法改正が大事だという。通常国会で、公職選挙法の改正、政治資金規正法の改正はやるべきだとした。若新さんは、ある研究で一切選挙に金が使えないという法律にするとほぼほぼ現職しか受からないというデータがあるという。新人を受からせるためにはお金のあるスポンサーを付けないとチャンスがないという話があるという。
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スマートキーの電波を車両まで飛ばし開錠するリレーアタックとCANに配線を接続しアクセスするCANインベーダーなどの盗難手口がある。加藤久美子はリレーアタックを防ぐ方法として、電子キーを金属の箱に入れて保管することを紹介した。
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