2026年2月17日放送 2:10 - 2:40 テレビ東京

ザ・ドキュメンタリー
ヒグマを越えさせない〜箱わなの匠・つなぐ境界線〜

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

ザ・ドキュメンタリー
ヒグマを越えさせない〜箱わなの匠・つなぐ境界線〜

10月下旬、準備をして向かっていた原田勝男さんは猟師。向き合うのはヒグマで、85歳にして現役だと言う。去年北海道では、ヒグマの目撃が相次ぎ、人への被害も報告された。この道50年の原田さんは強い危機感を抱いていた。7万人が暮らす岩見沢がで原田さんの仕事場。北海道のほぼ全域に生息するヒグマ。大きな雄は体長3mで、体重は400キロに及ぶ。この10年間で100頭以上のヒグマをとらえてきた。年金と市からの報奨金で生計をたてている。銃は使用せずに鉄製の箱罠を使用して、ヒグマが好む餌を仕込む。この日は、設置した罠にを見に行く日。するとそこに一頭のヒグマが入っていた。仕留めるのに使うのは電気槍。一気に大量の電気を流し込むという。罠にかかったのは、体長1.8mのメス。岩見沢市の隣で生まれ育った原田さんは地元の中学校を卒業し、鉄工所に就職。30歳で建設機械を扱う会社を立ち上げ、その頃に猟師免許を取得。原田さんにとって憧れだったというが、経済的余裕ができた50代の時に猟師1本でやっていこうとした。事故が起きたのは60歳の時。鹿をとるために山にはいった秋、体長1.5mほどのメスに背後から襲われた。すぐに病院に運び込まれ、18時間にも及ぶ緊急手術。生死をさまよった。利き手が動かなくなったが、再び稜に出たいという執念でリハビリを開始、左目の視力は失ったものの、事故から1年後に現場に復帰。

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ヒグマ毛陽町(北海道)

原田さんの罠の仕掛け方にはこだわりがあり、ゾーニングは人郷とヒグマの生息域の間におく境界線を入り。境界線に沿って箱罠を仕掛ける。ゾーニングを始めた理由に原田さんは数を取りたいなどという思いはないと答えた。2007年にはNPO法人を設立しゾーニングを進めてきた。原田さんの地域ではゾーニングを取り入れたことで年間3000万円あった農作物の被害が10分の1にまで減少。人への被害もでていない。この日は別の箱罠にも。さらにメスのヒグマは繁殖をするために仕留める必要があり、一度人里におりたクマは降りることを覚え、子グマを仕留めるのもやむを得ないという。全国各地で相次いだクマによる被害。北海道では、去年福島町で新聞配達をしていた男性が襲われ命を落とした。知床では登山中の男性が襲われて死亡。その後もヒグマの出没は相次ぎ、9月には、銃よる駆除を判断する緊急銃猟が始まった。原田さんには活動をサポートしてくれる二人の弟子がいる。菅野敦さんは30歳の時に原田さんに出会った。藤嶋裕介さんは大学で野生動物の研究をしていた時に、新聞で原田さんを知って弟子入り。気が短く、我が道を行くタイプだが、70歳を過ぎた時に弟子を育てる使命感を感じた。

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ヒグマファーミングサポート北海道斜里町(北海道)福島町(北海道)西区(北海道)

家に戻ったのは日が傾きかけた頃。一日で4頭捉えたが、珍しく多いという。原田さんの妻のハルヱさんとは50代で再婚。原田さんが一目惚れし、猛アタック。常に支え合う間柄だという。この日は夫婦そろって出かけるというが、ハルヱさんはがんで10年前に余命宣告をうけた。長い闘病生活に妻の送り迎えは原田さんの役目。同じ頃、ヒグマの新たな痕跡に、いつも見回っている養鶏場で17羽の鶏が襲われた。冬眠を控え、ヒグマは活発に動き回る時期で、目撃情報をもとに7つの箱罠の設置を考える。地形や風向きも計算し餌にも工夫をこらす。養鶏場を襲ったヒグマの足跡は幅16センチで、巨大なオスと見られている。

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ヒグマ

ヒグマが養鶏場を襲った場所から4キロの場所で罠にかかっていたのは大きなオス。足の大きさは養鶏場を襲ったクマとは足形が一致せず。原田さんが立ち上げた団体に異変があり、向かったのは岩見沢市から車で2時間ほどの共和町。ヒグマの被害に悩む町が原田さんに指導を求めて来たという。人口5000人ほどの共和町も農業の町で、その農作物の被害は200万円を超えた。町ぐるみで原田さんのノウハウを学ぶ3カ年企画が動き始めた。3週間後に原田さん再び共和町へ。この日は勉強会で、猟友会のハンターや、大学生が参加した。一年目の今年は、鹿対策が中心。ゾーニングへの理解を深めてもらうことが、2年目以降のヒグマ対策にもつながる。北海道で狩猟免許を所持している人は1万3000人で、4割が60歳以上。高齢化はさらに進む。原田さんは危機感を感じており、若者の育成へと駆り立てる。

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ヒグマ共和町役場共和町(北海道)

原田さんは、休日にやってきたのは、サウナ。ここはゾーニングで守っている部分だという。ゆっくりと英気を養っている。11月上旬に原田さんは冬支度をしていた。

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ヒグマメープルロッジ毛陽町(北海道)

12月上旬に原田さんは冬支度をしていた。冬の間に他の動物が入らないように一つ一つ閉めていく。しかし気がかりなことは、養鶏場を襲ったヒグマがまだ見つかっていない。身体が動く限りこの仕事を続けていくという。

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ヒグマ毛陽町(北海道)
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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