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オープニング映像。
東京・池袋に家に帰りたくないという若者を引き受ける人たちがいる。池袋の片隅にあるシェアハウスが受け入れている多くが親の虐待などを逃れてきた若者だそう。初期費用はゼロで、費用は3万5000円の家賃と光熱費のみ。それすら難しい場合には免除する場合などもあるそう。シェアハウスを運営するNPO法人の事務所には助けを求める声が頻繁に飛び込むそうで、相談のほとんどが10~20代で、内容は家を出たいか、出たもののどうにもならないのいずれかだそう。NPOの代表が運営する一軒家には似通った境遇の6人が生活している。代表やスタッフは4か所のシェアハウスをしばしば覗き住人の暮らしぶりを見守っていて、時には悩みを聞いたり通院に付き添うことなどもあるそう。
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NPO代表の荒井さんが今の生き方を選んだきっかけは学生時代に経験した学習支援のボランティアで、生活困窮家庭の中学生を通して過酷な現実を知ったそう。また大学が楽しくなく、親とも仲が悪かったときに居場所を見つけたと思ったなどと話した。入居者のユウタさん(仮名)は人と話すことが怖く、就職活動に失敗して引きこもっていた時期にこのシェアハウスを知り入居したそう。目下の課題は就職活動で、声を出して面接試験の心得などを読み上げて対策していた。スーツを取りに実家に戻り父親と対面すると話題は就職のことになり、自身の成長を訴えた。これはユウタさんにとって大きな進歩だったようで、いつまでも親のせいにしていても前に進まないので自分をどう変えるかを考えたいなどと話した。迎えた面接試験当日、約50分オンラインで面接を行った。結果は不採用だったが、少しずつ変わりながら今後も就職活動をやっていきたいなどと話した。
シェアハウスを飛び出し、何事もなかったように舞い戻ったタクヤさん(仮名)には子どもがいるそう。一年ほど前に上京したタクヤさんと妊娠していた彼女は所持金7万円で、たどり着いたのはネットカフェだったそう。そこでまもなく臨月の彼女をネットカフェに宿泊させてタクヤさんは野宿を選び、公園の無料Wi-Fiで妊婦を保護してくれる団体を探したそう。その後見つかった団体で出産し、母と子はいま別の団体に身を寄せているそう。タクヤさんは自分で稼いだ金で子どもを育て、一緒に住めるぐらいにはなりたいなどと話した。
ひと月ぶりに会った親子3人。タクヤさんは息子の誕生日にオモチャのスマホをプレゼントした。奥さんはとりあえず家族3人で住めればいいと思っているなどと話した。2024年元日、荒井さんはサンカクシャで年を越した若者たちを連れて実家を訪れた。
正月、行く当てのない若者を連れて荒井さんは実家を訪れていた。そこで親とは口も聞きたくない状態から今でjは話すようになったので、親も変わるし自分たちも変わると思うなどと若者たちに話した。また家族の代わりになるセーフティネットの一つになればなどと話した。
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