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オープニング映像。
宮大工養成塾の塾生たちは高校出たての18歳から20歳までの若者ばかり。3年生になったばかりの片山くんはこの春入塾した新入生に朝のルーティンを教える。同時に別の3年生が朝食の準備をしていた。神社仏閣に携わる者は神仏に使える者。食事の前は食べ物に感謝を捧げ、互いに背中を向けたまま黙食。朝6時半になると職人の心得唱和が始まる。卒業までの3年間は気の散るスマホも禁止。長髪がトレードマークだった石井くんは頭を剃って気合を入れ直した。片山くんは宿題だった木組みの提出が間に合わなかった。何かを掴むチャンスをあげるため、塾長の金田さんは片山くんを岡山西大寺校に送り出した。できたばかりの彼女は岡山市に暮らしている。新しい寮で岡山校の塾長になった田中さんとの生活が始まった。
新たな塾が立ち上がる西大寺は1200年ン以上の歴史を持ち、県の重要文化財にも指定された三重塔を擁する寺。寺から敷地を借りて立ち上がるのが岡山校だった。校舎もまた、塾生たちによるゼロからの手作り。建設開始から3週間経っても現場は遅々として進まなかった。原因は田中さんが塾生たちに的確に指示を出せず自分の仕事に熱中してしまうことだった。人見知りな自分、人に指示できない自分を捨てるため、田中さんは翌日の綿密なシミュレーションを始めるようになった。平均年齢20歳の若者たちは木造りの校舎を完成させた。
岡山校に移籍した片山くんは正月にできた彼女との初デート。2人はしょうがっこうからの幼馴染。付き合ってほしいと切り出しのほうはあやかさんの方からだった。
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映画「隣のステラ」の告知。
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2025年7月、西大寺の住職が2人に依頼したのは念願だった風鈴棚の製作だった。片山くんは接客まで手伝った。片山くんはわずか4ヶ月ですっかり地元の人気者に。立ち上がったばかりの岡山校に早くも入塾希望者が。
できあがったばかりの岡山校に初の入塾希望者がやってきた。教える片山くんにも本来の面倒見の良さが出ている。金田さんは直営の校舎で副棟梁みたいな形でリーダーシップを取ってもらいたいと話した。頭を丸めて気合を入れた石井くんにも就職の誘いが。
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