- 出演者
- 中山秀征 手嶋龍一 北澤豪 渋谷和宏 佐藤梨那 岩田絵里奈 河出奈都美 玉城絵美 安村直樹
月曜日東京に木枯らし1号が吹いた。おととい金曜日は立冬で暦の上では冬の始まり。この時期に心配なのはインフルエンザの流行。厚労省によると全国のインフルエンザの患者数は5万7424人(先月27日~今月2日)。去年より流行が1か月早くなっている。宮城・神奈川・埼玉などは「警報レベル」に迫っている。神奈川県川崎市の多摩ファミリークリニックでは火曜日に約50人の患者がインフルエンザ陽性と診断された。厚労省は手洗い・マスク・換気など感染対策を呼びかけている。
ドジャースの大谷翔平がおととい、3年連続、4度目のシルバースラッガー賞を受賞。各ポジションの最も優れた打者に贈られる賞で、大谷は指名打者部門で選出。イチローを抜いて日本選手最多受賞。放ったホームランは自己最多の55本。32号はスタジアムをこえ海で待つファンのもとへ届いた。9月に球団新記録の55号。ワールドシリーズでもチーム最多3本のホームランを打つなど年間を通し打撃でチームを引っ張った。ナリーグ優勝決定シリーズ第4戦で放った場外ホームランボールは今月5日から22日、オークションに出品。オークション会社は1億5000万円から3億円での落札を見込んでいる。
先週、トランプ大統領が国防総省に核兵器の実験を指示したことをめぐり、ロシアのプーチン大統領は5日、「アメリカなどが核実験を行えば、ロシアも相応の対応をとる」とした上で、核実験の準備について可能性を検討するよう高官らに指示した。ロイター通信によりますと、旧ソ連が1990年に実施したのを最後に、ロシアは核実験を行っていない。ロシアは先月、巡航ミサイル「ブレベズニク」と核魚雷「ポセイドン」の実験を成功させている。
新潟県湯沢町の温泉旅館の駐車場で宿泊客がクマに襲われる被害があった。警察によると襲われたのは県外から訪れた男性でクマは別の温泉施設の方向へ逃げた。周辺は温泉街で警察と町が警戒を呼びかけている。山形のJR新庄駅構内の新幹線車庫にクマが居座っているのが見つかった。市などが箱わなを設置し捕獲された。この影響で山形新幹線は一部列車が区間運休。
2025年新語・流行語大賞ノミネートが発表された。「エッホエッホ」は急いで何かをしなければいけない様子を表す際に使用される。「ビジュイイじゃん」はM!LKの楽曲で「ビジュアルがいい」を略した言葉。手越祐也、シナモンロールらが真似をして踊る様子がSNSで出回り人気となった。閉幕した大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」、「チャッピー」、「高市総理の言葉「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」もノミネートされている。
オープニング映像と出演者らが挨拶しコメンテーター・手嶋龍一、石山アンジュ、玉城絵美、伊沢拓司らを紹介した。
インフルエンザの感染者が前年の2倍。神奈川県では警報レベル。
ジャーナリスト・手嶋龍一による解説。ロシア軍が今、ウクライナの前線で激しい攻撃を加えており、停戦を求めるアメリカとの関係が、今、急速に冷え込んでいる。アメリカのトランプ大統領が「核実験の準備は」というのに対して、今度それを受けるような形でロシアも「軍の当局に準備を」ということになっており、今、核実験という分野に範囲を広げて、ロシアとアメリカの関係が険しく、米ロ双方が核のやいばを突きつけて対立をする、冬の時代に逆戻りしてるのではないかと心配しているという。トランプ大統領は就任時「自分ならば世界中の戦争全部やめてみせる」と豪語。アラスカに今度はプーチン大統領を招いて話し合い、うまくいきかけたが依然としてロシアが強硬姿勢を崩さない、ならばということで、それ以降、急速に関係が悪くなってきているという。アメリカは核実験を行うといっても、実際の核爆発を伴わない直前の臨界前核実験というだが、これでいこうというふうに、エネルギー省のライト長官は言っている、今後さらに、情勢が悪くなってきたら、双方の応酬で、核実験を伴う実験が行われる可能性はあるという。
手嶋龍一によるカイセル。実際に核実験が行われることになれば死の灰が降って、米ロ両国だけじゃなくて世界中に降り注ぐということになってしまう。日本は言うまでもなく、広島、長崎の惨劇を体験した唯一の国なのだけど、それだけではなくて、1954年のことだが、南太平洋のビキニ環礁の周辺で操業していた静岡県焼津港の漁船、第五福竜丸というのが被爆をして、無線長だった久保山さんという方が日本に帰ったあとに亡くなるという事件も起こっている。この第五福竜丸というのは、実は日本では忘れかけているのだが、アメリカの大学生と話したときなんか、福竜丸、ラッキードラゴンというんで、そういうふうに呼ばれたり、まだやっぱり世界の人々は忘れていないということなのだ。この原水爆の惨劇を、身をもって知る日本はあらゆるレベルの核実験を禁止すると、これCTBT(包括的な核実験禁止条約)を批准をする推進役を担ってきただが、今こそ、やっぱり日本がそういう核実験の禁止のために先頭に立つ、そういう責務を担っていくべきだろう。
昨年、日本は被団協がノーベル平和賞を受賞して、被ばく者の方々が大切に語り継いできた、この歴史というものがこれまでのこの核なき世界っていう国際秩序を作ってきたが、それが一瞬にして壊されるような、こういった発言というのは、やっぱり、見過ごすべきではないと思うし、やっぱり日本というのは、やっぱり唯一の被爆国であるという、そこに明確な姿勢をしっかり示すべき。一方でトランプさんが先週来日してという中で、高市政権がこの核という発言に対しても、明確なスタンスを示されてないという印象を受けますし。トランプさんに対して、ことしの平和賞を推薦するというようなリップサービスもあってという中ではまあ、日本の安全保障だけを考えれば、もちろんバランス必要だとは思うだが、でもやっぱり言わなきゃいけないところは、しっかりスタンスを示すべきと訴えた。
「新語・流行語大賞」のノミネート30の言葉についてスタジオでトーク。玉城絵美は「社会制度とか経済構造とか、メディア構造とか、そういった変化を示すことばが多くなって、文化というよりは構造変化みたいなふうに、ほかにもいろいろ出てきてるだが、ちょっとそういう変化を感じつつも、私が気になるのは、特にチャッピー(ChatGPT)がすごい気になる。」とコメント。
日経トレンディ2025年ヒット商品ベスト5。せいろブームが第5位にランクイン。食材を入れて蒸すだけという手軽さや油を使わないヘルシーさが特徴。そのまま食卓に出しても華やか。
第4位は平成女児売れ。平成に女児だった世代が当時流行したアクセサリー付きのお菓子セボンスターや、たまごっちなどを再び買い求める。
第3位はNintendo Switch2。初代から映像が鮮やかになるなど進化。後継機として異例のヒット。
第2位は国宝。歌舞伎の世界を描いた映画。興行収入は168億円突破。
第1位は大阪・関西万博withミャクミャク。一般来場者数2500万人超。関連グッズの売上も後押しし運営収支は230億円以上の黒字が見込まれる。
日経トレンディ発表のヒット予測トップ10の中から経済ジャーナリスト、渋谷和宏さんが注目アイテムを解説する。ヒット予測 10位は、人気ゲーム、ポケットモンスターのシリーズ最新作、先月発売された「Pokemon Legends Z--A」。第9位に選ばれたのは、価値が安定した仮想通貨「ステーブルコイン」。金融庁がおととい、メガバンクなどが検討しているこのステーブルコインの共同発行に向けた実証実験を支援すると発表し今後、ますます注目されそうだ。続いて第8位は商業施設などの屋内で芝生や砂場などが楽しめる体験型施設「のびっこピクニック」。渋谷さんは「屋外の芝生広場を屋内に避難させた。空調が効いてる中で、熱中症などのリスクをゼロにして楽しもうということ」と説明した。2026年ヒット予測、第7位は、飲食店向けファストパス「Suisui」。超人気店でもお金を払えば入店待ち時間がほぼゼロになるサービス。東京駅八重洲地下街にある東京ラーメン横丁ではすべての店舗で導入されている。続いて第6位は、常温保存生パスタ。ことし8月に発売。もちもち食感の生パスタが常温でおよそ8か月も保存できる。しかも、水も鍋も使わず、電子レンジで2分温めるだけ。
日経トレンディが発表した2026年のヒット予測。アメリカ発のマウスウォッシュ、ザブレスコ。海外の若者層を中心に話題。世界で売り上げを伸ばし続ける口臭対策に特化したマウスウォッシュが、ついに日本に上陸した。ヒット予測4位は「生成AIショッピング」。AIがユーザーの好みや行動を理解し、最適な買い物を提案してくれる。楽天トラベルでは、AIを使った宿泊施設の検索が可能にんく。予算3万円で紅葉を楽しめる温泉など、希望を入力するだけで条件に合った宿をお勧めポイントとあわせて紹介してくれる。第3位は。スプレー型香水自販機。名前のとおり、香水を売る自販機なのだが、お金を入れてボタンを押すと。1回分の香水がスプレーで噴射される。海外ではすでに有名ブランドも出店。運営会社によると、日本では、来年以降、百貨店などに設置される予定で、料金は1プッシュ200円から500円程度になる見通しだ。ヒット予測第2位は中古EV、つまり中古の電気自動車。これまで中古EV車はバッテリーの劣化状況が分かりにくく、査定額が低くなりやすいことから市場での流通量が限られていた。しかしことし、バッテリーの劣化度をおよそ10秒で診断できるサービスが登場。これにより、消費者が安心して中古EV車を購入できる環境が整ったということで、今後の市場拡大が期待されている。さあ、いよいよ第1位の発表。その前に。惜しくもトップテン入りならなかった渋谷さん注目のアイテムをピックアップ、それが、11位の夜ヨーグルト。朝ヨーグルトを食べる人というのはもう飽和状態になりつつあると思う。小岩井乳業はマヨネーズのように搾りだすヨーグルトを開発。
日経トレンディ2026年ヒット予測ランキング、トップに輝いたのは「多言語リアルタイム翻訳」。タイムラグなどの課題があった音声翻訳サービスで、9月に登場したコエフォントはAIが文脈まで理解して即座に翻訳。リズムを損なわない自然な会話が可能になった。実際にスムーズなインタビューができるか、検証してみた。ことしは訪日旅行者の数が、4000万人突破インバウンドの人への接客サービスとか、医療機関の人たちもリアルタイムの翻訳って欲しかった、一気に普及していくんじゃないかという可能性を語った。
日経トレンディ2026年ヒット予測ランキングについてスタジオトーク。11位は夜ヨーグルト。とうふ感覚ヨーグルト YOFUについて中山秀征は、味はヨーグルトだが醤油や生姜が合うなどとコメント。手嶋龍一は4位の生成AIショッピングに注目。経済ジャーナリストの渋谷和宏によると、これを使いこなすかは21世紀を生き抜くコツなんだそう。石山アンジュは3位のスプレー型「香水」自販機に注目し、面白い発想などとコメント。玉城絵美は6位の「常温保存」生パスタに注目し、さっと作れるなどとコメント。伊沢拓司は迷ってる時間をお金で解決する系が多いなどと分析。
