2025年10月6日放送 16:48 - 19:00 テレビ朝日

スーパーJチャンネル
井澤健太朗と森山みなみが<ニュースのハテナ>を深掘り

出演者
久保田直子 井澤健太朗 久能木百香 田原萌々 佐々木快 森山みなみ 藤田大和 
(ニュース)
高市新総裁「夕方には内示」

自民党としては連立の交渉相手の本命は日本維新の会から国民民主党に移ったとみられる。麻生最高顧問は、岸田政権時の2022年にも国民民主党と連立に向けた協議を水面下で進めていたこともあって太いパイプがある。また、関係者によると国民民主党の榛葉幹事長は総裁選前に公明党の幹部とも会談したという。しかし、ここへきてこれまでの連立のパートナー、公明党が保守色の強い高市さんに警戒感を強めている。公明党の斉藤代表は高市さんと会談した際に、日本維新の会が掲げる副首都構想や靖国神社参拝などを挙げ懸念の解消なくして連立政権はないと注文を付ける異例の事態となっていて自民党内からも、公明党が離れた時にどうするか本気で考えたほうがいいとの声が上がっている。一方、野党各党にもそれぞれの思惑があるようだ。日本維新の会は、小泉さんを前提に秋の臨時国会での連立入りも視野に水面下で動いていたため、高市さんに決まったのはいわば想定外だった。ただ、政策実現の原動力となる連立自体を全く考えなくなったというわけではなく、副首都構想、社会保障改革などでどこまで協力体制を築けるか見極めたいとしている。一方で、国民民主党は政策的に近い高市さんに決まったことでチャンス到来とみている。連携の試金石としてきたガソリン減税や年収の壁引き上げなどについて幹部は早速「高市さんなら問題なく進めてくれるだろう」と期待を寄せている。ただ、実際に連立となるとハードルは上がる。支持母体の連合は連立入りはあり得ないと牽制していて来週にも予定される臨時国会で早くも連立するということはなさそうだ。

早速、高市氏就任の効果は市場に出ている。外国為替市場では円安が進み一時1ドル150円台に。積極財政への期待感から一時日経平均株価は4万8000円台にまで値上がりし、終値も4万7944円と最高値を大幅に更新している。街の人に高市総裁について聞くと「期待もある物価高に苦しんでいるし、株価が上がっても自分には関係ない」「女性総裁を世界にアピールするのは嬉しいが麻生さんに助けられるのでは刷新感が薄い」という声の一方で初の「初の女性なので女性の気持ちを分かってくれるんじゃないかなとは思ってる」と期待する声も上がっている。。また「リーダーシップで物価高対策を進めてほしい」という声も上がっていた。

速報 “列車衝突” 帰宅ラッシュ直撃

東急田園都市線の衝突事故で先ほど、国の運輸安全委員会は今日中の調査終了は難しいとの見方を示した。東京・渋谷では帰宅時間帯をいよいよ迎えようというところで、バス停へと向かう方の激しい往来が続いている。薄暗くなってきた渋谷駅前ではいよいよ、事故の影響が次の日の夜にも及ぼうとしている。昨日の午後11時過ぎ、夜遅い時間帯に事故は起こった。梶が谷駅に向かう上りの普通列車が停車していた回送列車に衝突した。衝突された回送列車の運転士は見習い期間中だった。影響の範囲は広範囲に及び上下線ともに渋谷駅から鷺沼駅間で現在も運転を見合わせ。東急大井町線も二子玉川駅から溝の口駅の間で運転を見合わせている。

通勤客らは改札前で止められ、他の移動手段を求め行列は階段まで及んだ。周辺の線路沿い付近の歩道は人で埋め尽くされた。電車ではない代替手段ということで、電動キックボードをレンタルして渋谷駅に向かう方々の姿もあった。事故のあった沿線付近では自転車の貸し出しは午後4時までほぼない状況が続いている。渋谷駅東口のバスターミナルでは世田谷区方面へと向かうバスが人が乗り切れないほど、たくさん乗っているという状況が朝から夕方、現在に至るまで続いている状況だ。

速報 渋谷 バス待ちの列 さらに長く

東京・渋谷駅から現在の様子を中継で伝えた。バスターミナルには世田谷方面へと向かうバスが1台到着した。10分間で3回目のバスが到着したが、それでも1台では乗り切れないほどの列となっている。普段はこの時間帯では17~8人の乗客だが、今日はその7~8倍ほどの人数が今、並んでいるという状況で、その7割が「普段は田園都市線を使っている」と話していた。仕事帰りの方々も加わりその列は伸びており、奥の右側に見えている「渋谷中央街」と呼ばれる繁華街のほうにも一時、列は延びていた。まもなく事故から20時間が経過しようというようなタイミングとなっているが、依然として再開のめどは立っていない。運輸安全委員会によると「今日中の調査終了は難しい」というような情報も入ってきている。

最新news
前橋市長 “進退”明言せず

前橋市の小川晶市長は、きょうも進退について明言を避けた。小川市長はきょうの会見で進退について、「現時点では答えられない」とも述べた。先週金曜日には議会の全ての会派から、進退を判断するよう求める申入書を受け取っていた。

(ニュース)
相次ぐ被害 観光地の“落とし穴”

世界遺産の白川郷で、観光客がクマに襲われた。専門家は「観光地ならではの落とし穴がある」と指摘する。正午前の福島市では、親のクマと子どものクマとみられる2頭が、時おり車の前を横切りながら走っている姿が撮影された。こちらも親子だろうか。札幌市の住宅に設置された防犯カメラに映っていたのは3頭のクマ。函館市のお寺でも親子とみられるクマが移っていた。そして北海道中央部・芦別市の住宅街では、道路をゆうゆうと歩く巨大なクマが見られた。まさに今ごろからが食欲が増して活発になる時期。岐阜県の世界遺産・白川郷では、村のあちこちに「くま危険」「クマが出没」と注意を呼びかける掲示が設置された。きのうの午前8時半ごろ、スペイン人の男性観光客がクマに襲われた。それも集落を南北に貫く主要な道路の付近でだった。合掌造りの家屋で知られ、世界各地から観光客を引き付ける白川郷。集落を俯瞰して見られる展望台は特に人気のスポットだが、シャトルバスは運行を休止。展望台に通じる道路も通行止めになっている。スペイン人の男性を襲ったクマは、体長約1mの子どものツキノワグマとみられている。草むらから出てきて背後から襲いかかった。スペイン人男性は右腕を引っかかれる軽傷。今年は山にエサが少なく、クマの出没が多いという。

追跡
相次ぐ被害…“ねぐら”を探せ!

温泉地・湯河原町では、サルによる被害が収まる気配がない。凶暴なサルの群れを観察し、行動を追跡。群れを追跡するとまさかの隠れ家の存在が。

人を恐れず…やりたい放題

神奈川県湯河原町は関東有数の温泉地で今、深刻な問題となっているのが頻繁に町に出没するニホンザル。物を壊したり人に襲いかかったりするなど、サルによる被害が拡大している。取材班は凶暴なサルの群れを観察し、その行動を徹底追跡。すると隠れ家の存在が見えてきた。神奈川県の調査によると、湯河原町には親ザルから小さな子どものサルまで19頭のニホンザルの群れが生息。広大な範囲でサルは活動しているとみられており、その中には温泉宿が建ち並ぶエリアも入っている。流甘味むろさだではつい最近、被害に遭っていた。突如、店内に侵入したサルに、大切な商品を盗まれてしまったという。こうした住居侵入や物品の強奪など、生活被害が相次いでいる。まるや名産店の店主は、おもちゃの拳銃を使ってサルを追い払おうとしていた。被害が相次ぐ温泉地を取材中、取材班の目の前にサル軍団が現れた。まさにやりたい放題。そしてカメラに向かって威嚇するサル。人を恐れる様子は全くない。湯河原町では今年、サルに威嚇される、引っかかれるなど、人への被害も相次いでいる。町は遭遇しても目を合わせず、背中を向けないよう注意を呼びかけている。ある女性はサルの苦手なヘビのおもちゃを置いたところ、撃退に成功したという。

相次ぐ被害…なぜ“狂暴化”?

人を恐れず住民の生活を脅かすまで行動がエスカレートしているサル。なぜ今、この温泉地で被害が相次いでいるのか。湯河原町周辺では1950年代から約20年間にわたり、観光客が野生のサルに餌を与えるなど、継続的な餌付けが行われていた。その結果、サルが「山より人里の方が食べ物がある」と学習し、頻繁に人里に下りてくるようになってしまったのではという。それがなぜ人を威嚇したり襲ったりするようになったのか。その背景には近年の猛暑が関係している可能性がある。猛暑の影響で山にエサが少ないことから、人間の食べ物を奪うなど凶暴化が進んでいるとみられている。

執念の追跡で“驚きの実態”

人間の食べ物の味を覚えたサルの群れ。被害拡大を食い止めるためには、ねぐらとなっている場所を見つけ出し追い払う必要がある。取材班は群れを観察し、サルの1日の行動を徹底追跡することにした。午前6時ごろ、目撃情報の多い川沿いのエリアを捜索すると、ニホンザルの群れに遭遇。街のいたるところに分散し鳴き声をあげている。これは互いの位置を確認するための行動。そしてゆっくりと北の方角に移動。午前7時ごろ、屋根に立ち周囲を見渡すサルの姿があった。19頭の群れの中でも特に大柄でリーダー的存在のよう。何かを物色するように周囲を見渡すと、慣れた手つきで雨どいを伝い、屋根から下りていく。すると次の瞬間、早朝の住宅街に響く住民の悲鳴。大胆にも盗んだバナナを住宅の庭先で食べる大柄なサル。午前8時前、車や人の往来が増える時間帯になると、サルの群れは住宅の間や用水路を通って人目の少ないエリアへ移動。その後もサルを追い続けたが、木々が生い茂る場所で姿を見失った。住宅で食料を奪いおなかを満たしたサルはどこへ向かったのか。住宅地の近くにねぐらを構えている可能性が高いとのこと。

“空き家”を拠点に行動か

姿を消した場所の近くにサルのねぐらがあるかもしれない。取材を進めると驚きの実態が。サルを見失った先にあったのは塀で囲まれている巨大な建物。かつて病院だったが、現在は使われていないという。その周囲にはサルがいた痕跡があった。近隣の住民に話を聞くと、「サルが夜寝るときに、みんなその病院へ来て寝るみたい」との重要な証言を得ることができた。近くの住民によると、かつて患者からサルへのエサやりが頻繁に行われており、病院が使われなくなってからもサルがこの場所に集まってきているのではという。ねぐらに関する証言は市街地でも。案内されたのは空き家。サルの目撃が特に多い場所のよう。周辺では空き家からサルが出入りしているのが目撃されていた。近隣住民が撮影した映像には、空き家周辺を徘徊するサルの姿も映っていた。そこで近隣住民に許可をとり、目撃のあった空き家の近くに4台の定点カメラを設置。すると庭でくつろぐサルの群れの姿が映っていた。日が暮れた後も長時間にわたり居座る群れの様子が記録されていた。湯河原町の空き家率は34%を超え、神奈川県内で最も高い割合。近隣住民によると、こうした空き家がサルの隠れ家になっている可能性があるという。今回取材した空き家周辺には、実りを迎えた柿など手軽に栄養を摂取できる環境があった。住宅街の中にあり、他の外敵もいない空き家は、サルにとって好都合な場所なのかもしれない。専門家は「こうした状況は湯河原町に限ったことではない」と指摘する。こうした事態に湯河原町は全頭捕獲の要望書を神奈川県に提出。神奈川県も群れの動向を調査しながら、全頭捕獲に向け慎重に議論したいとしている。

(ニュース)
速報 生理学・医学賞に坂口志文氏

今年のノーベル生理学医学賞に大阪大学特任教授・坂口志文さんが選ばれた。ウイルスなどの外敵から体を守る仕組みである免疫が自分自身を誤って過剰に攻撃することにブレーキをかける制御性T細胞を発見。個人での日本人のノーベル賞受賞者は4年ぶり、アメリカ国籍を取得した人を含め29人になった。

なるほど!ハテナ
団子も“セルフ焼き”時代へ

宇都宮市より月の映像を中継。今日は中秋の名月。創業87年の亀屋万年堂総本店で売れていたのはお月見団子のセット。渋谷区の味甘CLUBではセルフで味わうお団子が人気。

新感覚“沈む団子”とは?

ひいらぎ銀座本店のお団子の特徴は「沈む」。ひいらぎ銀座本店・高橋亜利沙マネージャーは「年齢を問わず楽しんでもらえるよう作った」などと述べた。液体みたいに伸びるお団子は外国人観光客にも人気。

スタジオトーク

森山南は「温かいとよりおいしい」などとコメント。

世界のnews
街のみ込む高潮で19万人避難

昨日、中国南部の広東省に台風21号が上陸。広東省は今年7回目の台風上陸。地元当局によると19万人以上が避難を余儀なくされている。

空から“炎の雨” 正体は?

中国・湖南省で行われた国慶節を祝う花火大会。ドローンの制御ミスで花火を誤って発射。地元当局によると火災は直ちに消し止められ、けが人も報告されていない。

WEATHER
気象情報

テレビ朝日屋上の中継映像を背景に全国の天気予報を伝えた。台風22号が発生、関東に接近する恐れ。

newsタイムライン
脱線で“通勤直撃”

昨日午後11時過ぎ、田園都市線の梶が谷駅に向かう普通列車が停車していた回送列車に衝突。回送列車には見習い運転士と指導係が乗車していた。

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