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オープニング映像。
野菜は元々は野生の植物で食べるために都合の良い特徴を人が改良してつくったものでキャベツやブロッコリーなどの祖先はすべヤセイカンランという植物と考えられている。食べる部位によって収穫する時期が異なり、葉を食べるものは野菜の子供時代、根を食べるものは青年時代、実を食べるものはおとな時代に別れ、私たちが見ているのは野菜のほんの一生に過ぎない。「この花なーんだ?」というクイズが出題された。答えは「ゴボウ」。こうした野菜は収穫しないと花を咲かせ、種をつくる。植物観察家・鈴木さんはキャベツに花が咲くのを詳しく観察するため、花が咲くまで密着する。
キャベツはなぜ丸まるかについて植物観察家・鈴木さんはキャベツは茎が伸びないまま先に出た葉に後から出た葉がつかえて丸くなり、内側で新しい葉が巻いていく。ひげがあるトウモロコシとないトウモロコシを実が観察、ひげがあるトウモロコシは立派に実ったがない方は実が育たなかった。トウモロコシの1本のひげはめしべで花粉をキャッチするために長い進化したと考えられる。ミョウガはたくさんの蕾が集まったもので地下茎から蕾だけが地上に出る。
私達が食べている野菜の原産地はほとんどが海外だという。ラクダの仲間・ビクーニャは決まった場所に糞をしそこに食用ジャガイモの原種の1つ、アウカレが自生する。野生種のトマトの1つ、リコペルシコンソラヌムペネリーはネバネバの毛で霧から水分を吸収する。
野菜は種を守るために鞘や毒を作って食べられにくくしたりするがアズキはアリのためのに特別な蜜を出しアリは天敵のカメムシを追い払う。ラッカセイは地面の下に隠して育つ。鈴木さんはラッカセイがどうやって花が地中に潜って実ができるのか観察、子房柄が地面に突き刺さり地中で先端が膨らんだ。ラッカセイが地中に潜る原因について鈴木さんは地上の厳しい環境よりも地中の水分や養分を直接吸収できるためなどと話す。
鈴木さんのキャベツはヒヨドリに食べられたが鳥よけのネットを張って撮影を続行することにした。キャベツは鳥に食べられた直後食べられたところから弾けるように葉が開き始め茎が開いた葉の隙間から出始めた。2ヶ月後、種ができキャベツの一生が再び始まった。
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