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今回は日本産ウーパールーパーを探せ。
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- ウーパールーパー
幻のウーパールーパーを見つけたい。岸田治博士が訪れたのは北海道。日本産ウーパールーパーを見つけるのは両生類研究者の夢だという。何の変哲もない水たまりでエゾサンショウウオの幼生を見つけた。日本産ウーパールーパーはエゾサンショウウオの特別なタイプ。ずっと水の中で暮らすエゾサンショウウオ。エゾサンショウウオは成長に伴ってエラを失い肺呼吸になると陸上生活を送る。今回探すのはエラが生えた幼生の形のまま、大人になるタイプ。幼形成熟と呼ばれ世界でもごく一部の両生類でしかみられない。幼形成熟のエゾサンショウウオがいた証拠が北海道大学総合博物館に眠っていた。1932年に倶多楽湖で捕獲された。100年前、佐々木望が倶多楽湖で見つけた。幼形成熟のエゾサンショウウオは放流した魚に食べられ絶滅したと言われている。夏、岸田治博士が人が入っていない沼を訪れ捜査を行った。調査メンバーの岡宮久規さんはエラの生えたエゾサンショウウオをとある池で見つけた。エゾサンショウウオは環境に合わせて姿を変えることができる。岡宮さんが見つけたのは水中にたまたま残って育った大人が短いエラをつけたまま生きていたものと考えられている。今回は水中生活に完全に特化した体を持ち世代を重ねている集団を探す。捜索を続けていると、5cmほどのエゾサンショウウオの幼生をたくさん見つけた。岸田さんらは罠で大人を狙ったが見つけられなかった。ダイバーが沈んだ枝に半透明の塊が絡みついているのを見つけた。これはエゾサンショウウオが卵を産んだ後。驚いたのはその深さ。サンショウウオは普通、水面の枝など浅瀬を選んで産卵する。今回は水深10メートル付近のところで見つかった。サンショウウオは遊泳能力がないので深い所に潜って卵は埋めないという。
知床で最近、超巨大生物が頻繁に目撃されている。小林万里がその超巨大生物を探した。大海原を探すと、体長20m以上のナガスクジラを発見した。ナガスクジラは詳しい暮らしが謎のまま捕鯨などで激減。最近保護で回復。知床沖では300頭以上いることがわかった。
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1年後の春、再び沼へと向かった。今回は水中ドローンとダイバーの二手に分かれて沼底を探索。水深4.8mのところで、エゾサンショウウオの卵を発見した。ほかにも次々と卵が見つかった。産卵が行われるのは夜。沼の底に潜ってみると大人のサンショウウオを発見した。オスたちは競うように集まりメスの産卵のタイミングを伺っていた。こうしたサンショウオの繁殖行動を沼底で捉えたのは日本で始めてのこと。しかし残念ながらエラがついたエゾサンショウウオは見つけられなかった。倶多楽湖の集団も最初から完全な水中生活型ではなく、深い所で産卵する者の中から段々現れたと考えらている。これこそがウーパールーパー型へ分かれる前の段階とも言えそう。
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