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今回は「お正月特集 ヘビのひみつ徹底解明!」。
- キーワード
- ヘビ
スタッフは群馬県にあるジャパンスネークセンターを訪れた。ここには毒蛇や大蛇など世界各地の40種類以上、200匹ほどのヘビが飼育されている。ヘビのスゴ技を紹介。毒吹きコブラは相手の目を狙い毒を吐く。細胞を破壊すつ作用があり目に入れば失明することもある。ハブは暗闇でも獲物の位置がわかる。アオダイショウが垂直な壁でも登ることができる。ヘビは大きな生きてる生き物を丸呑みにすることができる。中には大型草食動物を飲み込むことができるものもいる。ヘビは大きなものでも食べられるようになったことでハンターとしての能力が爆上がり。鳥を狙って木登りができるようになったり、素早い獲物を仕留めるために毒を獲得したり、獲物となる生き物に合わせて進化をしていった。現在4000種以上にもなる進化の成功者。
インドネシア・バリ島にはキングコブラが生息している。ほかのヘビを食べてしまうことからキングの名がつけられた。現地の爬虫類保護団体とマット・グッド博士に協力を依頼しキングコブラを探した。森に入ってから1時間、キングコブラを発見。キングコブラは巣を作り、卵を守り続ける唯一のヘビ。直径1mほどの巣は、山の形をしていて竹の落ち葉で作られている。この季節バリ島では毎日のように激しい雨が降る。水に浸かると卵はダメに鳴ってしまうので、生存率を上げるために巣を作るという。天敵のミズオオトカゲが卵を食べにくるため、守り続けている。卵がかえるまでの約2か月間、キングコブラは食事を取らず雨水を飲んで耐え続けている。
なぜヘビは怖いのか?という疑問。もともと誰しもがヘビを怖がる仕組みになっている。本物のヘビをあまり見たことがない3~5歳の子どもたち14人に協力してもらい実験。9枚の写真の中からヘビを探してもらう。8枚は花、1枚はヘビ。子どもたちはすぐさまヘビを見つけた。しかし8枚はヘビ、1枚、花にすると、花を探す速度が遅くなった。人間の進化の過程で、サルの頃から私たちを捕食するものは、ヘビだけだった。そのためヘビの対抗手段としてヘビを早く見つけられる事ができるという。
インドネシア・バリ島にはキングコブラが生息している。竹は人々にとっても大切なもの。そのため竹で巣を作るキングコブラとはよくトラブルが起きるという。訪ねた男性の家では裏庭にキングコブラが巣を作ってしまったという。これまではキングコブラを見つけたらすぐに殺して巣を壊すことが多かった。しかし近年、キングコブラの生態系での役割がわかってきた。ヘビを食べるキングコブラには他のヘビの数を抑える役割があった。キングコブラは本来とても臆病な性格で人を襲うことは滅多にない。10年ほど前から人が暮らすそばに巣を作ったキングコブラを保護する活動が始まった。専門家たちはキングコブラを捉え、卵を回収。人の手で孵化させ、子どもを人里から離れた森に放つ。これまで保護されたキングコブラは146組となっている。キングコブラは子どもが生まれる直前に巣を離れる。なぜ離れてしまうのか理由はまだわかっていない。
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