2024年8月30日放送 19:45 - 20:45 NHK総合

チコちゃんに叱られる!
真夏の拡大版生放送スペシャル!大スター共演!

出演者
塚原愛 岡村隆史 加藤浩次(極楽とんぼ) ホラン千秋 
(オープニング)
オープニングトーク

チコちゃんの挨拶。ゲストの加藤浩次、ホラン千秋。ホラン千秋のお弁当の写真を紹介した。今回はキョエがためになる情報を伝える。

(チコちゃんに叱られる!)
なんで大人数の声援は「わー」って聞こえるの?

なんで大人数の声援は「わー」って聞こえるの?という質問。ベルーナドームで聞いてみたが「アニメなどで、わ~だと勝手に解釈している」などの声があがった。郷ひろみは「みんな、わーって言ってる」などと話した。正解は「バラバラの声が重なり遭って響くと、わができる」などと話した。北原真冬教授が解説。北原教授が集めた声のサンプルを紹介。8人分重ねると、単語は分かるけど何を言ってるかわからない。20人分重ねると、ガヤガヤという感じに、40人分だとザワザワという感じに。320人になるとザーというノイズに聞こえる。ガヤガヤ、ザワザワ、ザーは全部「あ」の母音。バラバラの声が重なり合うと「あ」と同じような音を生み出してしまう。「わー」聞こえるのはスタジアムが広くて音が響く場所だから。「わ」を言うときは最初に口をすぼめて、口を開いて音量を上げないと「わ」という音にはならない。反射した音が丸められ徐々に音量が上がる状態が「わー」に聞こえる。本日、ツアー中の郷ひろみと中継を繋いで、ほんとうに「わー」と聞こえるか実験する予定だった。しかし台風の影響でコンサートが中止になってしまった。

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ベルーナドーム上智大学
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(チコちゃんに叱られる!)
陸上のトラック競技が左回りなのはなぜ?

陸上のトラック競技が左回りなのはなぜ?という質問。陸上をしている人に聞いてみると「背骨が左側にちょっと曲がってるから」などの声が上がった。正解は「右利きが多いから!?」。詳し教えてくれるのは大林太朗助教。世界の人口の約9割りが右利き。走りやすいよう左回りになった。直線を走る時、ヒトは両腕をまっすぐ前方に振る。腕を前方に振ることで足が引っ張られる。腕が走る走る方向にリードしている。カーブを曲がるときも同じ。左に回るためには右手を斜め前方に振る。右手を斜め前方に振ると体が引っ張られ自然と左側に傾く。さらに右利きのヒトは左足が軸となるので左に回りやすい。最初のアテネ大会から第3回目までは右回りだった。第4回から左回りになった。その後、国際的なルールが統一された。なぜ左回りなのかは決定的な資料がないという。トラック競技が左回りなのはなぜ?には諸説ある。1つ目は欧米の文字文化設。左から右に書くので視線も左から右に動く。欧米の人は左から右の視線に慣れているのでそれに合わせて左から右に駆け抜けていくようにすると、トラックが左回りなる。2つ目は、人間の心臓が左にあるため重心が左半身にかかりやすいという説。3つ目は戦車競走で武器を持つ右手で攻撃しやすい説などもある。右利きの人が右回りと左回りで走って左回りの早かったら、「利きが多いから!」という説が立証されるということで、この説を生検証する。

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アテネオリンピックセントルイスオリンピックロンドンオリンピック筑波大学
”右利きが多いから説”生検証!

陸上のトラック競技が左回りなのは”右利きが多いから!?”という説を生検証。検証するのは、あばれる君。検証しようとしたがアクシデントが発生。現場に来てからあばれる君が左利きだという事が判明した。結果。左利きのあばれる君が右回りで走ったほうが早ければOKということになった。200mの左回りのタイムは33秒66だった。200mの右回りのタイムは34秒58だった。立証失敗となった。現役の陸上部員で検証したVTRを紹介。6人全員が左回りのほうが早く走れた。スーパーも左回りが多い。左手にカゴをもって右手で商品を持つと左回りのほうが回りやすい。動線を右回りから左回りに変えたら売り上げが10%伸びたお店もあるという。

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さいたま市(埼玉)さとえ学園小学校
なんで人は怖い話を聞きたくなるの?

視聴者から届いた「怪談話」を紹介した。なんで人は怖い話を聞きたくなるの?という質問。怖い話を聞きに来た人達に聞くと「びっくりしたいから」などといった声があがった。正解は「危険か安全か確かめたくなる野生の本能」。行きていくために非常に重要な脳の働きの1つに安全なのか危険なのかを確かめることがある。キムラ緑子が怖い話を披露した。怖い話を聞いた時の恐怖感は悪いことが起こりそうという予感を感じ、脳が不安で落ち着かない状態になっている。大脳辺縁系は好き嫌いを判別する。怖い話を聞いてる間は自分にとって害になるかもしれないと感じながらも、途中なので判断しかねる状態にある。最後まで聞いて判断したいとウズウズしてしまう。大脳辺縁系はもともと野生を生き抜いた動物たちが発達させた脳の仕組み。1つ1つが安全なのか危険なのかその都度判断して、適切に行動取ることによって自分の身を守るというたくましい仕組み。人間の中にもな野生動物が身につけた本能が残っている。怖い話は最初はなんだか分からなくて怖いからやめちゃおうかなっていうのがドキドキ。確かめてみた所、安全だった。平気だったことが分かると、成功したという喜びに変わる、つまりワクワク。そうなると、又聞きたくなってしまう。怖い話やお化け屋敷が嫌いな人は、怖いことが起こる前から大脳辺縁系が「これは危険すぎる」と判断して情報をシャットアウトしているという。

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武蔵野大学江東区(東京)

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