- 出演者
- 北村花絵 石川ありす 高野優
オープニング映像。今回は育児漫画家の高野優。テーマは「笑いと共感の育児漫画【心を元に戻すリカバリーストーリー】」。
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育児漫画家である高野優が講演を実施。高野は3人の子どもの母であり、1人目を妊娠したことを機に育児漫画を描き始め、子育てで体験したことをエピソードにしており新聞でも長年連載し、全国で講演するようになり、最近ではポッドキャストでも話をしているなどと語った。
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育児漫画家である高野優が「心を元に戻す リカバリーストーリー」をテーマに講演を実施。高野はイラストを描きながら娘たちについて説明し、子ども3人の育児は各々の物語に触れ合ったようで長くも短くも感じられる不思議な時間だったなどと語った。高野はリカバリーについて復元・回復・復活するという意味であり、傷ついた心を健康であった過去の状態に戻すことがリカバリーとなるなどとイラストを描きながら伝えた。高野は長女の例を用いてリカバリーについてイラストを描きながら話し、サッカー少女であった長女は試合中に大けがを負ってしまい入院・手術を繰り返したが完治することなく現役を引退し、悩んだ時期や荒れてしまった時期を経て、自ら新たな道を見つけ歩みだし、大学を休学して留学し、帰国した長女は数回りも成長した姿になっていたなどと明かした。
高野は育児する時に自分自身に子どもたちを認める・比べない・寄り添うことを誓いを立てたとし、自分の両親はこの逆で認めず・比べ・突き放していたのだと明かした。高野はイラストを描きながら、親に認められなかった分を自分自身で自分ならできると信じ、大人になってからも自分にならできちゃうとゆるい気持ちで自分を支えているなどと語った。高野は最初に子どもを自分と対等だと認めることから始めたとし、子どもが何をしても頭ごなしに叱るのではなく、一度受け止め、その受け止めるということが認めることにつながっていたなどと話した。
高野は認める・比べない・寄り添うに共通することは親がジャッジをしないことであり、そうすることで子どもが自分自身で考える力が育っていくなどと語った。高野は自分の大切な人が挫けていてサポートをしたいと考えているならば寄り添い続けることが大切で、たった1人でも寄り添い続けてくれれば人は必ず立ち直れる力を持っているはずなのだと伝えた。高野は今まさに挫けている人は大きな壁を乗り越えようとしたからこそ挫けたのであり、まずは挫折した自分自身を褒めてほしいのだなどと説いた。
講演を終えた高野は子どもが女の子3人であったためどうしても比べてしまうだろうと考えていたが、あえて三人それぞれに自身が望んだ中から違う習い事をやらせ、可能な限り各々の個性を活かすようにして育てた結果、三者三様の姉妹たちに成長してくれたなどと明かした。
次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。
エンディング映像。