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オープニング映像。
長野県諏訪市に暮らす蒲涼太さん。28歳、自閉症と重度の知的障害を持っている。涼太さんは時々パニック状態になり、自分の頭や体を床や壁に叩きつける。母・和美さんは涼太さんの自立について考えていて6年間施設を探し続けているが、激しいパニックを理由に受け入れ先は見つかっていない。番組では、この親子に1年半密着。
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映画「小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版」の告知。
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- 小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版
自閉症と重度の知的障害などを持っている蒲涼太さん。起床や食事の時間などに強いこだわりを持っていて、これが崩れると不満を言葉にできずパニック状態になる。母・和美さんが涼太さんを産んだのは23歳の時。2歳児健診で自閉症とわかり、治ることはないことを伝えられる。母もストレスを感じ、殺してしまおうかとも考えた。当時の夫と距離ができ離婚。涼太さんは高校時代から激しいパニックも発症。追い詰められていたところ、現在の夫で整体師の竜也さんと結婚。母は専業主婦となり、父も安全のため自宅内に整体院を開いた。
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自閉症や強度行動障害などを持っている蒲涼太さん。強度行動障害とは、自分や他人を傷つけるなど周囲に影響を及ぼす行動が著しく高い頻度で起こる状態のこと。生まれつきではないが、自閉症や知的障害が背景になることが多い。患者数は全国に推定12万人。現在20代後半の涼太さん。両親は自分たちが世話できなくなる前に自立させることを考えているが、受け入れてくれる施設は激しいパニックを理由に見つからなかった。
映画「小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版」の告知。
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自閉症や強度行動障害などを持っている蒲涼太さん。毎朝3時に母を起こし、7時に朝食を取る。涼太さんの自立を考えている母はこの日、強度行動障害の人を受け入れているグループホームを見学。それは自宅から車で3時間、住宅街の中にある。突然のパニックに備えた設備が整っていることを確認し、入所を相談。このグループホームの常駐職員は1人だけで、女性や高齢職員もいるため「パニックを起こさない方法があるなら可能」との回答だった。夫婦で話し合った結果、入所を諦めることにした。
母は涼太さんの自立を考えていて、一度入所させようとしたが待機者が多く叶わなかったのが大阪・岸和田市の障害者入所施設「山直ホーム」。55人の職員が24時間体制で支援、強度行動障害がある入所者もいる。待機者は現在136人。それぞれの患者にあわせてパニックを起こさせないような対策をとる体制も整っている。
母は涼太さんの自立を考えていて、一度入所させようとしたが待機者が多く叶わなかったのが大阪・岸和田市の障害者入所施設「山直ホーム」。入所者の1人、49歳のミチコさん(仮名)。1人で世話していた73歳の母親が突然救急搬送され、肺がんと判明。身寄りが一切なく、娘の今後を託すメモを遺し亡くなった。ほかにも待機者はいたが、1人取り残されたミチコさんの入所が緊急で認められた。施設が抱える課題は人材不足。待機者は増える一方で、施設代表は国による支援を訴えている。
自閉症や強度行動障害などを持っている蒲涼太さん。母・和美さんは「現状や苦しみを世の中に知ってほしい」とYouTubeチャンネルを開設。涼太さんのパニックもありのまま投稿している。親を非難する声も寄せられるが、「隠さなくてもいい社会になってもらいたい」との思いで続けている。これがきっかけで、受け入れ体制が整っているという大阪の施設「いきいきホーム」から連絡が届く。入所者全員に強度行動障害あり。利用者は日中は提携施設で活動、未経験者を積極的に採用することで人材不足も解消。相談・見学を経て、涼太さんを入所させることを決めた。
自閉症や強度行動障害などを持っている蒲涼太さん。入所先が決まり、そのことを本人に伝えた。新しい環境に戸惑わないよう、これから両親と別々に暮らすことなどを伝えたところ、パニックにならず真剣に話を聞いてくれた。引っ越しまでパニックを起こさず、問題なく送り出すことができた。別れの瞬間、母は涙ぐんでいた。
自閉症や強度行動障害などを持っている蒲涼太さん。入所先での新生活はルールの勉強から始まる。グループホームでの生活は日々の予定が安定していて、これまでにパニックは起きていない。苦手だった野菜も食べられるようになり、職員ともすぐに打ち解けた。
自閉症や強度行動障害などを持っている蒲涼太さん。入所から半年後、母親が初めて面会。そのあと、涼太さんの印象について「思ってたより淡白」「穏やかな表情になっていた」など話した。それまで専業主婦だった母は、息子が離れたことを機にピラティス教室を開業。涼太さんの現状を伝えるために開いたYouTubeは今も続いていて、子どもの入所先を探している母親の相談に乗るなどしている。
エンディング映像。
