2026年6月22日放送 1:28 - 2:28 TBS

ドキュメンタリー「解放区」
海辺のいばしょ〜女川向学館とナナメの関係〜

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

海辺のいばしょ〜女川向学館とナナメの関係〜
海辺のいばしょ〜女川向学館とナナメの関係〜

東日本大震災の被災地の宮城・女川町にある女川向学館。児童館でも学習塾でもない子どもたちの居場所。漁業と観光が基幹産業の街で女川向学館は15年前に作られた。きっかけは東日本大震災。代表の芳岡さんは震災をきっかけに移り住んだ。2011年3月11日、地震の揺れは震度6弱を観測。高さ約20mの津波が襲い、全半壊した住宅が3273棟。目に止まったのは仮設住宅を出て地面にノートを広げ勉強する子どもの姿。2011年7月、学びに向かうという思いを込めて女川向学館が誕生。放課後の学習支援からスタートした。会費は無料。街から委託されたNPOのスタッフが子どもたちをサポートした。芳岡さんも子どもたちと多くの時間を過ごしてきた。 震災後、同じく被災地支援に来ていた女性と結婚し女川で行きていくことを決めている。

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東日本大震災の被災地の宮城・女川町で15年にわたり子どもたちの居場所を作ってきた女川向学館。存在に救われた佐藤さんが久しぶりに訪れた。震災を経験したのは小学5年生のとき中学に入ると集団行動に馴染めず別室登校が続いた。寄り添ったのは芳岡さんたち。先生ではない理解者。その距離感に救われたという。冬休み前の終業式。児童が向かった先は放課後児童クラブ。クリスマス会が行われた。女川向学館の仕事の1つで街から委託されている。熊谷さんは3年前に女川向学館のスタッフに採用された。スーパーの社員をしていたがボランティアの先輩に誘われ女川向学館を見学。スタッフと子どもの距離感に心惹かれ採用を希望した。親でも先生でもないナナメの関係を何よりも大切にしている。実家は涌谷町。被災地の子どもに寄り添う事ができるのか不安もあったが家族も応援してくれた。妻・瞳さんのお腹には新しい命が。初めての赤ちゃん。東日本大震災15年を迎える年。女川向学館も転機を迎える。子どもから会費を取らない運営を支えてきたのは街などから出る委託費や寄付金。委託費の財源には国からの復興交付金が使われてきたが震災15年を区切りに終了が決まっていた。今後は街が単独で予算を出すかが鍵となる。中学生にとっても大切な時期がやってきた。

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東日本大震災の被災地の宮城・女川町にある女川向学館。受験生の佐藤さん。放課後はいつも女川向学館で勉強をしている。勉強は少し苦手。受験当日まで残り1か月。マイペースな佐藤さんだが誰にも負けたくないのが6歳kら続けている剣道。自宅には多くのトロフォーがある。父は剣道の指導者。2010年生の佐藤さんには震災の記憶はない。だが今の暮らしが当たり前ではないのは知っている。受験するのは剣道の強豪高校。心身を鍛え誰かの役にたちたいという。

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女川向学館のスタッフ・熊谷さん。妻が出産予定美檻4日早く入院していた。元気な男の子が誕生したという。東日本大震災のあと子どもたちをサポートしてきた女川向学館。スタッフは毎年、成人式に招待されている。心に残るのは女川向学館での思い出。運営を支えてきた国の交付金が終了する今年は女川向学館にとって正念場。15年を区切りに様々な支援事業などが終了したり規模縮小させたりしている。この先も変わらず運営できるかは街の判断に委ねられている。ただ街の予算に限りがあるのも事実。被災した地辞退も難しい舵取りが迫られている。高校入試当日、受験生の佐藤さん。剣道の強豪校を受験するため女川向学館で勉強してきた。

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女川向学館のスタッフ・熊谷さん。女川向学館に息子を連れてきた。育休を終え復帰はもう少し。佐藤さんは中学卒業の日を迎えた。剣道に打ち込んできたことを先生は知っている。2026年3月11日、東日本大震災発生から15年。女川町では関連死を含む615人が死亡、257人が行方不明となった。合格発表の日がやってきた。次々と合格の知らせが入るが佐藤さんが姿を現さない。佐藤さんがやってきたのは合格発表の2時間後。

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佐藤さんが女川を旅立つ日がやってきた。進学するのは剣道の強豪校。女川から40km離れた場所にあり親元を離れ下宿生活。新年度が始まり、熊谷さんは復帰の日を迎えた。これからも女川の子どもを支える、その気持は更に強くなっている。強豪校の一員になった佐藤さん。自分に厳しく日々を過ごしている。卒業生の佐藤諒さん。女川に帰ると女川向学館がある商店街に足が向かうという。女川向学館は当面の間、街の予算で運営が続けられることとなった。大切な存在だと街も考えている。

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(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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