2023年12月30日放送 17:55 - 21:00 テレビ東京

ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン
世界!職人ワゴン ニッポンの技で世界を修理クロアチア・ハンガリー・ルーマニア

出演者
小泉孝太郎 
ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン
コーナーオープニング

日本伝統の技で世界の壊れたものを修理する。今回はクロアチア、ハンガリー、ルーマニアを巡る。

ニッポンの技で世界を修理 大工・今井 壊れた水飲み場

ギリシャ・スパルタのボロボロの公園で修理して欲しいモノは「水道管むき出しの水飲み場」。修理を担当するのは大工の今井辰也。今井辰也は水飲み場を木で囲うなどして修理。また、水琴窟の仕掛けを利用した仕掛けも設置。水琴窟は、地中のかめなどに水滴を落とし、涼やかな音を出す技法で、今井辰也はギリシャのツボを加工して再現した。

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スパルタ(ギリシャ)水琴窟
ニッポンの技で世界を修理 家電職人・清野 直しても止まる時計

ドラキュラ城には、何度修理しても止まる100年前の時計がある。時計の修理は家電職人の清野正昭が担当。時計はぜんまい式時計で、清野正昭はガソリンを使って洗浄することで時計を修理した。

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ブラン城
ニッポンの技で世界を修理 左官職人・奥野 礼拝堂の屏風

ルーマニア・マラムレシュにある資金不足で未完成の木造教会の、「礼拝堂に必要な花を置ける場所を作ってほしい」という依頼には、左官の奥野雅晴が担当。奥野雅晴は屏風作った。漆喰はアルカリ性でレモンは酸性。化学反応で漆喰の硬化を遅らせることができる。また、彫刻の凹凸には、光の反射を生み出す効果がある。

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マラムレシュ(ルーマニア)
ニッポンの技で世界を修理 宮大工・菊池 100年前の危険な手すり

ドイツの120年の歴史ある学校の修理して欲しいモノは「約120年前に作られ 老朽化した手すり」。修理を担当するのは宮大工の菊池利光。使える木は継ぎ手で補強し、使えない木は作り直した。十字目違い継ぎは、文化財の柱などに使われる技法で、十字にはめることで強度を保つ。

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ドイツ十字目違い継ぎ
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

小泉孝太郎によるオープニングの挨拶。今回の舞台はクロアチア、ハンガリー、ルーマニア。

ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン
ニッポンの技で世界を修理 財政難で苦しむ小さな村から依頼殺到!

クロアチアには「ドブロブニク」などがある。職人たちは首都ザグレブから120kmの距離にあるスロベニアの国境近くの村に訪れた。ムール川の流域にある村の誇りは、かつて約90基が稼働していたという水車。トウモロコシの粉で作るパンが愛されていたが、時とともに水車の数が減少。現在は1基のみで村の唯一の観光施設として残されている。残された水車の問題点は「川の流れが弱まり水車の力が低下」「雨が降り水量が増すと回りすぎて壊れてしまう恐れが」。今回の修理してほしいモノは「100年前の水車」「ボロボロのベンチ」。

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ザグレブ(クロアチア)スロベニアドブロブニク(クロアチア)ムール川

菊池利光らが「100年前の水車」の修理を開始した。

ニッポンの技で世界を修理 職人を悩ませる水車の羽根板

菊池利光らが「100年前の水車」の修理を開始。菊池利光は耐久性に優れた「松の木』を使用し、水への耐久性を高めるために、カンナがけを行った。羽根板の面積を倍にし、回転力をアップさせるという。また、今井辰也は、柱が重なり合う所に木材をはめ込んで補強することにした。

ニッポンの技で世界を修理 さらに100年使える水車に補強

今井辰也らが「100年前の水車」の修理を行った。今井辰也はロストバゲージにあい、現地で道具を調達。また、釘の補強は簡単だが、サビなどで劣化も早いため、100年先も使えるように釘を使わずに補強した。

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ロストバゲージ
ニッポンの技で世界を修理 宮大工が作るカラクリ羽根板

菊池利光らが「100年前の水車」の修理を行った。新しい羽根板は、水量に合わせて手動で開閉できる。無双窓は同じ形の引き戸を作り、一方は可動式。動かすと一定間隔の隙間が開閉する。

奥野雅晴が「防水シートで雨水の浸水を防ぐ」などして、「ボロボロのベンチ」の修理を行った。掻き落としは、表面をブラシなどで掻き出し、素材に混ぜたものを浮かび上がらせる技術。修理後、華やかなベンチに生まれ変わった。

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掻き落とし

この日、管理人のデアンさんが頑張る職人へのお礼に「グヤーシュ」を振る舞った。また、清野正昭は水車による水力発電作りに取り掛かった。清野正昭は車の整備工場でモーターを譲ってもらい、発電装置が完成。結果、水力発電で水車小屋に明かりをつけることに成功した。

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グヤーシュ日本おもちゃ病院協会

水車の修理が完成。水車を回したところ、65年ぶりに挽き臼を動かすことに成功した。また、近所のおばあちゃんが、パンを作り、職人たちに振る舞った。

ニッポンの技で世界を修理 小さな村からSOS! ??が無い!?

ルーマニアには「国民の館」などがある。職人たちはテレガ村にある学校を訪れた。付近の学校が廃校となり、生徒数が約100人から300人以上に増加するも、新しい校舎を建てる予算がない。問題点は「教室の数が足りない」。そこで、職人たちは廃バスを学び舎に作り変えることにしたが、電気がなく暖房がつかないことが問題点となっている。

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テレガ村(ルーマニア)ブカレスト(ルーマニア)ルーマニア国民の館

職人たちは「椅子の撤去作業を行う」などして廃バスを学び舎に作り変えていった。また、奥野雅晴はバスの隣にロケットストーブを応用したものを設置して、バス内を暖めることにした。なお、ストーブの上には鉄板のコンロを置き、軽食の調理を可能にした。

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ロケットストーブ

菊池利光はすのこ状の新しい床を作った。今井辰也は「2mの蝶番」などを利用して、机作りを行った。清野正昭は充電バッテリーを使った照明を設置。3日目、教室が完成した。

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木殺し

教室のお披露目を行った。修理後、廃バスが広々とした教室に生まれ変わった。

ニッポンの技で世界を修理

机は床下収納とした。折り畳むことで収納できる。床下にはストーブの配管のパイプがあり、床暖房システムとなっている。また、ホワイトボードや、虫眼鏡で作ったプロジェクターも設置した。

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