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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
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(ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅)
野鳥に恵みを残す柿畑 山梨県 甲州市
山梨・甲州市は昔から果物の栽培が盛んな地域。11月、干し柿作りが始まっていた。1か月ほど干すと柿の渋みが抜ける。この後、さらに乾燥させて出来上がるのが枯露柿(ころがき)。この地方で干し柿作りが盛んになったのは400年以上前。干し柿は保存できるため、合戦に持ち歩く陣中食にされたという。今は年の暮れの贈り物として人気。柿1個の重さは300gを超える。鶴田昭光さんが柿を収穫、全ての実を収穫せずに終了した。これは木守柿(きもりがき)という風習。来年も豊作になりますようにという願いが込められている。また、鳥のためにも残しているという。12月、平干しを行った。ただ干すだけでなく、柿の状態を見て形を整えなければならない。冬の柿畑にはラクダムシやニホンミツバチ、アカネズミがいた。平干しを終えると出荷の準備が始まる。準備をしながら、家族みんなで味わう。
里山 季節のことば
季節のことば「柿のほぞ落ち」を紹介。“ほぞ”とは果実のヘタのこと。熟した柿がヘタを木に残して落ちる晩秋を表す言葉。「柿落葉」は地面に落ちた色とりどりの葉を表す冬の季語。
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