- 出演者
- 高瀬耕造 塩見泰子 田中美都 濱田マリ 高橋沙織(アルミカン)
愛媛県上島町佐島で行われた秋祭り。島自慢の祭もコロナ禍の影響で4年の時を経てようやくの開催となった。久々の開催となったが、上に乗って囃子を叩く子供らに経験者は2名だけ。圧倒的に人が足らず、その中で矢面に立ったのは中坂菜緒さんだという。「人口が減っている中でもまつりが行われているのが素晴らしいと思った」等と話し、1人高校生ながら立ち上がり、神職もその思いを汲み、しきたりを変える決断に至ったという。祭は無事に終わり、「この島をこれからも好きでありたいと思えた」などと語った。
神戸・北区の住宅街に牧場がある。笑顔で迎えてくれたのは今回のキンゴジンの弓削忠生さん。50年前からこの場所で牧場を営んでいる。牧場では牛乳・チーズ以外にバイオガスを作っているという。案内されたのは牧場内に設置されたガス発生装置。この機械の下に牛の糞尿が入った巨大タンクがあり、それを混ぜて発酵させている。鍵となるのは微生物。糞尿を分解しガスを発生させる。牧場ではこのガスを燃料として活用。沸かしたお湯で機械などを洗浄したり、仔牛にあげる粉ミルクを溶かしている。糞尿から作るガスで牧場で使用するガスの約2割を賄っている。弓削さんがガスを作るきっかけとなったのは一部の近隣住民からの「糞が臭い」との苦情だった。牧場周辺の宅地化が進んで住宅が近くなっていた。そこで思い立ったのが糞尿の活用。弓削さんは役立ちそうな研究資料を探すことに。ある日、糞尿からガスを作る設備の資料を発見。専門家に相談しようと様々な大学を訪れるが、返ってきたのは「難しい」との返事。そこで弓削さんは自分だけの力で実験開始。しかし、失敗の連続だった。諦めない弓削さんの姿に共同開発を申し出たのが神戸大学の井原教授だった。しかし、予算はなく、設備のほとんどを自ら手作り。苦節7年…ガス抽出に成功。今では周辺からの苦情も無くなったという。弓削さんの金言は「ウンを味方に」。実はバイオガスを発生させた後の糞尿も活用している。液肥は畑で使用。野菜やハーブの育ちも良いそう。こうして育てた野菜や手作りの牛乳・チーズと一緒に牧場のレストランで提供。「野菜も喜んでくれるし、牛も喜んでくれるし、人間もハッピーになる」と話した。弓削さんはゆくゆくはガスを発生させる装置を増やして牧場全てのエネルギーを賄えるようにしたいとのこと。
「連続テレビ小説 ブギウギ」のプロデューサーが語る来週の見どころ。注目ポイントはコロンコロンレコードのセット。カエルとオタマジャクシがモチーフ。美術さんの遊びが至る所にあるので探してみては。さらにスズ子の歌う「センチメンタル・ダイナ」にも注目。豪華なジャズのステージとなっている。
今日の放送を振り返って濱田さんは「素敵な取り組みだとか色んな人に出会えたのに最後コロンコロンレコードって!っていうね」と話した。さらに新人ディレクターの松本さんはひょっとこで参加したが「楽しかったです」と話した。週末のお天気は日本海側を中心に雪や雨が降りそうだ。次回は12月1日となる。
関東甲信越の気象情報を伝えた。