- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像。
与野党双方が提出した政治資金規正法の改正案などについて、自民党の御法川国会対策委員長代理と立憲民主党の笠国会対策委員長代理はきょう午前会談し、あす衆議院の特別委員会で岸田総理大臣に出席を求めて質疑を行ったあと法案を採決することで合意した。また御法川氏が「その日のうちに衆議院本会議でも採決を行いたい」と提案したのに対し、笠氏は「質疑の内容などを踏まえて判断したい」と回答し、引き続き協議することになった。御法川国対委員長代理は「かなりの難産だったと思うが、最後まで気を引き締めていかなければならない」と述べた。このあと特別委員会は理事懇談会を開き、あす質疑のあと採決を行うことを確認した。自民党は公明党と日本維新の会の主張を踏まえてまとめた新たな修正案をあす本会議でも採決し、衆議院を通過させたい考え。立憲民主党・笠国対委員長代理は「これで本当に政治改革が進むのか。ただす機会を得たということで採決には応じた次第。このような案では国民の信頼回復はできないと最後まで強く主張したい」と述べた。
43人が犠牲になった長崎県の雲仙普賢岳の大火砕流からきょうで33年。1991年6月3日に起きた雲仙普賢岳の大火砕流では、地元の消防団員や住民、取材していた報道関係者など合わせて43人が犠牲になり、火山の防災対策や報道の在り方を見直すきっかけとなった。きょうは自宅を失った人たちが移り住んだ島原市の仁田団地にある追悼碑の前に献花台が設けられ、市の関係者など50人が花を手向けて犠牲者を追悼した。また犠牲になった消防団員を追悼する慰霊碑にも献花台が設けられ、遺族や当時の消防団員らが祈りをささげた。
全米女子オープンで22歳の笹生優花は3年ぶり2回目の優勝を果たした。笹生優花選手は「感謝の気持ちでいっぱい」などと述べた。新橋駅前では快挙達成に号外も配られた。渋野日向子選手は2位となった。
6月1日の電波の日を記念する式典が東京都内で開かれ、情報通信や放送の発展などに貢献した個人と団体が表彰された。電波の日は、昭和25年6月1日に電波法や放送法などが施行され電波の利用が広く認められたことから設けられた。ことしで74回目となる電波の日を記念して、きょう東京都内で式典が開かれ、衆参両院の総務委員長らも来賓として出席。式典では総務省の西田昭二政務官があいさつした。西田昭二総務政務官「重要性を増す通信、放送のインフラ整備を推進するとともに、誰もが取り残されることなく安心して利用できるよう、ユニバーサルサービス、公正競争、経済安全保障の確保にも取り組んでいく」。そして「デジタル分野には大きなポテンシャルがあると同時にそれ故、課題も多くある。一層の支援と協力をお願いしたい」と述べた。このあと情報通信や放送の発展などに貢献した個人と団体が総務大臣表彰を受けた。
エンディングの挨拶。