- 出演者
- 中山果奈
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第2次石破内閣の発足に伴って、政府はきょうの臨時閣議で政務官の人事を決定した。副大臣の人事と同じく、政治資金収支報告書に不記載のあった自民党議員の起用はなかった。政務官に決まったのは28人。
浜岡原発は、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査が続いていて、中部電力の林欣吾社長が、原子力規制委員会の山中伸介委員長らと意見交換を行った。この中で、林社長は、津波対策として浜岡原発に整備された防波壁を、現在の高さ22メートルから28メートルまでかさ上げする方針を示した。先月の審査では、想定される津波の高さを最大25.2メートルとする中部電力の評価について、おおむね妥当とする判断が示されていて、防波壁の高さを上回ることから、設計を変更するとしている。
名護市辺野古の移設工事現場。新たに護岸で囲まれた区域で埋め立てが始まっている。普天間基地の名護市辺野古への移設を巡っては、大浦湾側の区域で軟弱地盤が見つかり、国は地盤の改良工事のため、設計変更を申請したが、沖縄県が承認しないことから、国が代わって承認する代執行を行い、国はことしの1月10日から工事に着手していた。そして国はきょう、代執行に伴う工事の一環として、軟弱地盤が見つかった区域に隣接し、設計変更が行われている区域で、新たな埋め立てを始めた。埋め立てが行われているのは、辺野古崎周辺の5つの護岸に囲まれた場所。関係者によると、代執行に伴う工事でこれまでに行われてきたのは、海上の作業ヤードや護岸の造成で、土砂を投入して行う埋め立ては初めてだという。すべての工事や手続きが終わり、普天間基地の移設が可能になるまでには、12年ほどかかるとされている。
AI向けの半導体で大きなシェアを持つ米国の半導体大手・エヌビディアのジェンスン・ファンCEOがきょう、都内で講演した。この中で、携帯電話大手・ソフトバンクとAIの情報処理に携帯電話の基地局を活用する技術の開発に向けて、協業を加速させる考えを明らかにした。日本を訪れているエヌビディアのジェンスンフアンCEOは、自社のイベントで講演した。フアンCEOは、ソフトバンクと続けているAIの情報処理にデータセンターを介さず、携帯電話の基地局を活用する技術の研究開発をさらに加速する考えを示した。このあと、ソフトバンクの創業者の孫正義氏と対談し、孫氏は密度の高い形のインフラを日本で構築できると述べ、今後も開発に取り組んでいく考えを示した。エヌビディアは、AI向けの半導体が、その高い性能から世界で大きなシェアを持っている。一方、ソフトバンクは、成長に向けた事業の柱の1つにAIを掲げていて、世界でこの分野を巡る競争が激しくなる中、両社は事業の拡大に向けて協業を加速している。
警察庁は、原付きバイクについて、現在の総排気量50CC以下のもののほかに、総排気量125CC以下で最高出力を4キロワット以下に制御し、速度を抑えたものについても、原付き免許などで運転できるようにする運用を、来年4月から始めることを決めた。警察庁は、運用開始までに、ナンバープレートや車体の表示方法などを検討するとともに、広く周知を図っていきたいとしている。
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気候変動対策を話し合う国連の会議・COP29で、英国のスターマー首相は、首脳会合での演説の前に会見し、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を、2035年までに81%削減するという新たな目標を発表した。多くの国に先駆けて、削減ペースを加速させ、この分野を主導するねらいがあるとみられる。
石川県輪島市町野町で、地区に1つしかないスーパーマーケットが、およそ50日ぶりに営業を再開した。1月の地震のあとも営業を続けていたが、9月の豪雨災害で店は浸水し、営業中止を余儀なくされていた。地元の住民が次々に訪れ、パンや野菜などを買い求めていた。