浜岡原発は、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査が続いていて、中部電力の林欣吾社長が、原子力規制委員会の山中伸介委員長らと意見交換を行った。この中で、林社長は、津波対策として浜岡原発に整備された防波壁を、現在の高さ22メートルから28メートルまでかさ上げする方針を示した。先月の審査では、想定される津波の高さを最大25.2メートルとする中部電力の評価について、おおむね妥当とする判断が示されていて、防波壁の高さを上回ることから、設計を変更するとしている。
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