- 出演者
- 豊島実季
オープニングの挨拶。
アメリカの新興AI企業アンソロピックが開発したAIモデル「クロード・ミュトス」はOSなどの脆弱性特定能力が高いとされる一方、サイバー攻撃に悪用された場合金融システムなどに深刻なリスクをもたらすとも指摘されている。現在利用はアメリカの一部企業などに限られているが、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行が利用可能になる方向で調整が進んでいる。実現すれば日本企業で初めてのケースになるとみられ、これまで見つかっていなかった既存システムの不具合を見つけ出すなど業界全体のセキュリティ対策強化に期待される。このAIモデルをめぐっては昨日行われた日米財務相会談でも議題になり、会談の後片山財務相は米政府とも連携してセキュリティ対策強化を図っていく考えを示した。
中央社会保険医療協議会は今日の総会で、パーキンソン病患者の脳に移植する「アムシェプリ」について、公的医療保険の適用対象とした上で、1回の治療にかかる価格約5530万円とすることを承認した。出席した委員からは、製品の有効性・安全性についてしっかりフォローアップを行う他、患者に対して丁寧に説明するよう求めた。アムシェプリはiPS細胞から作った神経細胞のもとになる細胞で、パーキンソン病の患者の脳に移植し失われた機能の再生を目指す。患者7人を対象にした治験では一部で運動機能の改善がみられたという。治療に係る価格は5500万円余りとなったが高額療養費制度を利用することで患者の自己負担を抑えられる。アムシェプリは今年3月、厚生労働省が国内での製造販売を条件付きで承認しiPS細胞を使った製品として世界で初めて実用化される。厚生労働省によると、医療機関の準備などが整えば順次保険適用した治療を受けられるという。アムシェプリを製造販売する住友ファーマによると、患者数は2035年度には年間130人ほどになる見込み。住友ファーマの木村徹社長は、条件付き承認から本承認に至った例はまだないのでこれから有効性と安全性をよりしっかり示すことが我々の責務だと話した。
ソフトバンクグループは去年4月~今年3月までの1年間の決算を発表し、最終的な利益が前年同期の約4倍の5兆22億円となり過去最高となった。主要な投資先で、生成AIのチャットGPTを手掛けるアメリカのオープンAIの株式の評価が高まり利益を大きく押し上げた。ソフトバンクグループは、日本企業で最終的な利益が5兆円を超えるのは初めてだとしている。ソフトバンクグループはオープンAIに対して今年3月までに346億ドル(5兆円余)を出資しているが、今年10月までに追加出資する方針で、合計投資額は約10兆円となる見通し。
韓国のサムスン電子では校長な業績と連動させた賃金の引き上げなどをめぐり労使間交渉が行われてきたが、成果給の上限撤廃が認められなかったなどとして打ち切られた。労働組合は21日からストライキに入ると予告しており、韓国メディアは金融機関の試算として数十兆ウォン(日本円で数兆円)の損失が発生するおそれがあるとも報じている。韓国政府は緊急の関係閣僚会議を開き、国民経済に与える影響が重大だとしてストライキを回避するための支援を続けていくことを確認した。
OECDが日本経済に関する報告書を公表、日本の債務残高はOECD加盟国の中で最も高い水準だと指摘した上で、財政健全化に向けて消費税を段階的に引き上げるべきと提言した。国内では食料品の消費税減税について議論が行われているが、これについてコーマン事務総長は、「コストの高い対応、低所得世帯に的を絞った財政支援の方がコストが低く効果的だ」と述べた。
エンディングの挨拶。
