2026年5月20日放送 13:00 - 13:20 NHK総合

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合原明子 
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中ロ首脳会談始まる 国際社会に結束誇示か

プーチン大統領は日本時間正午すぎ、北京にある人民大会堂で習近平国家首席に迎えられ、歓迎式典に出席した。両首脳は日本時間午後0時半ごろから去年9月以来となる対面での首脳会談を行った。新華社通信によると、習主席は首脳会談の冒頭、“中ロ両国は戦略的かつ長期的な視点にたち、より質の高い包括的で戦略的な協力によって、それぞれの国家の発展と振興を支え、より公正で合理的なグローバルガバナンスの構築を進めていくべきだ”と述べた。一方でプーチン大統領は「現在、緊迫している世界情勢のもとではロシアと中国の連携強化がより一層強く求められる」と述べた。会談では貿易・エネルギー分野などで意見交換した上で約40文書に署名し共同声明も発表予定。また、両首脳はイランやウクライナなど国際情勢についても意見を交わすものとみられる。中国・ロシアは国連のほか上海協力機構やBRICSなど多国間の枠組みで連携を強めている。習主席は先週北京で米・トランプ大統領と首脳会談を行っており、米中首脳会談も踏まえてプーチン大統領との連携を確認し、国際社会に結束を誇示する狙いがあるとみられる。

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速報 プーチン大統領訪中 習近平国家主席と会談

ロシア・中国に駐在経験がある国際部の石川デスクに聞く。プーチン大統領が北京に到着した際は王毅外相が出迎えたが、トランプ大統領の時に出迎えた韓正国家副主席よりも序列が下がった形。また、プーチン大統領は去年も一昨年も連続して北京を訪れており、9年ぶりの訪問だったトランプ大統領ほど大歓迎を演出する必要はないという判断があったのかもしれない。習主席は会談の冒頭で「現在、国際情勢は混乱が入り混じり、一方的な覇権主義が横行しているが、平和を求め発展を図り協力を促すことは人々の願いであり時代の流れである」と述べた。名前こそ出さなかったが、今年はじめからベネズエラ・イランで軍事作戦を行ったアメリカを牽制した形。プーチン大統領は訪問前にビデオ演説を公開し、この中で今回の訪問について「両国のあらゆる関係を発展させて無限の潜在力を引き出すために不可欠だ」と述べた。無限という言葉を使って両国の関係強化の意義を強調している。プーチン大統領は会談で「両国関係は前例ないほど高いレベルに達しており、真に包括的なパートナーシップと戦略的協力の模範となっている」と述べて関係の良さをアピールした。さらにプーチン大統領は「中東の危機という状況下においてもロシアは依然として信頼できる資源の供給者としての役割を果たしている」と述べた。エネルギーの供給源としてのロシアの存在を習主席にアピールした形。

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北京から中継。天安門広場の周辺ではロシアの国旗が多く掲げられている。また、人民大会堂で行われた式典では子どもたちも参加して熱烈な歓迎が行われた。中国メディアも両国の関係について長期的な発展に向け新たな未来を切り開くなどとして期待感を伝えている。ただ、先週トランプ大統領が9年ぶりに訪中した際には中国メディアはテレビ中継などで大々的に伝えていたことと比べると今回は中継はなく控えめな印象を受ける。ここ数年は毎年両首脳が相互に往来しており、今回もより実務的な協議を重視しているとみられる。中国としてはアメリカとの関係も睨みながら、ロシアとの関係をさらに発展させることで自国に有利な形で国際社会度の影響力を高めようという思惑があるとみられる。

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このタイミングでのプーチン大統領の訪中について。トランプ大統領の訪問から1週間。当然プーチン大統領としては意識して日程を決めたと思う。中国側は「中ロ善隣友好協力条約」署名から25年に合わせた訪問で、これは前から予定されていて、トランプ大統領の訪中とは全く関係ないと説明している。しかし、プーチン大統領としてはホルムズ海峡やウラン濃縮などの問題、ウクライナ情勢などについての米中のやり取りを直接習主席に確認したいという狙いがあったものとみられる。一方で中国側の狙い。トランプ大統領の訪問後まもなくプーチン大統領を招待することによってロシアと中国の結束を誇示する狙いがあるとみられる。さらに中東に代わるエネルギー源としてロシアからも安定してエネルギーを輸入できないかということも協議するものとみられる。一方のロシア側の狙い。トランプ大統領がアメリカと中国は世界をリードする存在であることに言及したが、ロシアとしてもアメリカと中国と肩を並べる大国であることを示したものだった。欧米や日本の経済制裁とロシア経済が減速しているが、中国との協力を強化して経済の底上げを図りたい考えとみられる。

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経済情報

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