2023年11月16日放送 23:50 - 0:35 NHK総合

ブラタモリ
セレクション「東京・目黒 〜目黒は江戸のリゾート!?〜」

出演者
タモリ 近江友里恵 
東京・目黒
ブラタモリ 再び東京へ スタートは中目黒駅前

今日は東京・目黒へ。中目黒駅前からスタート。タモリは目黒区に住んで30年だと話した。目黒川は東京を代表する桜の名所ということで、桜の合成写真を撮影。旅のお題は「目黒は江戸のリゾート!?」。目黒の地理に詳しい小林さんが登場。小林さんは境界協会の主宰。目黒は江戸の範囲の外だが、江戸の町奉行が管轄する特別な地域だったという。

キーワード
中目黒駅目黒川目黒(東京)
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

東京・目黒
目黒は江戸のリゾート!? なぜ目黒が特別な場所になった?

タモリが向かったのは中目黒の商店街。目黒寄生虫館は意外にカップルが多いなどと話しながら歩いた。もう1人の案内人は、江戸の暮らしに詳しい根崎さん。目黒は目黒不動の門前町で、日帰りの観光名所として栄えていた。そのため江戸ではないが町奉行の管轄にならざるを得なかったという。一行は目黒不動を参拝。目黒は将軍が鷹狩りを楽しんだ江戸のリゾートでもあった。中でも三代将軍家光は何度も鷹狩りに訪れ、それをきっかけに目黒不動を信仰。目黒のさんまは家光が目黒に来たときのエピソードを基に創作されたといわれている。タモリは近江に目黒のさんまの落語を話して聞かせた。

キーワード
中目黒(東京)徳川十三代将軍鷹野之図徳川家光水かけ不動明王江戸名勝図会 駒場野瀧泉寺目黒寄生虫館
目黒は江戸のリゾート!? 目黒がリゾートになったもう1つの理由

タモリ一行は目黒川を渡り行人坂へ。江戸時代にこの坂が富士見の名所だったことも、目黒不動への参拝の楽しみになっていたという。この絶景を楽しむために、大名は別荘を建てていた。庶民から大名までが絶景を楽しめる場所だったことも、目黒が江戸のリゾートだった理由。

キーワード
江戸自慢三十六興 目黒行人坂富士目黒川目黒(東京)行人坂
目黒は江戸のリゾート!? 崖の全貌を見る!

次にタモリ一行が向かったのは、中目黒駅前の高層ビル。そこから目黒を江戸のリゾートにした崖の全貌を眺めた。江戸時代、崖の上には大名の別荘が立ち並び、三田用水が流れていた。その水が現役で残っている場所があるという。

キーワード
中目黒駅目黒川目黒(東京)
目黒は江戸のリゾート!? 三田用水が残る場所!?

タモリ一行は40年前に廃止された三田用水の水が残る場所へと向かった。その場所とは、防衛装備庁の艦艇装備研究所。自衛隊の艦船を研究する施設で、戦前には敷地内を三田用水が流れていた。一行は三田用水の痕跡を捜索。当時の水路橋の跡を発見した。さらに艦船の試験などを行う大水槽には、50年前に三田用水から引いた水が今も残っている。蒸発した分などを注ぎ足しているが、1.8万tのうち4割ほどが三田用水の水だという。

キーワード
大和目黒(東京)艦艇装備研究所
目黒は江戸のリゾート!? 江戸のリゾートのDNAを受け継ぐ場所

タモリ一行は、行人坂のふもとの目黒雅叙園へ。日本初の総合結婚式場。江戸時代は細川氏の大名屋敷で、昭和6年に巨大な料亭として開業した。25年前にビルに立て替えられたが、創業当時の百段階段が唯一残っている。階段を上りきった広間の外には、かつて崖の高低差を利用した人工のせせらぎがあり、三田用水の廃止まで残っていたという。江戸のリゾートだった目黒について、タモリは「いまだにやっぱりリゾート」と話した。

キーワード
目黒雅叙園目黒(東京)
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

おまけ

タモリは記念に三田用水の水を持ち帰った。

ブラタモリ

「ブラタモリ」の次回予告。

(告知)
NHK横浜放送局

NHK横浜放送局の紹介。

キーワード
NHK横浜放送局 新放送会館

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.