- 出演者
- 佐々木明子 真山仁
まるでSFの世界から飛び出したような巨大人型ロボットの開発の拠点になっているのが秘密基地と呼ばれる場所。いまだかつてない人型のロボットの開発にこだわる理由は危険を伴う仕事肉体労働からの解放。
オープニング映像。
人機一体社長・金岡博士(本名:克弥)は人型ロボットを開発する技術者。零式人機 ver.2.0は細部にはさまざまなこだわり。操縦席からロボットの視界を共有。人が操縦桿に加えた力を数十倍に増幅することができる。腕の7つの関節ユニットが精密な動きを可能にしている。真山が巨大人型ロボットを体験。人が操縦桿に加えた力をロボットが数十倍に増加することができ、重さや反発を操縦桿に伝達される。
ロボットに思い入れが強いきっかけ。もともとはロボットの開発や設計制御を学ぶロボット工学の研究者だった。起業したきっかけは東日本大震災の原発事故。人間に代わるロボットがあればという思いで2015年に人機一体を始動させた。今年7月からロボットの導入が始まっているJR西日本。線路上にある鉄骨の塗装作業や電線に接触する危険性のある樹木の伐採をすでに行っている。開発担当者は「開発をきっかけに労働力不足の課題解決に繋げたい」と話す。
念願の社会実装が始まった人型ロボットだが、博士はさらに高い壁に挑もうとしている。現在開発中の操縦型二足歩行ロボット・零一式カレイドver.1.1。決められた動きだけではない臨機応変な動きが可能だという。
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- 人機一体零一式カレイド ver.1.1
人型ロボットの社会実装を目指す人機一体・金岡博士が今、開発しているのは人が操縦する二足歩行ロボット。人が操縦するため他の同じようなロボットと比べ臨機応変な対応ができる。すでに大手電力会社から引き合いがあるが、ロボットは1歩、約30秒かかるためさらなる研究開発を進めている。金岡博士は2039年末までにプロジェクトを実現しようとしている。
人機一体社長・金岡博士のブレイクスルーとは「教科書通りに愚直にやること」。真山は「基本ができない人は駄目だし、もう1つ大きいのはネガティブな経験が一番エネルギー源になる」とまとめた。
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