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出演は浜木綿子、萩本欽一、柴田理恵。萩本と浜が会うのは44年ぶり。柴田は浜主演の喜劇「売らいでか!亭主売ります」に出演。18歳で宝塚歌劇団に入団、娘役のトップスターとなり在団中に演出家・菊田一夫に見出され商業演劇進出。1人息子・香川照之を育て上げながら、長年第一線で活躍。メンバーを決めたのは浜自身。現在89歳、2人とは「あちら」に行く前に会っておきたかったという。萩本とは毎年誕生日に手紙でやり取り。
オープニング映像。
舞台での笑いの取り方について。浜は間のとりかたなどを客の反応を通じて学んだという。萩本は修行時代に「芝居がうまいと笑いを取れる」と学び、浜がそれを実践できていると感じたという。共演の際、萩本自ら浜をキャスティングする要望。憧れの存在であるがゆえ、一緒に演じるシーンは設けず。萩本と柴田の初対面は40年以上前。佐藤B作の紹介で柴田がオーディションを受けたが落選。その際、萩本は「38になるまであの勢いなら大丈夫」と評価。柴田が「売らいでか!」への出演が決まったのも38歳。
話題は人の育て方について。本人いわくアドバイスをすることはなく、運を作ってあげているだけとした。失敗と成功の関係については「成功と比較されるから失敗」「新しい挑戦は比較がないから全て成功」など話した。ドラマに初挑戦した際、台本に縛られないようアドリブを多用。
話題は若さの秘訣について。浜は寝る前に「タカラヅカ体操」をやっている。仰向けに寝て手足を動かすなどするもの。宝塚の歌を何気なく鼻歌で歌うことも。
6月、初の人生語りおろしを出版。二代目市川猿翁と離婚し、息子の香川照之を育てた母としての姿など明るく前向きに綴られている。話題は育児について。離婚は息子が3歳の時。育児で守っていたのは「悪口を言わない」「ちょっと待ってと言わない」「鍵っ子にしない」。萩本の母も夫の悪口を言わない性格だった。亡くなった妻・澄子さんと出会ったのは18歳。妻を叱りつけることは一度もなかったという。円満の秘訣は「Uターン方式」。文句は言うものの自分で責任を負うというもの。「ありがとう」と言ってもらえたのは最近になってから。
芸歴72年の浜。引退を考えたのは30代。ミュージカルに出演していたころ、声が出なくなった。仲間から「歌を歌わない芝居もある」と励まされ、歌を歌わない決心をした。以来、生歌は一切しなくなった。
「千鳥の鬼レンチャン」「Mr.サンデー」の番組宣伝。
映画「隣のステラ」の告知。8月22日公開。
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現在、YouTubeで活動中の萩本欽一。現在進行中の企画は、視聴者と一緒に理想のお墓を作り上げるというもの。誰でも一緒に入れる墓を作る考えで、自ら寺の創設を進めている。亡くなった妻からは墓は別にするよう言われているそう。今後の目標について「80歳でも面白いと感じられる旅をしたい」とした。柴田は現在66歳。亡くなった母の介護を通じ、目標を持つことの大切さを感じたという。浜の目標は絵描きや歌などの活動を再開させること。
次回の「ボクらの時代」の番組宣伝。