- 出演者
- 所ジョージ 林修 的場浩司 岩渕真奈
オープニング映像。
ゲストは的場浩司と岩渕真奈。岩渕はツンと一軒家はできると思うが1人は嫌だと話した。
愛媛県のポツンと一軒家を調査。衛星写真では道路を挟んで建物が数棟写っていた。家まで通じる道があり周囲に数種類の木が生えていた。スタッフは最寄りの集落で話を聞くと、昔は集落だったが皆麓に移ったとのことだった。次々と知り合いを紹介してもらい、町一番の御長寿・93歳の亀岡さんに写真を見てもらった。みかん農家を営む男性の倉庫とのことだった。昔は山の上に自宅があったが今は麓に暮らしているという。車で案内してもらった。
話を聞いた集落の男性にポツンと一軒家の主、誠一さんの畑に案内してもらった。早生、極早生などのみかんを栽培しており、最盛期は12000坪の畑に1500本のみかんを植えて育てていた。現在は900坪の畑で100本のみかんを栽培している。衛星写真は作業場兼倉庫だった。誠一さんは婿養子だった。連絡を受けたヨシエさんも麓の家から畑まで来てくれた。家は元々米農家だったが昭和30年頃この地域ではみかん農家が増えた。ヨシエさんの両親も山を開墾しみかん畑を拡張した。昭和40年代までは価格も高く出荷量も多かったためみかん農家が集落を作っていたが、昭和60年代に農作物の輸入が自由化されると外国産オレンジが大量に出回り価格が暴落。この地域のみかん農家は次々と廃業し、今も続けているのは誠一さんの世帯だけ。全世帯が麓へ移住し集落は消滅した。誠一さんは4人兄弟の次男として生まれた。隣町の高校に電車で通学していたときに別の高校に通っていたヨシエさんとよく同じ電車に乗り合わせていた。2人は4年の交際を経て結婚。ヨシエさんは5人姉妹の末娘で跡取りがいなかったため、誠一さんは婿養子として迎えられた。
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愛媛県のポツンと一軒家の主、誠一さんヨシエさん夫妻に話を聞いた。みかんの倉庫を見せてもらった。最盛期は20キロ×3000箱のみかんを収穫していた。貯蔵庫で保存していた。藁入りの土壁で温度が保たれる。50年前まではヨシエさんの両親と暮らしていた。その頃誠一さんは刑務官だったが休みの日は農作業を手伝っていた。昭和53年に父、平成10年に母が他界し、誠一さんは平成16年に刑務官を退職。以来両親が残したみかん畑を守り続けている。50年前まで住んでいたかつて集落があった山の上まで車で案内してもらった。
「TVer」の案内。
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かつて暮らしていた山の上の集落まで車で案内してもらった。母屋の玄関にはまだ表札がかかっていた。名前の横には特別社員と書かれていた。日本赤十字社に社費を納めた人に交付される門標。結婚して誠一さんが家に来たときは親子2世帯4人で暮らした。床下には芋を埋める芋壺という穴があった。土の中が暖かいから腐らないという。道路はなく、ヨシエさんは獣道を歩いて小学校まで通っていた。帰りは1時間半かかっていた。2人の男の子を授かった誠一さんヨシエさん夫妻は、長男の小学校入学時に麓へ移住した。9月から12月にかけて収穫するみかんの量は約6トン。週に1、2回JAに出荷している。2人は午前の作業を終えるとお昼ご飯を作った。海の近くに住んでいるため知り合いの人から魚をもらえるという。羽釜で炊いた烏賊ご飯と鱧のお吸い物を作り、捜索隊も振る舞ってもらった。誠一さんは麓の家から山の畑まで上がってるのが楽しみ、できたらこの山に散骨してほしいと話した。
的場は「ご夫婦の仲の良さも素敵でしたし、婿入りした場所で亡くなったらここに撒いてくれたらありがたいというくらいあの場所に気持ちを持っていかれてるんですよね」とコメント。岩渕は「大好きなことを仕事に出来てる、それ以上の幸せってない」とコメント。
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2023年11月26日(19:58)