- 出演者
- 矢内雄一郎 池谷亨 片渕茜 平出真有 窪田真之 大槻奈那 圷正嗣
オープニング映像。
出演者が挨拶をした。池谷さんは「原油価格の上昇で物価への影響が気になります」などと話した。
NY株式・ナスダック・ダウ・セクター別騰落率・為替の値動きを伝えた。
12日、アップルは新型iPhone15シリーズを発表した。4機種を発表し、カメラの解像度や望遠レンズの機能などを向上させた。さらに、EUの規制に対応し、充電器の企画をUSBタイプCに移行した。また、上位機種のProは、ステンレスの代わりにチタンを使い、軽量化・頑丈となった。価格は12万4800円からで、15日から予約を受け付け、22日から発売を開始する。
NFIB(全米自営業者連盟)が発表した8月の中小企業楽観指数は、前月から0.6ポイントマイナスの91.3だった。低下は4ヶ月ぶりのこととなる。調査では、経営者の40%が「求人を埋められなかった」と回答した。前の月からは2ポイント低下したものの、発表元は歴史的な高水準が続いているとしている。また、経営上最も重要な課題をインフレと答えた割合は23%で、2ポイント上昇した。
アメリカのマッカーシー下院議長は、バイデン大統領の次男のハンター氏の疑惑をめぐり、バイデン氏の弾劾訴追への調査を開始するよう指示した。マッカーシー氏は、バイデン氏が政治的地位を利用し、自らやハンター氏が不当な利益を得た疑いを指摘している。弾劾調査を求める共和党内の強硬派に配慮した形だが、党内からは反対論もあがっており、弾劾裁判に踏み切れるかは不透明となっている。
ドイツのZEW(欧州経済研究センター)が発表した景況感指数は、マイナス11.4で、前月から低下する予想に反し0.9ポイント上昇した。しかし、5ヶ月連続でマイナス圏となっている。足元の景況感を示す現況指数はマイナス79.4で、前月から悪化し、3年ぶりの低水準となった。
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半導体受託生産の世界最大手、台湾のTSMCは12日、ソフトバンクグループ傘下でイギリスの半導体設計大手アームが、近く予定しているナスダック市場上場に伴い、最大1億ドル(約147億円)を出資すると発表した。アームの上場を巡っては、SEC(証券取引委員会)への開示資料で、TSMCやアップル、エヌビディアなど10社が出資を検討していることが明らかになっていた。
東海東京証券アメリカの武井さんに話を聞く。武井さんは「ニューヨーク原油先物価格が一時1バレる89ドルを超え、昨年11月以来の高値をつけたことで沈静化の期待が高まっているインフレ率が再び上昇。FRBの金融引き締めが長期化するという懸念がくすぶった。8月の中小企業楽観指数が4ヶ月ぶりに前月を下回った。中小企業の経営者が懸念しているのがインフレであり、大きな障害となっている。前日にオラクルがクラウド事業の伸びの鈍化を示す決算を発表し、11日は一時15%以上の大幅安となったことも要因となった」などと述べた。新製品を発表したアップルだが株価は下落。武井さんは「スマホ業界全体が低迷。年末商戦を盛り上げるチャンスとして新型iPhone15のラインナップに注目していたが報道されていた以上の真新しさはなかった。アップルの時価総額は世界最大で株価は7月31日に過去最高値をつけている。年初来の株価は40%近く上昇しているが、本日の発表は市場の期待を高めるには力不足だった」などと述べた。
金利・商品・欧州株式・株式先物の値動きを伝えた。
8月の中小企業楽観指数が4ヵ月ぶりの低下。大槻さんは「過去49年間の平均を21ヵ月連続下回った。6ヵ月後の景況感も悪化。銀行の融資態度を重ねると中小企業向けの融資態度が厳しくなっている。楽観視できない経済全体への影響が気になる。人手不足とインフレが続くと雇用の質ということになってくる。良い方がスタートアップに来なくなってくる。スタートアップの中長期的な成長力の低下が気になる。中小企業は悪化のときは大企業より先に傾向が出るので先行指標としても注目しておくべき」などと述べた。
三菱UFJ信託銀行の横田さんのドル円予想レンジは146.40円から147.90円。今日の展開はアメリカのCPI公表があり様子見ムードが強まりやすいなどとドル高始動で上昇傾向にはずみが付くなどと話す。日銀の植田総裁のかなり踏み込んだ内容の発言があったことや、年明け以降の利上げ期待が急上昇したとドル円相場について解説。また燃料輸入額の増加による輸入物価の上昇懸念について横田さんは交易条件の悪化は実質賃金にマイナスだと課題が残っていることなどを踏まえ、ドル円の動きは持続的賃金上昇の材料を確認する必要があり不透明感が残るため円安基調継続で145円われなどと予測を伝えた。
10年国債・上海総合指数・世界の株価・株式先物の値動きを伝えた。
圷さんの日経平均予想レンジは32600円から32700円。今日の見通しについて、底堅い展開をみこむも今晩のアメリカCPIの発表をひかえ控えムードが強いと考えを述べる。注目はインフレが日本株のカタリストということで具体的には投資家が来日したイベントで海外投資家の関心は日本がインフレに展開するということで賃金について質問がきたという。今年のインフレ率は来年の春闘の賃上げに影響し、10月の労働組合の連合が要求額発表しするなど賃上げに対する期待が深まることなどBofA証券予想を伝え、インフレ進行で実質政策金利が大幅に低下することとし、日銀の動きと理由について圷さんは自分の考えを述べ、インフレが日本株のカタリストになるということについて解説をした。
きょう実施される内閣改造の顔ぶれがかたまった。一時、林外務大臣の留任後検討された外務大臣候補には複数回の閣僚経験がある上川陽子氏が起用。初入閣の加藤鮎子氏を子ども政策担当大臣に、自見英子氏を地方創生担当大臣、当選8回の土屋品子氏を復興大臣に起用し、高市経済安保担当大臣は留任となった。女性閣僚は2人から5人と大幅に増え、過去最多にならぶ。主要閣僚は軒並み留任となり高市大臣に加え、鈴木財務大臣、西村経産大臣、斉藤国交大臣、松野官房長官、河野デジタル大臣が留任する一方、そのほかの閣僚は交代となる大幅な内閣改造となった。経済再生担当相大臣には新藤義孝氏が起用されたほか、初入閣組では総務大臣に鈴木淳司氏、法務大臣に小泉龍司氏、厚労大臣に武見敬三氏、防衛大臣に木原稔氏らが起用された。きょう午後、皇居での認証式を経て今夜第二次岸田再改造内閣が正式に発足する。
金正恩朝鮮労働党総書記は昨日、特別列車でロシアに入国し国境のハサン駅で歓迎を受けた。きょうにもプーチン大統領と首脳会談をおこなう見通しで、代表団の会合や一対一での対話、夕食会などが予定されている。場所はボストーチヌイ宇宙基地とみられ、西側諸国から制裁を課されている両国が軍事協力拡大に踏み切るが焦点。
岸田総理大臣が内閣会場と自民党役員人事に踏み切る、日銀 8月の企業物価指数発表。アメリカ 8月消費者物価指数に注目が集まる、など今日の予定を伝えた。
全国の天気予報を伝えた。
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