- 出演者
- 大浜平太郎 塩田真弓 パックン 中垣正太郎 平出真有 加藤出 佐々木融
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
欧州株式と為替の値動きを伝えた。
イスラエル軍とイスラム組織・ハマスの戦闘の休止が日本時間きょう午後2時から始まると交渉を仲介しているカタール政府が発表した。戦闘休止の開始とともにガザへの人道支援物資の搬入が始まるとしている。拘束されている人質については、第1弾として13人を24日午後4時に開放し、戦闘休止の4日間で合わせて人質50人が開放されるという。イスラエル軍はシファ病院の地下で発見したトンネルの新たな内部映像を公開した。地下通路の脇にはトイレやエアコンが設置された部屋と流し台があったとしている。
23日はアメリカは感謝祭の祝日で、ニューヨークでは老舗百貨店メイシーズのパレードが行われた。24日のブラックフライデーからは年末商戦が本格化する。今年の年末商戦における売上高の見通しは伸び率3~4%にとどまり、過去3年の伸び率を下回っている。FRBが高金利を維持する中でも個人消費が底堅さを維持できるかどうかに注目が集まっている。
トルコ中央銀行は金融政策決定会合で主要政策金利を40%に引き上げることを決めた。利上げは6会合連続となる。トルコ中央銀行は声明で「インフレ緩和に必要な金利水準に近づいた」として、今後引き締めのペースは減速して利上げサイクルが近く完了するとの見方を示した。
ユーロ圏の11月の総合PMIの速報値は47.1と前月比で0.6ポイント上昇。市場予想を上回ったものの、50を下回るのは6カ月連続。ハンブルク商業銀行のチーフエコノミストは「ユーロ圏の経済は泥沼にはまっている」とし、GDPが2四半期連続で縮小する可能性を示していると述べている。
デンマークの製薬大手・ノボ・ノルディスクはフランス後方の生産能力を拡大するため160億デンマーククローネ(約3500億円)を投資すると発表した。肥満症治療薬の需要の高まりに対応するためで、これにより生産能力は2倍以上に拡大するという。
今朝のゲストは東短リサーチの加藤出さんとJPモルガン・チェース銀行の佐々木融さん。
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加藤さんは「アメリカだけコロナ前のトレンドに戻っている。さすがにそろそろ息切れするんだろうと思う。奨学金ローンの支払いが10月から再開している。」など話した。
為替について伝えられた。
佐々木さんは予想ドル円相場が、148.80円~150.50円とした。注目ポイントは「サンクスギビングの後のドル」とのこと。サンクスギビングとクリスマスの間の騰落率のグラフが紹介された。クリスマスにかけては、ドルが下落しやすい時期だと話した。今年もクリスマスまでドル安傾向が続くかもしれないとのこと。来年のドル円相場は、引き続き円安ドル高とみているとのこと。
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10年国債について伝えられた。
上海総合指数・世界の株価(23日)・株式先物について伝えられた。
林卓郎さんは、日経平均予想レンジを33600円~33800円とした。注目ポイントは「今後も業績期待が株価を押し上げ」とのこと。林さんは「今月2500円超えの株高は金利低下とともに好決算が強いサポートとなったといえる。東京市場の全体の3割近い企業が通期予想の情報修正をするなど想定以上の好決算となった。」などと話した。
大阪市と神戸市で、阪神・オリックスの優勝パレードが同時に行なわれた。38年ぶりの日本一となった阪神は、大阪・御堂筋で約1.7kmのパレードを行なった。優勝パレードは、それぞれ会場を入れ替え午前にも行なわれた。
昨日、中国を訪れていた公明党の山口代表は、北京の人民大会堂で王毅外相と会談し、東京電 力・福島第一原発の処理水をめぐり、中国側が独自のモニタリングを求めてきたことを明らかにした。山口代表は、今回の訪中で習近平国家主席の最側近とされる蔡奇常務委員とも会談したが、習主席との会談は実現しなかった。
昨日、東京電力は、福島第一原発周辺から採取した海水に含まれるトリチウム濃度を分析した結果、検出できる下限値未満だったと発表した。福島第一原発は20日に3回目の処理水を放出し、4回目は年明け以降に実施予定だという。
昨日、北朝鮮の朝鮮中央テレビは、21日に実施した軍事偵察衛星を打ち上げた際の映像を公開した。発射に立ち会った金正恩総書記が技術スタッフなどと成功を祝う姿も放送されている。
スタジオで佐々木さんは「消費者物価指数は比較的高い水準が続き、ドル円相場をこのレベルで維持すると今月は歴史的に安い円安水準となります。ドル円相場の月中平均の前年比をみてみると、昨年は11月からドル円が大きく落ちているので、物価の前年比押上につながるとみています」などと話した。
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