- 出演者
- 城島茂(TOKIO) 長谷川雅紀(錦鯉) 渡辺隆(錦鯉)
今回は、世界に誇る日本の園芸の匠を巡っていく。ゲストはM-1王者の錦鯉。
- キーワード
- M-1グランプリ2021錦鯉
リーダーたちが最初に向かったのは横浜市。現代影絵の劇団「かかし座」。スペインやリトアニアなど海外公演も行う世界に誇る匠。自分の顔がスクリーンに映らないようにしながら、同時にスクリーンを確認しつつ、前後左右に動き回るなど、技術だけでなく体力も使う。劇団の方に教えてもらいながら、リーダーと錦鯉も影絵に挑戦した。劇団の代表に影絵とは何かを聞くと、「全て」という答えが返ってきた。
続いての匠はKazuho Monsterさん。いったいどんな匠なのか。
Kazuho Monsterさんはパントマイムの匠。独創的なパフォーマンスで注目を集めている。SNSにのせているダンス動画の総再生回数は2億回を超える。ムーンウォークの世界大会での優勝経験もある。Kazuho Monsterさんは、手を固定するだけでも不思議に見えることを教えてくれた。錦鯉の長谷川雅紀は手を動かさない「こんにちはー」をやってみた。
続いてリーダーたちが向かったのは東京・港区にある怪しげな雰囲気の店。中には世界で活躍するマジシャンのKiLaさんが待っていた。まずはクロースアップマジック(客のすぐ近くで行うマジック)の1つ「コインの瞬間移動」を見せてくれた。その後、KiLaさんはマジックの裏側を見せてくれると話し、カードを引き当てるトリック(城島が名前を書いて束に戻したカードをピンポイントで引き出す)の裏側を教えてくれた。カード束の厚みを触っただけで一瞬で正確に枚数を認識するという匠の技が使われていた。最後に、匠の技を最大限に使ったオリジナルマジックを披露してくれた。「バーテンダーの136」というオリジナルの物語に合わせて「イサム(136)」など語呂合わせのカードをピンポイントで出していき、全てのカードを使い切るというもの。最後は城島が名前を書いたカードで締めた。KiLaさんにとってマジックとは「手段」だという。みなさんと繋がる手段でもあり、自己表現の手段でもある。
続いてリーダーたちは、とある和室を訪れた。男性が現れ、「和妻」を披露してくれた。男性は和妻の匠である藤山大樹さん。和妻とは、奈良時代に大陸から伝わったといわれる日本古来の奇術。江戸時代には稲妻のごとく手を素早く動かすことから手妻と呼ばれ、明治時代以降は西洋のマジックに対する和のものとして和妻とも呼ばれるようになった。藤山さんは300年前の本に書かれている技(紙片の曲)を見せてくれた。紙片が卵に変わるというもの。その後、城島がステージ上に呼び出され、2人でそれぞれ紙を短冊状に切って、1つの丼に入れた。藤山さんは丼とともに箸を持ち、この紙がうどんに変わることを予告した。
藤山さんが箸で丼の中の紙をかき混ぜると、紙がうどんに変わっていき、横で見ていた城島は驚いた。藤山さんは更に、「蝶のたはむれ」という演目(紙で蝶々を作って扇で仰いで飛ばし、それで蝶々の一生を語る)を披露した。
錦鯉が漫才を披露した。
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