- 出演者
- 佐々木明子 角谷暁子 山川龍雄
オープニング映像。
ニュースラインナップを伝えた。「カインズの裏側PB刷新の狙いは」など。
CPUなどの部品を手掛けるのがアーム。99%のスマホでアームの半導体が使われているという。アームは半導体の設計図を作成し世界中の大手半導体メーカーに設計図を販売している。2023年3月期の売上高は28億ドルで約4000億円にのぼる。アームの成長性に7年前から目をつけていたのが孫正義会長。ソフトバンクグループは2016年に約3兆3000億円でアームを買収した。しかしその後世界的な景気後退懸念を背景にソフトバンク・ビジョン・ファンドの損失が拡大し2年連続巨額な赤字を計上していた。今回アームの上場では保有するアーム株のうち1割のみ売却した。ソフトバンクグループは上場後もアーム株を保有することでそれを担保とした資金調達も可能となる。狙いの先にあるのがAI。石野さんは「ビジョンファンドのパフォーマンスが良くなる可能性はあると思う」などと話した。
アームの時価総額は約520億ドルとなっている。アメリカではIPOの企業が減りIPOで調達した金額も2022年から新規上場の調達額が去年より95%減った。メイさんは「アームが上場するときいたときは興味をそそられた」などと話した。アームは今後AIやデータセンサー向けの半導体を開拓する考えである。
アーム上場についてトーク。山川キャスターは「これから反転攻勢の時期を迎えている」などと話した。
自動運転レーンを一部一般道に政府が設置する方針であることがわかった。すでに決まっている駿河湾沼津から浜松SA間に加えて新たに東北自動車道と日立市の一般道を追加する。日立市には物流倉庫が多く人手不足の物流問題の解決に繋げたい考えである。対象地域に車両検知のカメラなどを重点的に整備し民間からはトヨタやスズキなどが参画し自動運転普及につなげる。またドローン配送を加速させるため秩父地域や浜松市の河川上空を先行地域にされる。政府は補正予算で支援方針である。
カインズは自社で開発する新たなPBを発表した。カインズでは2007年からPB開発に注力していて商品数は約1万3000点となっている。8ブランドに分けて展開する。健康に関連するものやペット用品などテーマに合わせたブランドに細分化する。カインズのPB商品は商品ごとの担当者が個別に開発していたがチーム制に刷新した。長坂さんは「どういうものが最適かそれぞれのメンバーで考えるようになった」などと話した。ランドリーの収納をテーマに開発された商品では収納と洗濯用品の開発担当者がチームを組み共同で開発することで使いやすいサイズや統一したデザインを提供できるようになったという。直近の決算では売り上げは増えたが経常利益は大幅に減少していた。背景には原材料高騰がある。原材料調達までチーム制にすることでコストカットを期待しているという。
戎橋には阪神タイガース優勝後大勢の人が集まっていて警察が一方通行の規制を行っている。阪神優勝の経済効果は関西地域で872億2114万円になるという。明日からは阪神百貨店や上新電機などが祝賀セールを予定している。
岸田再改造内閣が本格始動した。岸田総理は新たな内閣での意気込みを語った。また上川外務大臣は国際社会で指導力を発揮し日本の存在感を高めていくと強調した。一方岸田総理は矢田稚子元参院議員を賃金・雇用担当の総理補佐官に起用する方針を固めた。
世論調査で内閣・執行部の顔ぶれの評価では評価するが28%で評価しないが49%であった。しない理由で一番多いのが派閥の意向にとらわれていたが27%であった。支持率は支持が42%で不支持は1ポイント上昇し51%であった。山川キャスターは「厳しい評価」などと話した。また解散・総選挙の時期では解散を急ぐ必要はないが41%であった。小渕氏への評価では評価しないが47%であった。
給食大手のグリーンハウスが請け負う給食センター。社員食堂などにもスタッフを派遣しており全国で2万人を超えている。円安などの影響で食材が高騰し人手不足の波も押し寄せ経営を圧迫している給食業界。海老名総合病院では以前は派遣スタッフが院内で調理をおこなっていたが人手不足で2年前に終了。調理済みの給食に切り替えたことで給食スタッフを4分の1に減らすことができた。病院給食を手掛ける第一食品では1日に1万8000食を調理。ことし3月には電子カルテと連携し患者ごとの料理を自動選択するシステムを導入した。将来的にはシステムを他社にも販売し業界全体に広げたい考え。
アームがナスダック上場。売買が成立すれば株価も明らかになり、公開価格の51ドルを上回れば投資家の期待が高いことを示すものと言える。
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ECBは利上げの必要性を強調。中銀預金金利は4%とユーロ導入以来最高を更新した。またEBCは2023年・24年の物価見通しを上方修正。ラガルド総裁は「現在の金利水準が長期間維持されれば2%のインフレ目標の達成を助ける」との見方を示している。中国人民銀行は預金準備率をあすから0.25%引き下げると発表した。
最新のマーケット情報を伝えた。
ECBは10会合連続となる0.25%の追加利上げを実施。山川氏は「中国の不動産問題とヨーロッパのスタグフレーション懸念。この2つが世界経済を占う上で大きなリスク要因となる」と分析した。
エンディング映像。
「カンブリア宮殿」の番組宣伝。