- 出演者
- 佐々木明子 角谷暁子
オープニング映像&佐々木アナの挨拶。
ホンダは2026年に日本初の無人タクシーを開始すると発表。ゼネラル・モーターズと傘下のクルーズと新会社を立ち上げた。車両として利用するのは「クルーズ・オリジン」。運転席はなく最大6人が乗車可能。客は配車から支払いまでスマートフォンで完結させる仕組み。
会見終了後に三部敏宏社長とカイル・ヴォクトCEOが単独インタビューに応じた。料金設定は決定していないが、タクシードライバーがいない優位性はあるとしている。共同開発した経緯について三部社長は「自動運転タクシーサービスというのはシステムの構成を含めて全然違うため両方はできない」と話す。
クルーズは去年6月にサンフランシスコで無人のタクシー有料サービスを開始。現在は15の都市に拡大している。サンフランシスコではウェイモもサービスを展開している。中国では百度が手掛ける完全無人タクシーが走る。北京市は市内の60平方キロメートル範囲で完全無人の有料運転を許可した。これを受けて百度は9月にサービスを開始した。
日本では2018年に世界で初めて公道で自動運転タクシーの実証実験が行われた。2020年に無人タクシーの営業開始を目指すも法律の改正が進まず事業はストップした。きょうホンダとクルーズのトップと面会した西村経産相は無人タクシーの普及を後押しするため、産官で意見交換する新たな枠組みを立ち上げると発表した。
取材した角谷アナは「三部社長は物流としての利用にも一役買うのではないかという、展望も話していた」とコメント。田中道昭が自動運転の実用化競争について改めて説明した。専用道路・特定地域や高速道路、地方の特定バス路線などを自動運転で解決するのが、日本の社会実装の在り方だと分析した。
代官山に誕生した複合施設「フォレストゲート代官山」。目玉は家賃400万円の高級住宅で、すでに入居の申し込みが来ている。地下1~地上2階にはセレクトショップなど14店舗が入る予定。東急不動産は1955年に日本初の外国人向け高級賃貸「代官山東急アパート」を建設。今回の施設も4階以上は高級賃貸住宅になっている。家賃は1LDKで約50万円から。代官山の地価は10年前と比べ8割近く値上がりしている。
今月から始まるステルスマーケティングの規制。企業などが依頼した宣伝の場合、商品やお店を紹介するインフルエンサーは投稿に“PR”や“タイアップ”と明記し分からせる必要がある。従わない場合は懲役や罰金が科せられる。価格ドットコムではステマ規制に合わせ運用を変更している。飲食店の情報を配信するグルメ系インフルエンサーの笠間さんはステマ依頼を断ってきたという。今回の規制について「中には規制を気にしないでステマをやる人もいる気がする。どんな報酬の交渉があったかは誰にもわからない」と話す。消費者庁・高居課長は「今後は実績を踏まえてわかりやすく説明をしていきたい」と話した。
日の丸交通が年内にも“相乗り”に参入することがわかった。都内を中心に1300台あるタクシーの一部で導入し、ピーク時に発生するタクシー不足を解消する狙い。スタートアップ企業・ニアミーのアプリを活用する。ライドシェアに反対する富田和孝社長は相乗りを活用すれば急増する需要にも対応できると訴えている。
KDDIやソフトバンクなど180社はNTT法廃止に反対する要望書を自民党と鈴木総務大臣に提出した。
米テスラの7-9月期の決算は純利益が18億5300ドル。販売競争の激化を背景にした主力車種の値下げが利益を圧迫した。
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米テスラの減益について田中道昭は「アメリカではブランド価値低下も叫ばれている。しばらくは成長鈍化が予想されている」と説明。マスクCEOは説明会で「サイバートラック」を11月末に納車開始すると発表している。
「MOM’S TOUCH」が日本初上陸。看板メニューの「サイバーガー」は韓国で年間7000食を売り上げている。注文を受けてから店内で調理するのがこだわり。チキンを売りにするマムズタッチは韓国で1400店舗を展開する巨大ハンバーガーチェーン。韓国国内はチキンチェーンが飽和状態で海外への進出が相次いでいる。
都内にあるチキンチェーンの「bb.q オリーブチキンカフェ 大鳥居店」。オリーブオイルを使った「黄金オリーブチキン」が一番人気。このチェーン店と提携し運営しているのは「ワタミ」で本場の味を忠実に再現している。
連合は来年の春闘で5%以上の賃上げを要求。今年の春闘で掲げた「5%程度」以上の賃上げを目指す。
TSMCは7-9月期の決算は純利益が2110億台湾ドル。半導体需要の回復が鈍く売上高も10.8減。
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為替や株式の値動きを伝えた。