- 出演者
- 藤本美貴 陣内智則 池谷亨 伊藤健太郎 梅澤美波 岸谷蘭丸
今夜は、経済が停滞する日本と似ていて、それでも明るく生きるイタリアを大調査SP。日本から9700km離れたイタリアは、世界遺産がひしめく歴史ある国。首都ローマでは、映画「グラディエーター」でも馴染み深い「円形闘技場コロッセオ」や、パリの凱旋門のモデルにもなった「コンスタンティヌスの凱旋門」、「ローマの休日」の舞台にもなった「サンタンジェロ城」など古代ローマの遺跡がいっぱいある。イタリアの世界遺産登録数は世界一で61件もある。イタリアと日本の経済成長率には共通点があり、ここ30年ほど日本とイタリアの経済は停滞を続けている。G7各国の平均賃金のグラフを比べてみても、アメリカやドイツなどが右肩上がりなのに対して、イタリアと日本は長く横ばいが続いている。
伸び悩むイタリアの給料を、調査開始する!古代ローマ時代、大都市の生命線である水を確保するため、多くの水道橋が建設された。ローマには今も多くの水道橋が残っていて、街の中は飲める水が溢れている。「ナゾーネ」と呼ばれる公共の水飲み場は、ローマ市内に約3000か所もあり、特に暑い夏は絶好の給水ポイントになる。街にいた電気工事士(62歳)の人の給料を聞いたら、「オレは月に2000ユーロ(約37万円)、高い方だと思うよ。」などと答えた。古い建物がたくさん残るイタリアでは再塗装の需要があり、ペンキ塗りの窓屋さんに給料を聞いたら、月に約32万円と答えた。もう1人のペンキ塗りの窓屋さんも、「オレもそんなもんだ。イタリアの労働時間は週に40時間だけど、実際は60時間は働いているよ。でも生活はギリギリだ。」と話した。
経済低迷のイタリアについてトーク。ご飯もおいしく人も優しかったという。ボッコーニ大学に在籍し企業している岸谷はイタリアは経済も終わっているがイタリア人は楽しそうなのは陽キャだからといい、それは文化だと話す。
30年景気低迷のイタリア人はなぜ明るいのか。ローマで大卒のSEは日本は21万だがイタリアは40万円ほど。家賃は18万5000円と高い。円安でユーロ高だが高く感じるがフランスでは月に110万稼ぐモデル、ドイツでコンサルをする彼らは月220万ほどと平均年収はフランスは819万、ドイツは1014万、イタリアは伸び悩む。物価をローマで調査。トマトは300円。りんごは105円など日本とは変わらない。しかし値上がりしているのはトイレットペーパー。12ロールで1200円。イタリアの消費税は22%。必需品は4%で商品によって違うと付加価値税について説明。
イタリアの付加価値税は細かく税率がわかれていて、脱税が歴史的に多い。家族でやっている企業が多く、レシートをださない店があると悪質な実態を紹介。店の会計の記録はレシートに残るのでレジをうたない。ローマのカルボナーラはベーコンではなくグアンチャーレ。カルボナーラはおよそ2600円。調理をするバングラデシュ人は26万円ほど給与をもらっている。
イタリアはG7の平均賃金をみると日本とワースト2。世界遺産はイタリアは超重要。リムジンのドライバーは観光客や政治家を乗せるという。給与は月収56万円。ローマではタクシーが稼げるという。遺跡があるため地下鉄が発展しない。スペイン広場で座って休憩する観光客がふえたため、座ると罰金46000円、汚すと74000円。
トレヴィの泉はコインを投げると願掛けができるが2がつから入場有料。およそ370円。監視員の目がひかる。翌朝、入場制限がない朝に始まるのは投げ入れたコインの回収。週に2回回収。水は飲み場のきれいな水が使われている。回収には掃除機のように吸引。3日ぶりに回収されコインの総額は280万円ほど。そのコインの行き先は銀行で集計し慈善団体に寄付される。年間26000万円だという。コイン回収業の人の給与は28万円だった。
深夜のローマでジェラートを食べる人がたくさん。濃厚な食感が特徴のジェラート。営業をしている男性の給与は年収930万円。イタリアの国内でジェラート店は3万店以上。一人当たり年間消費量はおよそ12リットル。イタリアのローマのジェラート店は30種の味を提供。ボローニャのカルピジャーニ本社を紹介し、ジェラートの作りかたを説明。ジェラート職人の月給は16万から37万円と幅広い。
ボローニャで気になったのはボローニャの斜塔。ウマレルの正体とは?ボローニャでは暇人をウマレルという。ウマレルは工事現場だけでなく、雑貨店で人形になる存在。3800円ほどで売られている。イタリアは高齢者の割合が高い。年金をたくさんもらっているのか調査。月に26万ほどもらっていた。67歳で定年し40年以上つみたててきたのでしっかりもらっている。厚生年金保険料は日本の倍近いイタリア。
イタリアでは、ジェラートの作り方を学ぶジェラート大学に多くの留学生が。伊藤健太郎さんはアメリカ留学のホームステイ先で、どうしても食べられないものがあったが、「食べられない」と言えず、食べていたら、日に日に量が増えてきたという苦い経験を語った。
イタリアの人達は毎月の年金受給額の約30万円や46万円などに加え、12か月分の年金の他にボーナスで毎年1ヶ月分もらえるという。日本の人達は「イタリアに引っ越したくなっちゃった」、「うらやましい」との声も。また、イタリアは国民皆保険制度があり、無償で医療サービスを受けられるという。一方、医師の数が足りず、予約しても見てもらうまでに何ヶ月も待たされるという。内科医の男性は、高齢者を診察する医師が足りていないなどと話した。
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やってきたのはフェラーリの本社があるマラネッロ。イタリアのボローニャ周辺ではフェラーリを含め、マセラティ、ランボルギーニなど高級自動車メーカーが集まっている。そんな中イタリアの人達の注目の車がフィアット500。ルパン三世がタイヤを浮かせながら疾走した車。フェラーリに乗る人はどんな職業についているのか調査する。ガソリンスタンドいた男性の車はシンプルなデザインが特徴のF355。この車は最も美しいV8フェラーリと言われている。
イタリアのボッコーニ大学に在籍中の岸谷蘭丸さんは現地で驚いた食文化について「こだわりが強い。カプチーノのは午前中しか頼まない習慣。本来朝ごはんでクロワッサンをつけて食べるためのもの。」などと話した。
約200年前から続く伝統バルサミコ酢を作る5代目のマッスィモさん。丁寧に熟成されたバルサミコ酢は高いもので1本約7万4000円。去年の年収は約5600万円だという。マッスィモさんは「この仕事はとてもリスクがある。気候に左右されて管理も必要。しかし私にとっては楽しく趣味のような仕事。」と話す。
おしゃれな人が多いミラノにはもっと衝撃の男性がいた。イタリア北部に位置する国内屈指の大都市・ミラノはファッションの街として知られる一方、金融やビジネスの中心地としても発展。そんなミラノでパル・ジレリブランドを持つForall社の最高経営責任者に出会った。彼はブリオーニなど数多のブランド開発を成功させてきた実績を買われ、ヘッドハンティング。今年CEOに就任した。年収は約8300万円とのこと。彼は「税金で40%引かれるが満足している。ミラノはイタリアでも特別な場所。観光客が買い物に来てくれるので経済が回っている。」などと話した。
イタリア・ミラノのショッピング街にはイタリアが生んだ高級ブランドの店が軒を連ねている。おしゃれなミラノでも給料調査。夫67歳・妻65歳の夫婦、夫の職業は医薬品販売会社経営、月収約110万円。夫婦で会社を経営しているので2人分とのこと。金融街で話を聞いた銀行員の男性の年収は約1850万円。ファッションで気をつかっているのは靴。シャツやズボンは必ずアイロンを掛けるとのことで「ハウスキーパーにやってもらっている」とのこと。別の銀行マンも「洋服にアイロンは必ず掛ける。アイロンがかかっている服は信用につながる」などと話した。またアイロン掛けは難しいのでクリーニングに出すという人も。またカジュアルな服装の男女も必ずアイロン掛けをすると言い、女性はジーンズにもアイロン掛けをするなどと話した。イタリア人はシワがあると落ち着かないといい、どんなものにでもアイロンを掛ける習慣が。ミラノで3LDKのマンションに住むアレッサンドラさんのお宅を訪問。高級ホテルのPR会社を仲間と運営しているそうで、お宅にはハウスキーパーのマガリさんがいた。マガリさんは週5日・1日5時間契約で掃除・洗濯・夕食作り・アイロン掛けを行う。タオルやパンツ、靴下にもアイロンがけをしていて、アレッサンドラさんは「何にでも掛けます」と話した。そんなハウスキーパーさんの給料。このお宅では1日5時間・月に20日働いて28万円。もう1軒たまに行くお宅と合わせ月収約32万円。イタリアの中でも物価が高騰しているミラノでは月32万円でも生活はギリギリとのこと。アレッサンドラさんの月収は手取り約66万円、夫の収入と合わせ世帯収入は100万円以上とのこと。
イタリアの180平米のマンションの値段は、200万ユーロ(約3億7000万円)。ミラノは不動産ブームで価格が高騰しており、フラットタックス制度(納税地をイタリアに変更した富裕層に対し、海外所得に一律課税を課す制度)を導入してから更に富裕層が殺到しているという。2025年のイタリアの富裕層流入ランキングは、世界3位の3600人だった。その結果、地元民が不動産を購入できない事態となっている。
イタリアのボッコーニ大学は、ヨーロッパトップクラスのビジネス・社会科学系大学で、世界100か国以上から学生が集まる。また、イタリア・ミラノでは、顧客の好みや目的に合わせ、最適な商品選びをサポートする「パーソナルスタイリスト」という職業も盛んだという。パーソナルスタイリストの月収は、手取りで約37万円。
イタリアでは職人が多く、直しながら物を長く使う人が多い。どんなブランドでも直せるという職人に、番組スタッフが15年間使い続けたボッテガ・ヴェネタのバッグを直してもらったところ、ピカピカに修理してもらえた。イタリアのカバン職人の月収は、約22万円。
イタリアでは、南北に経済格差があるという。イタリア・ナポリはイタリア第3の都市で、人口は約96万人。イタリア南部は大きな産業が少なく失業率も高いという。ナポリで仕事を引退した男性に話を聞くと、ナポリで正社員の仕事を見つけるのは難しく、ずっとフリーのため年金もないという。
