2023年12月12日放送 15:10 - 15:55 NHK総合

世界ふれあい街歩き
選「アマゾンの楽園 ペルー・イキトス」

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れた。

(世界ふれあい街歩き)
イキトス ペルー

今日はジャングル開拓により作られたペルーの港街・イキトスを訪問する。ここは陸路では行けない中では世界最大規模の都市、このため水際には家が多くある。それらには船が併設されている。時刻は午前8時、ジャングルとあってむし暑い、30度を超えているとも推定される。今いるのは東にあるナナイ港、大きな通りを抜ければ街の中心部にたどり着く。それをめざして歩む、並ぶ市場は朝から賑わいを見せている。中にはアマゾン川で捕れたと思しきカワラなる魚もある、ほかにドンセージャなる巨大な魚も存在する。続いて来たのが食堂、そこでは魚も焼かれている上、ワニ肉も存在する。そのワニ肉は一切れ450円(15ソル)、食堂ではこれが人気、いわく味わいは鶏肉に似ているという。市場に戻る、そこにはスーリーなる虫の串焼きが存在、これは気管支によく効くという。この日も客が多く集う、串から抜いて颯爽と食べ終えてみせた。そのビタミンの甲斐もあってか彼は筋骨隆々、リポーターにも食べるよう促した。

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訪れたイキトスの市場を抜ければ駐車場に到着、ここは集積所、ここがアマゾン川をたどる物流の拠点にある。このため車のほかに船も存在、それらは手作業で船に運び込まれる。その船室は大部屋のような様相、多くのハンモックで眠る人の姿がある。この日取材した一家は病院に行くために3日かけて来島、彼らの村は小さいために病院もないが、その航行に際しては景色などを楽しんだという。名前は”イツァヤナ”、現地の言葉で神からの贈り物を意味する。ほかにも子どもが多く存在、その向かい側の部屋は鶏がすべてを占めている。その担当者に話を聞く、いわく昨日到着、のべ1万羽に上るというが、これでも足りないほどに供給されるという。別の船も到着、これには豚のみが乗っている。そうこうしているうちに街の中心部に近づいてきた、ゆえに歩きやすい遊歩道が舗装されている。そこにそびえる西洋風の建築物、その警備員いわくここは軍本部、一般人も見学可能、ここは112年前にホテルとして建造、今は改装して軍司令部として用いられている。その内部を訪問、その材料などは欧州由来、様式もまた欧州製、建てたのはペルーにて著名な建築家のヨウング・マスとされている。これらを説明したのは上層軍人、出口までも送ってみせた。その向かい側には”鉄の家”なる観光地も存在、その旨を伝えられて軍人とは別れた。

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軍人の紹介を受けて”鉄の家”なる建築物を訪問、その2回デッキには掃除する人の姿もある。その人に話を聞く、いわくここはレストラン、入り口は鉄面とは対局の側にある。この鉄は1889年にフランスから船で運ばれてきたもの、その建築にはエッフェル塔にも携わったギュスターヴ・エッフェルが関与しているとされる。オーナーが同年のパリ万博にて鉄に興味を示した、そのままこれが建てられたという。内装は当時から変わらず、ただ鉄とあって猛暑に苦しんだ、ゆえにオーナーは売りに出したとされている。

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インフォメーション

ペルー・イキトスは18世紀なかばジャングルを切り開いて作られた。西洋人がキリスト教を布教するために作られた町で、この時、先住民が西洋人をイキトス=”ひどい奴ら”と呼んで、それが町の名前の由来になったと言われている。20世紀に入るとジャングルでゴム栽培が始まり町は栄えた。西洋人はヨーロッパからタイルまで輸入して数々の豪邸を建てた。周辺の村々とアマゾン川で繋がっており、物流の拠点として発展してきた。今では周辺に暮らす先住民の風習や文化に触れようと世界中から多くの観光客が訪れる。

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ペルー・イキトスでは屋根が付いたバイクが主流になっており、屋根にまつりで使う木を乗せて運んでいる。トイレを運ぶ少年に付いていくと再生市場にたどり着く。道路がないため新品が手に入りづらく、ここでなんでも修理して売っているという。

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ミス・イキトスのキアラさんは「イキトスにはアマゾン川で穫れる魚が多い。」等とコメントした。第3位はカラチャマの丸ごとスープ。内臓は全て取り出し塩やコリアンダーを入れて15分煮込む。すると、上品なスープに仕上がる。試食したキアラさんは「これを飲んでいたからミスイキトスになれたのかもしれない。」等とコメントした。第2位は白身魚のビハウ包み焼き。野菜と一緒に蒸し焼きにして調理する。試食したキアラさんは「魚と野菜の味がミックスされて美味しい。」等とコメントした。第1位はピラルクーのステーキ。ピラルクーは世界最大級の淡水魚だ。キアラさんは「イキトスには美容に役立つ魚が豊富だ。」等とコメントした。

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午後2時。ペルー・イキトスの住宅街を訪れた。住宅街では子供達がプールで遊んでいた。今日は祭りなのだという。祭りでは皆で水をかけ合うのだという。路上で人々が水をかけ合っていた。水で遊んで先祖を思い出す祭りなのだという。川の近くの家は床が高く造られている。増水に備えているのだという。橋で他の家と繋がっているのだという。家の住人の女性はこの土地を売るように色々な会社からお願いされているが、夫と苦労して子供を育てた家なので売りたくないのだという。

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午後5時30分。スコールが降ってきた。そんな中でバレーボールやサッカーをしている子供達の姿があった。雨宿りをする事に。雨の中、夕食を食べていた家族に遭遇した。この家族には女性が多いのだという。イキトスの女性は情熱的なのだという。家族に別れを告げた頃、スコールは止んでいた。空に虹が見えた。ここでは虹を指差すと指がなくなるという言い伝えがあるのだという。

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(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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