- 出演者
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オープニング映像。
歩くテーブルの映像。テーブルの名前はカーペントポッド(脚つきの馬車)。開発したのはデルフト工科大学のメディア・知識工学修士号を取得しているギリアム・ド・カーペンティエさん。テーブルの脚を地面を撫でるように優しく着地させることで安定させている。設計・プログラミング・材料加工・組み立て、全て一人で行ったそう。
図形が音に変化する映像。点と線の絵でも可能。これを開発したのはラ・リオハ国際大学の作曲科修士号を取得しているサンティ・ヴィラノヴァさんら。取り込んだ絵をコンピューターが水平方向に24分割。それをシンセサイザーの鍵盤と連動させると絵に合わせて音が鳴るという。
人が消える透明シールドの映像。開発したのはロンドンの研究チーム。透明シールドの表面には特殊なレンズが敷き詰められている。人は光の反射で物を認識するが、透明シールドの特殊なレンズが反射する光を拡散させることでシールドの向こうに隠れる人物が見えなくなるという。見えなくなるのはシールドに対して垂直のものだけ。
ミナミホオジロテナガザルがロボットのようなダンスをする映像。ミナミホオジロテナガザルが踊ることは1984年に確認されていたが、踊る理由は不明だった。これを解明したのがジャン・ニコ研究所のカミーユ・コイエさんら。踊っているとき、ミナミホオジロテナガザルがチラチラこちらを見てくることが判明。注目を集めるために踊っていると推測されるという。
パイナップルの皮の実験映像。1000℃の鉄球を乗せた物は瞬く間に燃えてしまうが、パイナップルの皮は熱に耐えることが分かった。熱力学の専門家は、皮が繊維質で隙間があるため熱伝導率が低いことと皮についた実の水分が熱を吸収してくれることを理由にあげた。今後、防火壁などにパイナップルの皮の構造を応用することで。より防火能力が向上するかもしれない。
2本のアームが、トウモロコシの薄皮をカットし、直径0.01mmの糸で切った薄皮を縫合する映像。この技術を開発したのは若菜和仁さん。マシン本体とは別に医師が操作を行う装置があり、医師の手と2本のアームが連動。直接手術をしているような自然な感覚で操作ができる。
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- トウモロコシ
何もない空中に物体が描き出される3Dプリンターの映像。開発したのは江南大学の劉仁教授。先端からセラミック粉末と近赤外線で固まる物質が出力される。これがあることで、作ることが難しい複雑な部品を楽々作成できると期待されている。
一瞬でメイクできるマシンの映像。プロジェクションマッピングを使っている。これを開発したのは東京科学大学の渡辺義浩准教授ら。進化した超高速投影技術により、顔の動きをフォローして投影してくれる。みりちゃむも体験した。
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- 東京科学大学連続テレビ小説 おむすび
ヒトデがカニを捕食する瞬間の映像。このヒトデの生態を発見したのは北海道大学の具志堅晴人さん。ヒトデは海藻や生物の死骸などを食べる海の掃除屋として知られるが、研究により、海のハンターでもあることが判明。ヒトデはカニが近づくと5本の腕で体を浮かせ、カニを誘い込んだ後、体を下ろして捕食する。
3Dすしプリンターの映像。開発したのは山形大学の古川英光教授ら。すしプリンターでは味も見た目も本物に近い仕上がりになる。開発のきっかけは古川教授が甲殻類アレルギーのため。開発期間は10年だという。
実証科学バラエティー 百聞はジッケンに如かずの番組宣伝。