- 出演者
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オープニング映像。
ロチェスター工科大学 工学・応用科学部卒 フランク・フォースさんが開発したリサジュー図形を紹介。黒い線は同じ動きをしているはずなのに赤の線が入ると回転方向が変わって見えるというもの。線の交点などに焦点を当てると錯視がより強調されて脳が特定の見え方を強制的に認識してしまうという。
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- アメリカロチェスター工科大学
アメリカン大学 心理学部 アーサー・シャピロ教授が開発した錯覚映像を紹介。目を細めると見え方が変わる。人間は速く繰り返す動きとゆっくり変化する動きを同時に認識するのが苦手。目を開けていると早い回転に注目するため、ゆっくりとした上下の動きが見えなくなるという。
慶応義塾大学 理工学部 鳴海紘也准教授が開発した不思議なシートを紹介。70℃以上のお湯に浸すと自動で狙った形の折り紙になる。熱収縮シートの表と裏にプリンターでインクを載せたもの。プリンターのインクが載っている所と載っていない所で縮む量が少しずつ変わる。それを上手く計算すると狙った形の折り紙になるという。
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- 慶應義塾大学
飲料メーカー特任上席研究員 井之上一平さんが開発した飲む3Dアートを紹介。液体の中に立体的な絵を描くことができる。もちろんドリンクとして飲むこともできる。清涼飲料水と赤い液体の比重が同じのため、浮きも沈みもしない。赤い液体の中にはトマトのリコピンという大きな分子が入っていて、にじみにくさを実現しているという。
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劇団ひとりと高橋ひかるが飲む3Dアートを体験した。今後、飲む3Dアートはバーや結婚式場などさまざまな場面で使用できるようにしたいという。
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ロボット開発企業CEOのダナシュ・ラダクリシュナンさんが開発した筋骨格アンドロイドを紹介。人間の骨格や筋肉をリアルに再現。肘から指先にかけての26の動きは約8年かけ、開発開始から11年で全身再現を実現させたという。
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- アメリカダナシュ・ラダクリシュナン
熊本県立大学 環境共生学部 松添直隆教授らが開発したボール型のモンスターロボを紹介。水田の雑草を取ってくれる。48個のくぼみが土をかき出し、稲を傷つけることなく生えたばかりの雑草を抜いてくれるという。
チャールズ・スタート大学 ラファエル・フレイレ教授らのオウムのダンス技のレパートリー研究結果を紹介。オウムが踊っている映像45本を徹底解析。最も多くのオウムが踊るのが首を上下に振るダウンワード。解析した結果、ダンスは31種類あったという。
弘前大学 農学生命科学部 森井悠太准教授のカタツムリ研究を紹介。カタツムリといえば天敵に襲われると殻に閉じこもって難を逃れようとする。しかし、主に北海道に生息するエゾマイマイは天敵に襲われると殻を振り回して殴るという。さらに、速く動いて逃げることもできる。
ステレンボッシュ大学 ブルース・アンダーソン研究主任の植物研究を紹介。ヒペニア・マクランサはブラジルの固有植物。爆発するかのように花粉を発射する。爆発によって、ライバルの花粉を吹き飛ばしてもいる。
ジョージア工科大学 デヒョン・チョイ博士らの飛び込んで 巨大水しぶきをあげる方法の研究結果を紹介。V字の小型模型で500回以上シミュレーションし、科学的に最も巨大な水しぶきをあげる方法を見つけた。脚と胴体を45度のV字型姿勢で着水し、着水したら体を大きく広げる。関太が巨大水しぶきの世界記録(10m12cm)に挑戦するが失敗した。
名古屋大学大学院 小川浩平准教授が開発した漫才カラオケを紹介。カラオケのようにモニターを見ながら漫才をすると、プロのような掛け合いができる。セリフごとに文字の並びを変えて抑揚を提示し、フォントで喜怒哀楽のテンションを表現している。漫才未経験者5組で検証したところ、すべての組が面白いと評価した。
劇団ひとりと高橋ひかるが漫才カラオケを体験した。「お上手だな…」と褒められた劇団ひとりは「一応プロなんで」と返した。
クローズアップ現代の番組宣伝。
