- 出演者
- 山里亮太（南海キャンディーズ） 榊原郁恵
買取大吉は生き物と食べ物以外は何でも査定する。古い物や壊れた物でもOK、品物によっては購入時より高値がつく可能性もあるという。自宅に鑑定士が訪問して査定する出張買取もある。詳しくは「買取大吉」で検索。
夫・渡辺徹の三回忌を前に東京・浅草を訪れた榊原郁恵。おととし11月28日に敗血症で亡くなった渡辺徹。その2週間ほど前、長男・裕太の落語を観に浅草を訪れた榊原郁恵と渡辺徹が最後のデートを楽しんでいたのが昭和26年創業の洋食店「ヨシカミ」。注文したメニューは「かにサラダ」「タマゴサンド」「チキングラタン」。渡辺徹が亡くなる直前に榊原郁恵が下した今も後悔している選択とは。
オープニング映像。
まもなく渡辺徹の三回忌を迎える榊原郁恵。お墓はあるが、骨壷はまだ自宅にあり、納骨は済ませていないという。
- キーワード
- 渡辺徹
1976年、ホリプロタレントスカウトキャラバンの第1回グランプリに輝いた榊原郁恵。瞬く間に昭和を代表するトップアイドルになった。一方、渡辺徹は1980年に文学座附属演劇研究所に入所。1981年、「太陽にほえろ！」のラガー刑事役で大ブレイク。さらに自身が出演したCMの曲も大ヒット。2人が初めて出会ったのは1982年。榊原郁恵は第一印象について、役者なのに芸人さんみたいだったと話した。1984年、2人はドラマ「風の中のあいつ」で共演。榊原郁恵は単に明るいだけでなく、人を大切にしていることが分かってきた。撮影終盤に入り、電話番号を貰った榊原郁恵。こうして連絡を取り合うようになった2人は付き合った。熱愛が報じられた時の会見で渡辺徹は全てが好きだといい、ストレートな交際宣言をした。1987年、交際から3年が経ち、2人は結婚をした。榊原郁恵は結婚後、芸能活動を引退しようと思っていた。
榊原郁恵は結婚後、芸能活動を引退しようと思っていた。しかし、渡辺徹から仕事をしている時の君は輝いているから続けてほしいと説得され、芸能界に残る決意をしたという。デートについて、榊原郁恵は渡辺徹の周りの先輩方がすごく応援してくれた。石原裕次郎は渡辺徹に俺ん家使っていいんだぞと言ったと話した。トップアイドルと人気俳優の結婚は大きな話題となり、披露宴はゴールデンタイムで2時間の生放送。披露宴は都内の高級ホテルで開催され、芸能界の大御所など750人が参列。特番の視聴率は40.1％だった。さらに結婚式翌日からのハワイへのハネムーンにも大勢のメディアが同行し、完全密着した。夫婦喧嘩についてはよく食べ物で喧嘩をしていたという。夫婦円満を続ける秘訣は寝室を一緒にすること。結婚後もおしどり夫婦として活躍した2人。一方、2人を悩ませたのが渡辺徹の病気。30代で糖尿病を発症し、2012年には心臓の病で大手術を行った。その後も数々の病を患った。2022年11月19日、体調を崩した渡辺徹は翌日に入院。その後、容体が急変し、たった8日で帰らぬ人となった。入院前日に熱が出た渡辺徹は榊原郁恵と寝室を別にした。榊原郁恵はそれを今でも後悔しているという。26年間、渡辺徹を支えたマネージャー・瀬尾徳孝さんは渡辺徹が郁恵さんからパワーをもらえるとよく言っていたと話した。
物価が高騰するといつもテレビに現れる年間テレビ出演本数350本以上、スーパーの社長・秋葉弘道さん。スーパーのほかにもパン屋・カラオケ店・焼き鳥屋など、現在都内を中心に14店舗を経営している。年商は約50億円。16歳の時、青果店でアルバイトを始めた秋葉弘道さん。20歳で青果コーナーの責任者になり、23歳の時に東京・練馬にアキダイを開店。しかし、1時間半経っても客が来ない。店を始めて1～2週間でやめたくなったという。ただ、やめたら後悔する、後悔のないやめ方をしようと思い、1年だけ続けると決意。プライドが邪魔してできなかったこともやるようになり、地元の奥様たちの口コミをきっかけにアキダイが知られるようになった。その後、店は大繁盛。
今年4月に奈良県の駒形大重神社の宮司に転身した村山陽子さん。クラブのママからドバイで起業し、宮司に転身したという。
今年4月に奈良県の駒形大重神社の宮司に転身した村山陽子さん。昭和40年、長野県で生まれた村山陽子さんは7歳の時に父親が他界し、貧しい暮らしをしていたという。16歳で高校を中退し、大阪のクラブで働き始めた。21歳で北新地に拠点を移し、23歳の時に新しい店でママとして働いた。29歳で北新地に自分の店をオープン、年商は6億円。39歳の時、ドバイで中古車販売業を起業。しかし、全く上手くいかず、2700万円の損失を出した。42歳の時、アフリカでマラリア関連のビジネスを開始するが、これも失敗。ドバイ以上の損失を出し、全財産を失った。再び水商売の店を開こうと決意し、約3000万円を借金した。50歳の時、憧れの銀座でクラブをオープン。開業から3年で借金を返済し、移転して店を拡大した。来店した客から神社検定の話を聞いた村山陽子さんは興味本位で受験し、見事合格。55歳で國學院大學・神道学専攻科に入学した。すると、それを知った客から大好きな神社の宮司になってほしいと言われ、クラブを畳んで59歳の時に奈良県の駒形大重神社の宮司に就任した。
元NHKアナウンサー・梶浦明日香さん。岐阜県で生まれ、18歳の時に立教大学に入学。卒業後し、23歳でNHK津放送局のアナウンサーになった。入社4年目、地域の職人を紹介するコーナーを担当。伝統工芸に魅了され、自分の生き方を考えるようになった。一方、同時期にフリーのアナウンサーになるチャンスがやってきた。梶浦明日香さんは27歳でNHKのアナウンサーを辞め、根付職人になった。根付とは着物の帯に巾着などを提げる際に使われる彫刻の施された留め具。江戸時代から継承される日本の伝統工芸品の一つ。梶浦明日香さんの作品には温かみがあり、一つ作るのに3か月かかるという。職人に転身して今年で15年目。イギリスで行われた日本の美術作品を審査する展覧会で大賞を受賞。
東京・大塚にある創業64年の「おにぎりぼんご」。56種類の具材を新潟県産の米で空気を入れてふわっと握るのが特徴。この店を支えるのが女将・右近由美子さん。19歳の時、新潟県から上京。24歳でおにぎりぼんごの店主・祐さんと結婚。30歳でおにぎり作りを任されるが、客からは酷評の嵐。さらに店の借金が1000万円、祐さんの個人的な借金が何百万円かあった。しかし、運命の選択で人気おにぎり店になる。
右近由美子さんはある日突然、おにぎりを握った瞬間にご飯の触感が変わった。米の炊き具合や心の持ちようが一致したという。そのおにぎりを客に出した時、始めて客の顔を見ることができた。そこから客の顔を見るようになり、気持ちが分かるようになった。自信が持てるようになり、おにぎりが進化していったと話した。客が喜ぶおにぎりを追及し、客からの声をヒントに新メニューを開発。豊富なメニューが楽しめると評判になり、行列店になった。借金も4年で完済。
- キーワード
- おにぎり ぼんご 大塚本店
榊原郁恵は周りに対しての感謝とチャレンジ精神がある人が成功することが分かったと話した。山里亮太は成功者は茨の道のことを成長できる道と言うと話した。