- 出演者
- 田代杏子 兼清麻美 坂下恵理 柿本遥
海藻の群生地である藻場が消え、海底の岩肌が見える「磯焼け」という問題は、全国の海で深刻化していて、漁獲量が減っている原因のひとつでもある。「磯焼け」をドッグフードで解決しようという取り組みが始まっている。立命館大学で環境分野の研究をしている准教授の光斎翔貴社長と友人の戸田耕介副社長は会社を立ち上げ、ある程度の消費と差別化を狙い、白身魚であるイスズミやアイゴを原料に使った新しいドッグフードを2年の開発を経て、販売を実現。原料を仕入れている五島列島では、磯焼けの原因のひとつとされ、海藻をえさとするイスズミやアイゴが網にかかる。長崎県では藻場が減少していて、特に五島市ではこの30年余で5分の1以下に減少。その影響でこの20年余でアワビは20分の1、サザエは7分の1にまで漁獲量が減少した。イスズミやアイゴは臭みがあり好んで食べられないが栄養価は高く低脂質でほどよいタンパク質がある。
田代アナウンサーらは「海の中のいいバランスを作るって難しいんですね」「栄養価も高くて嬉しいかもしれないですね」などとコメントした。値段は一般的なドッグフードと比べて、少し高めの設定となっているが、アレルゲンやオイルの使用を控えるなど、原料にもこだわったドッグフードで、愛犬の健康面に配慮されている。また地元の鮮魚店や漁業者にも協力を仰ぐことで、磯焼けに困っている水産関係者にダイレクトに還元できる仕組みだ。今後は研究を進めると同時に、他の都道府県からもイスズミやアイゴを仕入れ、ドッグフードの生産や販売の拡大を目指すそうだ。
NHKニュースサイト内の感染症データと医療・健康情報から、マイコプラズマ肺炎の都道府県ごとの感染状況を伝えた。今年は6月ごろから患者数の増加傾向が続いている。マイコプラズマ肺炎は、細菌性の感染症で飛沫や接触で広がり、感染すれば発熱や全身の倦怠感、頭痛や咳などの症状がみられる。専門家は、人が接触する場所が多いところではマスクを着用するように呼びかけている。
全国の天気予報と台風20号の情報を伝えた。
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- 台風20号
出演者らが挨拶をした。