2025年10月16日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
中村泰人 瀧川剛史 川崎寛司 千野秀和 三條雅幸 浅野達朗 坂下恵理 宮本真智 塩崎実央 市来秋果 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

首都圏局 昼のニュース
元職員 職員が少ない時間狙い侵入か

きのう埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで入居者の女性2人が殺害され、このうち1人に対する殺人の疑いで元職員が逮捕された事件。けさ検察庁に送られた容疑者。きのう入居者の女性を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いで逮捕された。警察によると調べに対し容疑を認め、もう1人の女性の殺害についても関与を認めている。当時施設では職員1人で勤務している時間帯だったことが分かった。警察は施設の事情をよく知る元職員が職員が少ない深夜から未明を狙って施設に侵入したとみて調べている。

ボランティア募集開始 当面は島内住民限定

台風の被害が相次いだ伊豆諸島の八丈島でボランティアの受付が始まった。八丈町では町の社会福祉協議会に災害ボランティアセンターを設け、専用のサイトで受付を始めた。島では住宅被害が少なくとも300棟に上り、きょうも一部地区で断水が続いていて、約130人が避難所で生活。島外からのボランティアについては受け入れ体制が十分に整っていないため受付を見送り、当面島内の住民に限って募集する。

長崎局 昼のニュース
国連軍縮担当と面会など活動を長崎市長に報告

高校生平和大使は毎年核兵器廃絶を求める市民の署名をスイスの国連ヨーロッパ本部に届ける活動を行っており、ことしは先月2日に届けた。きのうは高校生平和大使のうち長崎県内に住むイェ・ソジと高田健士郎が長崎市役所を訪れ鈴木市長と面会し、活動を報告した。鈴木市長は「各国や国連の方が皆さんから学んだこともすこく大きいと思う。皆さんの活躍が同じ世代の希望の光になるのでぜひ頑張ってほしい」と今後の活動にも期待を寄せた。高校生平和大使のメンバーは今後各地の学校などでもみずからの活動について報告を行う。

金沢局 昼のニュース
能登半島地震 固いマグマでひずみ蓄積か

能登半島では2020年から地震活動が活発化する中、去年1月1日にマグニチュード7.6の大地震が起きていて、地震のメカニズムの解明に向け研究が進められている。東北大学大学院理学研究科・高木涼太准教授などの研究グループはおととし10月から約2か月間に観測された地震計のデータを使って地震が起きた能登半島の地下の構造を詳しく解析し、「大地震の震源の近くに巨大な岩石の塊が存在していることが分かった」とする研究結果を発表。研究グループは「このなかにあった断層の一部が強く固着し、ひずみを蓄積したため大地震につながった可能性がある」としている。

写真で見る能登町の震災と豪雨

能登町が開いている写真展「写真で見る能登町の震災と豪雨」では町の職員などが撮影した写真94点を展示。去年4月に白丸地区で撮影された写真には津波で流された倉庫が地震から3か月経ったあとも海の中に浸かっている様子が写されている。去年8月、鵜川地区で開かれた「にわか祭」の写真にはがれきが積み上がる中、住民たちがキリコを担ぐ様子が写っている。写真展は今月25日まで能登町のコンセールのとで開かれ、その後来年1月23日まで町内の施設を巡回し、展示される予定。

仙台局 昼のニュース
大雨災害に備え「マイ・タイムライン」学ぶ

石巻市の桃生中学校で防災教室が開かれ、1年生~3年生の生徒130人が参加。台風などの大雨による災害から身を守るためにあらかじめいつ何をするか決めておく防災行動計画「マイ・タイムライン」。この学校では去年から授業の一環として生徒が計画づくりに取り組んでいる。きのうは東北地方整備局の職員から説明を受けながら平時から災害発生までの時系列が書かれた模造紙にその時々で取るべき行動が書かれた紙を並べるなどした。

水族館の生き物と ハロウィーン楽しむ

仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館で始まった生き物たちと魔女やドラキュラなどに扮したスタッフによるパフォーマンス。ハロウィーンをイメージした水槽には暗闇で虹色に輝くクラゲなど。イベントは今月31日まで開かれ、25日の夜には魔女に扮したダイバーが魚にえさをやるイベントや、ペンギンによる特別なパレードなどが行われる。

広島局 昼のニュース
広島港に初めて寄港

国内最大級のクルーズ船「飛鳥III」。ことし7月に就航し、全長は230メートル。500人あまりの乗客を乗せ、宮崎県日向市から入港。広島港でセレモニーが開かれ、初めての寄港を歓迎した。県によると今年度広島港にクルーズ船が寄港するのは78回目で、過去最多だった昨年度を超えている。「飛鳥III」はきょう午後8時に広島港を出港する予定。

「オオサンショウウオ」観察会向け準備

東広島市の高校生が地元の川に生息しているオオサンショウウオの観察会を初めて開くことになり、来月の本番に向けて捕獲や計測の練習をした。

静岡局 昼のニュース
小学校1~3年生 通知表を廃止へ

掛川市教育委員会は来年度から市内のすべての公立小学校で1~3年生の通知表を廃止することを決めた。通知表に代わり三者面談を行うほか、AIによる学習支援アプリを導入して児童のテストの結果などから学習目標を面談で話し合う。これにより通知表では伝えきれなかった児童へのよりきめ細かな指導や教員の事務作業の負担軽減などを進める。市教育委員会によると県内の自治体ですべての公立小学校で通知表が廃止されるのは初めて。再来年度には対象を4年生にも広げる予定。

災害対応長期化を想定の訓練

大規模災害が発生した際に避難生活が長引くなどして被災者の健康状態が悪化し、災害関連死の危険性が高まることから医療や福祉の関係者が災害対応が長期化した場合の支援態勢を確認する訓練が行われた。県庁で行われた訓練には県や自治体職員のほか災害時に「保健医療福祉活動チーム」として活動する医療や福祉などの13の関係機関の担当者など約50人が参加。訓練は和歌山県沖を震源とするマグニチュード9.1の巨大地震が発生し、県内各地で震度6弱以上の揺れを観測、津波で大きな被害が出ている中、発災から15日経って災害対応が長期化している想定で行われた。日本医師会の災害医療チーム=JMATは避難所の感染症対策に加えて在宅避難を続ける人を対象に訪問診療を行うことなどを説明、態勢を強化することを確認した。

静岡の中継映像。

佐賀局 昼のニュース
“スマート農業”の研修会

スマート農業の研修会が佐賀市で開かれ、約50人が参加した。最新の技術を活用した農業用機械のデモンストレーションが行われ、トラクターを自動で運転できるようにする装置は既存のトラクターに取り付けるとGPSの位置情報を活用してハンドルから手を離しても進むことができる。

母子手帳のスマホアプリを導入

佐賀市は母子手帳の内容の一部をデジタル化し、予防接種の日程が通知されるスマートフォン向けアプリを今月から導入した。「さが親子手帳アプリ」は子どもの情報を登録すると乳幼児検診の日程や子育て支援に関する地域のイベントなどの情報が分かるほか、予防接種の最適なスケジュールを表示し、接種予定日を事前に通知。検診や医療機関を受診する際は従来の母子手帳が必要で、「親子手帳アプリは母子手帳と併用して活用してほしい」としている。佐賀市子ども健康課は「アプリなら簡単に記録をつけることができる。お子様の成長を見守る伴走者としてぜひ活用してほしい」と話している。「さが親子手帳アプリ」は佐賀市のHPのリンク先から無料でダウンロードできる。

(気象情報)
列島LIVE

沖縄・石垣島の中継映像。沖縄では気温が上がっている。

列島このあと天気

天気予報を伝えた。

リポート
温泉文化つなぐ 草津“湯もみ娘”

群馬県の温泉地、草津温泉のリポート。湯もみ娘の後継者不足が課題となっている。湯もみ娘は現在12人、うち常勤で働くのは9人。湯もみは江戸時代に入浴者が準備運動を兼ねて始めたのが起源と言われている。いまでは観光客向けのショーとして唯一熱乃湯で受け継がれている。おととしから湯もみ娘になった黒岩瑞貴。東京の大学に進学し、アパレル業界に就職。27歳で地元に戻って湯もみ娘になった。黒岩の指導係を務める坂田利恵。ショーの合間、半年前から舞台に立つようになった黒岩に細かい動きを教える。この日、平日にもかかわらず客の大行列。黒岩が踊りを披露した。鈴木美津子は「草津温泉がある限りは途絶えさせてはいけない」などと話した。

湯もみ娘は今夏から1日3時間からの短期間の募集を始めた。草津温泉観光協会は「これをきっかけに次の担い手になりたいという人が現れてくれれば」と期待している。

列島ぶらり旅
鳳来寺山の自然と歴史 魅力をいまに

これから紅葉が見頃となる愛知県新城市の鳳来寺山。鳳来寺でお参り。参道を歩く。登山をする人や、ほら貝を吹く人に出会った。昔ながらのお茶屋、名物は五平餅。おすすめされた大きな麩。鳳来寺山自然科学博物館では鳳来寺山に生息する生き物などをわかりやすく展示。この地域で親しまれている「モリアオガエル」。加藤は鳳来寺山の自然の豊かさをたくさんの人に知ってもらいたいと様々な取り組みを行っている。博物館の日常などを絵手紙風に書いた「はくぶつかんだより」。

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