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- 伊藤海彦 安藤結衣 黒田菜月 田中美都
オープニング映像。
経団連はことし夏のボーナスについて、従業員500人以上の大手企業97社の回答を、1次集計として取りまとめ、きょう発表した。それによると、従業員1人当たりの平均額は、98万3112円と、去年より4.31%増えて、3年連続で増加した。支給額の平均は、1次集計としては今の方法で調査を始めた1981年以降で最も高くなった。業種別で見ると、17業種のうち14業種でプラスとなり、増加率は自動車が17.83%、セメントが13.54%、鉄道が11.50%などとなった。一方で、業績の厳しかった化学など3業種はマイナスとなった。
日銀が行った個人の生活意識に関する調査で、1年後の物価について、上がると答えた人の割合が87.5%と、前回3か月前より4ポイント余り増え、今後も物価上昇が続くと考える人が多くなっている。生活意識に関するアンケート調査は、日銀が全国の20歳以上を対象に3か月ごとに行っていて、今回は先月4日までのおよそ1か月で2000人余りから回答を得た。それによると、1年後の物価について、上がると答えた人の割合が87.5%と、前回より4.2ポイント増えた。また5年後の物価も上がると答えた人が82.0%と、1.4ポイント増え、食品や日用品などの値上がりが続く中、この先も物価の上昇が続くと考える人が増えていることが分かる。このほか、地価の先行きについても上がると答えた人が45.3%と、前回より1.9ポイント増えた。一方、現在の暮らし向きについては、ゆとりがなくなってきたという回答が55.7%と、前回より6.2ポイント増えた。物価の上昇が続く中、実質賃金は26か月連続でマイナスとなっていて、物価も賃金も上がる好循環が実現できるかが焦点。
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- 日本銀行生活意識に関するアンケート調査
世界文化遺産への登録を目指す佐渡島の金山について、地元の新潟県佐渡市は、ユネスコの諮問機関の勧告を踏まえ、構成資産の1つ、相川鶴子金銀山の保護地域を沖合に拡張することを決めた。佐渡島の金山を巡っては、先月、ユネスコの諮問機関が4段階ある評価のうち、上から2番目の情報照会の勧告をまとめた。きょう、佐渡市役所で市の景観計画を巡る審議会が開かれ、勧告の中でユネスコの諮問機関が求めた、相川鶴子金銀山の保護地域を沖合に拡張することが議論された。資産の保護地域を拡張するには、そのエリアの景観が守られていることが必要とされている。このため、市の担当者は、建築物の基準や、開発行為などを規制している区域を、今より西の沖合に最大10キロ広げる必要があると説明した。これについて、出席した10人の委員は全会一致で了承し、保護地域を沖合に拡張することが決まった。佐渡島の金山の世界文化遺産への登録を審議する世界遺産委員会は、今月21日からインドで行われる。
東京大学は、今年度実施する入試の概要を公表し、現在検討している10万円余りの授業料引き上げを、来年度から行うかどうかは、一般入試の募集要項を公表する11月までに決定して公表すると明らかにした。また、検討の途中経過について、夏ごろに説明する機会を設ける予定だとしている。入試担当の藤垣裕子副学長は、現在、学内で丁寧にプロセスを踏んでいるところだと話していた。
全国の気象情報を伝えた。
ドジャース大谷翔平は強豪フィリーズとの試合に1番DHで出場。大リーグ通算200本目のホームランに王手をかけて、ここ3試合、足踏みが続いているが、きょうも2打席連続三振を喫するなど4打数ノーヒットに終わった。チームも敗れ、フィリーズとのこのカード、3連敗を喫した。フィリーズ5−1ドジャース。
カブス×オリオールズの対戦。鈴木誠也は3試合連続で打点をあげ3打席連続タイムリーでチームの4連勝に大きく貢献した。試合は8-0でカブスが勝利。
アスレティックス×レッドソックスの対戦。吉田正尚はこの試合、4打数3安打4打点の大活躍。0−7でレッドソックスが勝利。
日曜日から大相撲の名古屋場所が始まる。能町みね子部長と、赤井副部長が解説。注目ポイントは、先場所優勝の大の里。もしここでまた優勝でもすれば、もう勢いで大関にいくのではないかと言われている。能町みね子部長の注目は34歳ベテランで元大関の高安。
日曜日から大相撲の名古屋場所が始まる。注目ポイントは、先場所優勝の大の里。もしここでまた優勝でもすれば、もう勢いで大関にいくのではないかと言われている。能町みね子部長の注目は高安。34歳ベテランで元大関。強さはまずパワー。先場所は優勝力士、大の里にも勝利し初日から好調なスタート。その後は大関2人を破る活躍で存在感を示した。3日目から腰の痛みで休場。現在34歳、思うようにならない体と向き合う中で、休むことの大切さを感じてきた。ふだんの食事も今は自制がテーマ。支えになっているのは家族の存在。もうすぐ2歳の息子は、高安のルーティーンをまねして応援している。地元では優勝争いのたびにパブリックビューイングを開催したが、優勝経験なし。ファンが落ち込む姿を高安自身も何度も見てきた。
大相撲を支える裏方について紹介。床山の仕事は、まげを結うこと。力士と同じように相撲部屋に全員所属しており定員50人。この人数で力士およそ600人の全員のまげを結っている。
床山の仕事は、まげを結うこと。先月行われた床山研修会。入門してまず学ぶのは丁髷という力士がふだん結うまげ。若手の床山たちが、兄弟子たちに見守られながら、モデルの力士の髪を結う。みなと部屋の床桜、床山になってまだ3か月の15歳。学んでいたのは、まげを結ううえで、一番大切ともいわれるもみ。髪の癖を直すため、水と油をもみ込む。兄弟子から指先が浮いていることを指摘された。次に学ぶのが大銀杏。本場所で関取が結うもの。形になるには5年から10年かかるといわれている。鳴戸部屋の床欧は床山になって3年目だが、すでに本場所で大いちょうを手がけている、若手ホープ。
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行司といえば、土俵で力士の勝敗をさばくのが仕事だが部屋では、ひたすら文字を練習する行司たちの姿。番付表をはじめ、国技館の電光掲示板。さらに、会場の案内など、相撲界のあらゆる文字を書いているのが行司。行司界のトップ、木村庄之助も、じきじきに指導に来ていた。板番付とは、巡業などで使われる板に書かれた番付。まずこれを任せられるようになることが第一歩。
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ここまで相撲の裏方の仕事を紹介。相撲字で書かれる番付表について、番付は発表まで明かしてはならないため、期間中は自宅にこもって書く作業を行うんだそう。その書き手が去年変わったんだそう。
徳島・阿南市の竹林から中継。カブトムシも夢中になる竹パウダーのほかにも竹を利用したSDGsなアイテム。「竹で作った和紙」、和紙を使った卒業証書、ポスターを紹介。阿南ひかり高校の生徒が紹介。「バイオトイレ」。竹パウダーの中に含まれるバクテリアが、ふん尿とかを分解してくれる。「防災用の懐中電灯」。震度5強以上の揺れで倒れると自動で点灯。食の分野でもSDGs観点で役立っている。田植え後に竹パウダーをまいてお米作りをしている。竹パウダーをまくことで、田んぼの微生物が活性化されて、虫がつきにくくなったり、草が生えにくくなったりする。育てたお米・コシヒカリを試食。お米は無農薬で育ている。今後について、長池代表は「今は2つの研究をする。1つは、バイオマス発電の燃料。もう1つは、菌床シイタケの原料」と語った。
視聴者からの投稿を紹介。テーマは「自制していること 自制したいこと」。「置く場所がないので紙の本を買いたくない でも電子は肌に合わない」など。番組はオリンピックや高校野球中継のためしばらく放送おやすみ。次回は8月20日。
関東甲信越の気象情報。