- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 安藤結衣
オープニング映像。
4時台の内容を伝えた。「深堀 子どものSNS依存 解決策は?」など。
テーマ「教えて!あなたの自慢のコレクション」について視聴者から寄せられたメッセージを紹介した。
全国的にコメの品薄状態が続いているがマーケット関係者でもコメが話題となっている。大阪にある堂島取引所で始まったコメの先物取引。この堂島取引所は江戸時代に世界で先駆けて組織的な先物取引が始まった場所。今までは試験的に行われていたが今月からは本格的なスタートとなった。今のコメの取り引きはJAなどの出荷業者と卸売業者で直接交渉が主流。今回の先物取引は一般の投資家にも門戸を開いて価格を決めることが特徴。具体的には来年に流通する全国銘柄のコメの値段の平均を予想して取り引きが行われている。目的について農林水産省に聞くと農家やJA卸売業者の間でコメの将来価格の指標として使ってもらい事前契約が広がる動きを期待している。事前契約は稲を作付けする前に、あらかじめ取り引き量や価格帯を決めることで今年、収穫されるコメのうち事前契約されたのは31%にとどまっている。農林水産省はこれを令和8年産までに50%まで拡大する目標を掲げている。そのためには先物取引が浸透して将来の価格の指標となればこの事前価格も広がるのではないかと期待している。
ネットの長時間利用がやめられずに生活に支障が出るネット依存。厚生労働省の研究班が調査したところ、ネット依存が疑われる中学生と高校生は全国で93万人で7人に1人に上ると推計。これが2017年度の調査なのだが専門家によるとコロナなどもあってその数が増えているものと見られると話している。
キャンプが行われたのは瀬戸内海にある小さな島、西島。参加したのは小学5年から高校3年までの18人。全員がネットの長時間利用を見つめ直したいと考えている。キャンプを運営するのは地元の大学の教授や学生たち。子どもたちはスマホやゲーム機を預け4泊5日のキャンプがスタート。キャンプでは、班に分かれて魚釣りやカヌーなど自然を存分に体験。さらに仲間と協力しながら食事を作るなどネットとは違うリアルな楽しさを実感してもらおうと考えている。一方で1日1時間だけスマホやゲームを使える時間を設けている。メリハリがある習慣をつけてもらうことが狙い。参加者の一人、高校3年の横田壮真さんは高校1年の時友達とトラブルになり不登校になった。リアルな人間関係が怖くなりネットゲームにのめり込んだ。多い時で1日20時間以上費やし昼夜逆転の生活を送っている。高校卒業を前に少しでも変わりたいと考え、母のすすめもありキャンプに参加。キャンプ初日積極的に動きたいものの前に出ることはできなかった。そんな横田さんを勇気付けたのは不登校やネット依存から抜け出した先輩の体験談。キャンプ終盤。多くの子どもたちが訪れていたスマホ部屋も日がたつにつれて、利用者が減少。キャンプを通じて、徐々に仲間と関われるようになってきた横田さんもネットのことが気にならなくなった。最終日に行われた発表会。キャンプを通して横田さんは新たな目標が見つかった。兵庫県立大学・竹内和雄教授は「ネットとうまく付き合うことを子ども自身で考えていく。制限するとかではなく、リアルの側にも居場所があるということを再認識させる」とコメント。
豊永博隆さんは「4泊5日でこんなに変わるんだなと嬉しくなった」とコメント。VTRに登場した横田さんはずっとマスクを着けていたが、最終日には外したという。番組冒頭で参加した2人もキャンプに参加して新たな目標ができたという。竹内教授は子どもからのサインを見逃さず、親子で話し合ってネット利用のルールを決めてほしいと指摘している。
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BSで新しく始まる時代劇「おいち不思議がたり」を紹介。主人公おいちを葵わかなさん、おいちの父を玉木宏さんが演じる。これまでの時代劇とちょっと違う部分が、おいちが不思議な力を持っているという点。今週放送・第1話の見どころを紹介。「おいち不思議がたり」は8週にわたって放送される。
BSで新しく始まる時代劇「おいち不思議がたり」の初回は9月1日午後6時45分〜。
にっぽん百低山の紹介。酒場詩人の吉田類さんが全国の低山を訪ねその魅力を堪能する番組。今回の舞台は富山県・高落場山。俳優・室井滋さんと一緒に登る。
「にっぽん百低山」の番組宣伝。
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(中継)東京都八王子市。ミッションはこどもが巨大ロボットを操る工場を探せ。装着型ロボットを製造している工場を取材した。エンターテインメントの分野でロボットの仕事をしている。ロボット開発製造・阿嘉倫大さん、宮本大輔代表がロボットについて説明してくれた。
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作家・伊集院静さん(2023年73歳没)の紹介。去年73歳で亡くなった伊集院静さんは、「大人の流儀」シリーズなどで知られ、小説やエッセーなど240冊以上を世に送り出した。伊達歩の名で作詞家としても活躍。近藤真彦さんの「愚か者」で日本レコード大賞を受賞している。昭和25年、山口県で生まれ。野球に夢中で、立教大学の野球部に入部するもひじを痛め、父親からは、ふるさとに帰って家業を継ぐように言われた。しかし大学卒業後は、広告代理店に入社。その後、会社を辞め執筆活動も開始。俳優の夏目雅子さんと結婚。雅子さんは白血病のため、27歳の若さで亡くなった。平成4年には俳優の篠ひろ子さんと結婚し、篠さんのふるさと仙台に移住したが、東日本大震災に見舞われ自宅が半壊した。小説やエッセー、作詞まで、多彩な活躍をみせた伊集院静さん。自らの生きざまを作品に反映し世に問い続けた73年の生涯だった。「皐月」「いねむり先生」「乳房」「海峡」「受け月」を紹介。「受け月」で1992(平成4)年に直木賞を受賞。