- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、酒井美帆キャスターらが挨拶した。
ラオスで開かれているASEANの一連の首脳会議。2日の今日は中国の李強首相が出席し、ASEANとの間で経済協力が進展していると強調した。フィリピン・マルコス大統領は南シナ海について、“我々は継続して嫌がらせと脅迫を受けている。経済協力は南シナ海の情勢と完全に切り離すことはできない”と述べ、中国を強くけん制した。その上で“紛争防止のためのルール「行動規範」の策定に向け交渉を加速すべき”と訴えた。ベトナム・シンガポール・タイからも南シナ海についての意見が相次ぎ、これに対し李強首相は従来の立場を繰り返し主張した。意見の応酬が続き、中国に対するASEAN側の一部加盟国の懸念があらわになった。
ビエンチャンより中継。会議では南シナ海情勢をめぐってフィリピンだけでなく、ほかの国々からも意見が相次いだ。中国との緊張が高まるフィリピンの危機感がほかの加盟国にも一定程度共有されたためと言える。マルコス大統領はASEAN首脳会議のなかで、中国を念頭に攻撃的で違法な行動に見て見ぬ振りをしないよう、沈黙はASEANを衰退させるなどと強い言葉で各国に呼びかけた。中国との首脳会議では経済協力に絞られるもので、南シナ海問題を巡って応酬が起こるのは異例だという。
台湾の頼清徳総統は建国記念日と位置付ける「双十節」で“中華人民共和国に台湾を代表する権利はない”と述べて中国をけん制する一方、対等な立場での対話や交流を求めていく姿勢を示した。これに対し中国外務省の毛寧報道官は「台湾はこれまで一度も国であったことはなく今後も国になることはない。根本的に“主権”などというものは存在しない」と強く反発。
ポーランド出身の自転車競技選手・ゴジックさんが走る列車の上を自転車で向かい風を受けながら時速約20キロで走行。次々と大技を披露した。世界初のチャレンジだという。
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オーストラリア中部からゴールドコーストまで。ラクダで3000キロ余を走破する砂漠横断レースが今年も行われた。参加したラクダ乗りは69人。3か月かけて時には一緒に走りながらゴールにたどり着いた。
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エベレストをはじめ世界には標高8000mもの山が14ある。ネパール人の18歳の登山家が僅か2年間でその全ての山の登頂に成功。14座を制覇した最年少記録を打ち立てた。
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魚の群れにかじりつこうとするクジラ。今年の海洋写真コンテストで最優秀賞に選ばれた作品。これらの写真は美しさだけでなく海を守ることの大切さを再認識させるものだとBBCは伝えている。
今世界の鉄道需要は環境への負荷が小さいことや人口増加などを背景に年々拡大、市場規模は約32兆円にのぼる。世界の鉄道メーカーがしのぎを削る中AIの活用や環境に配慮した車両の開発。その最前線を取材。先月ベルリンで開かれた世界最大の鉄道技術展示会「イノトランス」、今年は59の国と地域2900社余が出展した。会場で目立つのが環境への配慮を売りにした車両、受注競争が続いている。スイスのメーカーが展示したのは水素や蓄電池を燃料とした列車。電車が走れない地域でディーゼル車両に変わるものとして活用が期待されるとしている。中国メーカーも水素を活用し1000キロ以上走行可能だとしている車両を公開した。新興国向けの車両も目立つ。日本メーカーはメンテナンスの最新技術を公開。車両に取り付けたカメラのデータを半導体大手エヌビディアのソフトウェアなどを利用して解析する。長年列車の保守やメンテナンスに力を入れてきたメーカー。1つの列車に100個ほどのセンサーを取り付け、データを10年にわたり蓄積している。データ活用の魅力はコスト削減。部品交換のサインで交換部品が最大3割減らせたという。最新技術はイタリアなどに「投入する最新車両に搭載予定。AIをつかったメンテナンス技術は外国メーカーも力を入れている。
日本時間の今夜発表されたノーベル文学賞。今年は韓国の現代文学を代表する作家、ハンガン氏が選ばれた。ハンガン氏は1993年に詩人としてキャリアをスタート、その後小説家としての活動を始めた。代表作「菜食主義者」は突然肉食を拒否するようになった女性の行動をきっかけに家族の葛藤・精神が崩れていく主人公の姿を描いている。多くの作品が日本語にも翻訳され日本でも人気が高い作家となる。韓国人の受賞は2000年にキム・デジュン元大統領以来2人目で文学賞では初めて。また、アジア出身の女性としても初めてとなる。
ロシアの独立系世論調査はウクライナへの軍事侵攻についてプーチン大統領が無条件で停戦を決断すれば支持する人の割合はこれまでで最も高い72%となったとの調査結果を公表した。戦闘が長期化することで懸念する声が広がっていることが伺える。調査を行ったレバダセンターはプーチン政権から「外国の代理人」に指定され、圧力を受けながら独自の世論調査活動などを続けている。
北朝鮮の朝鮮労働党の創設から79年となった今日、南北の軍事境界線の近くでは北朝鮮による騒音放送が確認され、韓国への対決姿勢が鮮明になっている。昨日は韓国につながる道路と鉄道を完全に遮断し防御用構造物で要塞化する工事を行うと発表した。
インド近海ベンガル湾で日本の海上自衛隊と米国・オーストラリア・インドの海軍による共同訓練「マラバール」がはじまった。この訓練は18日まで行われる。4か国の連携を強化し海洋進出を進める中国をけん制する狙いがあると見られる。クアッドと呼ばれるこの4カ国は先月アメリカで会合を開き、中国を念頭に海洋安全保障協力強化の方針を確認したばかり。
米国の先月の消費者物価指数が発表され前年同月比2.4%上昇となった。上昇率は6か月連続で前の月を下回り、2021年2月以来の低水準。アメリカではインフレ率の低下傾向が続いていて市場ではFRBが今後どのようなペースで利下げを進めるのかが注目されている。
経済情報を伝えた。
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油井秀樹キャスターらがエンディングの挨拶。
「所さん!事件ですよ」の番組宣伝。
「ダーウィンが来た!」の番組宣伝。