2025年11月10日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 安藤萌々 細川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
専門家「冬眠遅れ さらに出没」

今日、富山県と山形県に現れたクマは住宅の敷地内。専門家は人里に慣れ食べ物に味を占めたクマは冬眠の時期が遅れ、更に出没を繰り返すようになると悪循環に陥る恐れを指摘。

住宅の敷地に「緊急銃猟」で駆除

富山県砺波市で納屋に居座ったクマ1頭が緊急銃猟で駆除された。山形県酒田市でも今朝、住宅敷地内の柿の木にクマ2頭を目撃。更に1頭のクマが見つかり親子とみられる3頭が駆除された。きょう秋田県鹿角市では男性1人がケガ、昨日は新潟県新発田市で男性1人が軽傷。自治体の判断で発砲できる緊急銃猟は9月に制度が始まり2か月余りで駆除が行われたのは全国18件。まだ緊急銃猟の実施がない盛岡市では今月中にも体制を整備する見通しが示された。市内では今年度、過去最多の501件クマが出没。盛岡市動物公園ZOOMOでは2頭のクマが冬眠の準備を開始、秋の間に脂肪を蓄える。岩手大学・山内貴義准教授は「冬眠が遅れる個体が多くなる可能性がある」と述べた。

立花容疑者「発言の事実 争わない」

今日送検された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者。取り調べに対し発言した事実について争うつもりはないと供述していることが分かった。逮捕容疑は元兵庫県議・竹内英明氏に対する名誉毀損。立花容疑者は2馬力選挙を展開、竹内氏が斎藤知事を失職に追い込んだ黒幕の1人と名指し。刑事告訴した1人で百条委員会で委員長を務めた奥谷県議は「当事者として報道を見た瞬間ほっとした」などとコメント。兵庫県・斎藤元彦知事は「SNSにおける誹謗中傷など適切でない運用を避けるべき」などと述べた。

N党・立花容疑者 逮捕の“背景”/「言論の自由」の意味 今こそ

今回の逮捕容疑は兵庫県の竹内元県議に対しての2つの名誉毀損の疑い。1つ目が去年12月、選挙の街頭演説で「竹内元県議が警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」と発言。2つ目が今年1月、竹内元県議が亡くなった後「竹内元県議は兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていた。あした逮捕される予定だった」と発言。元大阪地検検事の亀井正貴弁護士は「名誉棄損罪は在宅捜査が通常。逮捕し身柄拘束に至ったのは異例」としている。また伊藤市長選挙立候補の正式表明の前に逮捕したかったのではないか、在宅捜査の場合、立花容疑者がSNS発信などを続けて証人だったり遺族にプレッシャーをかけ捜査に支障を来す恐れもあり、このタイミングでの逮捕拘束に至ったのではという。

“存立危機事態”発言 撤回迫る

2015年の安保法制に盛り込まれた存立危機事態。密接な関係にある他国が攻撃された際、日本の存立が脅かされ国民の生命などに明白な危険がある場合に認定される。集団的自衛権を行使する際の前提条件で、状況により日本が武力を行使する事態につながる可能性がある。大阪に駐在するセツケン総領事は高市総理の答弁を受け「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」と投稿。野党は発言の撤回や取り消しを求めている。高市総理は「従来の政府の立場を変えるものではない」、小泉進次郎防衛大臣は「現実を見ればいざという時に備え最終的に総合的な情報を駆使したうえですべてを判断するのが政府の見解として当然ではないか」などと述べた。

三陸沖 きょうも地震頻発

三陸沖を震源とする地震が頻発している。今日は午後9時までに9回観測。全て震源は近いところで深さは10kmと浅い。昨日は19回。午後5時3分にはM6.9の地震があり盛岡市などで震度4を観測し、岩手県沿岸には津波注意報が発表された。三陸沖を震源とする地震で津波注意報が出されたのは2015年2月以来。岩手県の久慈港と大船渡で20cm。釜石と宮古で10cmの津波が観測された。1992年にも今回の地震の震源近くでM6程度の地震が相次いで起きている。気象庁は、今後1週間ほど更に大きな規模の地震に注意するよう呼び掛けている。

関税収入で30万円還元

トランプ大統領は関税で得た収入から国民に1人当たりおよそ30万円を還元すると表明した。この日、トランプ大統領はメリーランド州へアメフトの観戦にやってきたが大ブーイングの洗礼を受けた。最近、トランプ大統領は不支持率が2期目として最悪を記録。特に関税政策への評判がすこぶる悪い状態にある。トランプ大統領はSNSで「関税に反対する連中は愚か者だ!」と投稿。「連中」と名指ししたのは先週、トランプ関税の合憲性に疑問を呈した最高裁の判事6人に向けられているとみられる。大統領自ら指名した保守派の判事たちも含まれ肝煎りの関税政策は違憲となる可能性が高まっている。しかしすでに関税の価格転嫁が始まり国民から怨嗟の声も上がり始めている状況だ。そこで思いついたのが「1人当たり2000ドルを配当する」という案。関税の恩恵を肌で感じてもらうことを狙ってのことだろうか。ただ、それが現金で行われるかどうかは分かっていない。ベッセント財務長官はこの話を「聞いていない」としたうえで、減税の可能性ならあり得るとの見方を示している。

沖縄・南城市長 失職の公算大

セクハラ問題を巡り議会を解散した沖縄県南城市の古謝景春市長が昨日行われた市議会議員選挙の結果を受け取材に応じ、改めてセクハラを否定した。報道各社が合同で行ったアンケートでは当選した20人のうち1 8人が市長の不信任決議の再可決に賛成と回答していて失職する公算が大きくなった。出直し選への出馬については「内緒」と明言を避けているが、来週にも臨時議会が開かれる予定で市長の不信任案が採決される見通しだ。

7年前のわいせつ容疑で教師逮捕

2018年に当時勤務していた東京・町田市の小学校で低学年の女子児童にわいせつな行為をした疑いで40歳の教員の男が逮捕された。今年8月、被害者の家族から警視庁に相談があり発覚した。容疑者は取り調べに対し「身近にいる生徒に魅力を感じてしまった」と容疑を認めている。

台風26号直撃で8人死亡

先週、台風25号の上陸で甚大な被害を受けたフィリピンに今度は台風26号が上陸し更なる被害が出ている。ルソン島の映像では川のように水が流れる道路をトラックなどが行き交っている様子が撮影されている。AP通信は台風の影響でこれまで少なくとも8人が死亡し、全土で140万人以上が避難したという。4日に上陸した台風25号では224人が死亡、109人が行方不明となっている。

(気象情報)
気象情報

テレビ朝日の屋上で全国の天気予報を伝えた。

(スポーツニュース)
大の里 連続優勝へ“大一番”

昨日から始まった大相撲11月場所。2場所連続優勝を目指す横綱大の里は2日目にして大一番。きょうの対戦相手は2場所連続で敗れている伯桜鵬。昨日もう1人の横綱・豊昇龍からも金星を挙げているが、大の里は寄り倒して連勝した。

“WBCルール” 貴重な実戦の場

キャンプ地宮崎で、広島と練習試合を行った侍ジャパン。MLB審判団を招聘し、WBC公式球、拡大ベース、ピッチクロック、ピッチコムなどWBCルールで行われた。1回、楽天・村林一輝の打席でいきなりピッチクロック違反。前のアウトから投球再開までの時間は30秒で、打者は8秒前までに構えなければ1ストライクとなる。先発の西武・平良海馬や2番手の巨人・大勢は、ピッチクロックやピッチコムに問題なく対応していた。バッターでは阪神・森下翔太が豪快な2ランを放つなど、好調さをアピールした。

日本人選手が続々メジャーへ

シーズンが終わり、騒がしくなっているMLB移籍市場。FA注目選手ランキング1位にいるのは、オールスター4度出場のタッカー(カブス)。MLB公式サイトの記事によると、6球団が獲得に興味を示しているという。ランキング上位30選手の中には、日本人が4選手入っている。野手では村上宗隆が8位、岡本和真が16位にランクインしている。投手ではメジャー3年目を迎える今永昇太が21位、11位に西武の今井達也が入っている。きょう正式にメジャー移籍を目指すことが発表された。

メジャー挑戦表明 意外な理由

西武の今井達也は1か月前からメジャー挑戦に向け球団と交渉を重ね、きょうポスティングが容認された。今井は2016年の夏の甲子園で、栃木の名門・作新学院のエースとして54年ぶりの全国制覇を成し遂げた。その年にドラフト1位で西武に入団し、昨季は自身初タイトルとなる最多奪三振を獲得。プロ9年目の今季は、1試合17奪三振の球団新記録を作った。チームの柱としてキャリア初の防御率1.92、3年連続2桁勝利をマークした。メジャー挑戦を決意させたのは、他球団の選手からの「メジャーでやっているところを見たい」「アメリカで投げるのを応援している」などの声だった。プロ野球からメジャーに移籍する方法は2つあり、海外FA権の行使とポスティングシステム。今井は早ければ2年後に海外FA権を手にするが、あえてポスティングシステムにこだわった。ポスティングシステムでは所属球団に譲渡金が支払われ、かつて松坂大輔がレッドソックスに移籍した際は西武に約60億円、山本由伸がドジャースに移籍した際はオリックスに約72億円が支払われた。今井は「譲渡金は僕から球団へのお礼みたいなもの。お互いにメリットがあるようにしたい。行くからにはワールドチャンピオンを目指してやるだけ」などと語った。今年のワールドシリーズでMVPを獲得した山本由伸は、高卒でプロ入りを果たした同学年。

メジャー挑戦表明 球界屈指の好投手

西武の今井達也は、9年間大きなけがや手術がない。今季は12球団の先発投手の中で、ストレートの平均急速が最速だった。ヒロド歩美は「作新学院の高校時代からフォームも変わり、力感がないように見える」などと語った。今井は今月中に渡米し、獲得を希望するすべての球団と交渉を開始するという。

「長嶋茂雄賞」来シーズンから創設

日本野球機構が会見を開き、今年亡くなった長嶋茂雄さんの功績を讃え来季から「長嶋茂雄賞」を創設すると発表した。12球団の選手の中で「走攻守」で顕著な活躍をし、プレーでファンを魅了した野手に贈られる。プロ野球界で人名のついた賞は先発投手の最高栄誉「沢村栄治賞」、球界発展に貢献した人に贈られる「正力松太郎賞」に続き3つ目になる。

今季初対決でスーパーゴール

プレミアリーグ第11節で、マンチェスターシティとリバプールが対戦。強豪・マンチェスターシティの時代を作ったグアルディオラ監督は、キャリア1000試合目。「ライバルはリバプール」と公言している。開始早々、得点ランキングトップのハーランドがPKをジョージア代表のママルダシュビリに防がれた。しかし前半29分、ハーランドが今季リーグ戦11試合で14点目を決めた。さらに2対0とリードを広げた後半18分、ベルギー代表のドクがシュートを決めマンチェスターシティがリバプールを下した。

鎌田大地 好調維持し代表へ

プレミアリーグ第11節で、クリスタルパレスとブライトンが対戦。日本代表、クリスタルパレスの鎌田大地は、クラブ月間MVPをここ2が月連続で受賞している。鎌田は惜しくもゴールとはならなかったが、金曜日からの代表戦に期待。

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