- 出演者
- 小木逸平 ヒロド歩美 下村彩里 細川栞
オープニング映像。
北海道ニセコ町より中継。今日は今年一番大きな満月を見られるスーパームーン。
今日から秋田県で被害対策を支援するため自衛隊が活動を開始。銃器などの武器は持たず後方支援を行う。
今日、秋田県鹿角市で自衛隊による捕獲支援が始まった。富山市内では今年に入って約300件の目撃情報がある。秋田県では警備会社に依頼し小中学校で登校時間前に爆竹を鳴らすなどの対策を行っている。自衛隊への協力は秋田県内の約半数が要請。自衛隊が担う任務は箱わなの運搬、猟友会の輸送、駆除されたクマを埋設する穴掘りなど。活動には原則猟師が同行し、クマに遭遇した場合は猟友会が射殺を含めて対応。鹿角市・笹本真司市長は「法的な部分がどこまでが自衛隊ができるのか、一緒になって目的を果たせれば」などとコメント。今年に入り7人がクマ被害に遭っている鹿角市。リンゴ農家・木村さんは自衛隊の支援はありがたいと話す。
今回の陸上自衛隊の活動内容は箱わなの運搬、見回りの支援、ハンターが駆除したクマの運搬や埋めるための穴掘り。クマを撃つための銃火器は携行しない。日本大学危機管理学部・吉富望特任教授は「自衛隊は自衛隊法に基づいた活動しかできないためできることが限られる。武器の使用に関しては厳密に規定されていて動物を駆除することは想定されていない」としている。
アメリカ南部ケンタッキー州ルイビルにあるモハメドアリ国際空港近くで物流会社UPSの貨物機が墜落。けが人は11人。行方が分かっていない人もいるため犠牲者の数は更に増える可能性がある。事故機はホノルル行きで燃料は満タン、墜落現場には石油リサイクル施設がありそこでも爆発が起きた。UPSは事故によって配送に遅れが出る可能性があるとしている。
国会では高市総理大臣が代表質問2日目に臨んだ。参議院の代表質問では参議院議員の中から起用された官房副長官が壇上の席に座るのが通例。佐藤官房副長官はいわゆる裏金議員の1人。野党側は選挙での審判を経ていないにもかかわらず高市総理が官房副長官に起用したことに強く反発、出禁が解ける見通しは立っていない。国民民主党・玉木雄一郎代表の「解散総選挙を考えているか」に対し高市総理は「まずは物価高対策。解散について考えている余裕はない」、公明党・斉藤鉄夫代表は「政治とカネの問題に決着をつけるべき」に対し高市総理は「それぞれの議員が丁寧に説明責任を尽くしてきた」などと述べた。
4日投開票となったニューヨーク市長選は、トランプ大統領が共産主義者だと反発していた民主党のマムダニ候補が当選。
社会主義的政策を掲げる若手候補か、紆余曲折あって無所属で出馬しトランプ大統領が応援していた民主党の“中道”派か。体勢は投票締め切りの30分後に判明した。市民が選んだのはマムダニ氏(34)、富裕層への増税を財源とし家賃上昇の凍結や最低賃金倍増を目指し、民主党の中でも極端な政策を掲げている。トランプ大統領に対しては宣戦布告ともとれる発言もあった。マムダニ氏は異常なほどの物価高に苦しむ労働者層から支持を得て勝利を掴んだ。ただ今後民主党の非主流派である急進左派勢力がメインストリームになっていくかは未知数。この状況をトランプ大統領はどうみているのか。
ニューヨーク市長選はトランプ大統領がSNSなどで攻撃を続けていたマムダニ氏の勝利となった。今後トランプ政権には影響があるとみられる。トランプ大統領がマムダニ氏を目の敵にした背景にはマムダニ氏が瞬く間にリベラルのスターとなったためで、カリスマ性を備えたマムダニ氏は救世主的な存在。これはトランプ氏にとってはとても不都合な存在であり、さらにスピーチも上手く聴衆を沸かせる。トランプ氏の反撃はきょうから始まるとみられる。果たして民主党はリスクをとってより左に寄せることができるのか、あるいは天秤にかけた結果穏健路線をゆくのか。今後どちらの道を行くのか、決断ができるかにかかっているといえる。
全国高校サッカー選手権大会で全国大会に出場を決めた興国高校のサッカー部員が2日夜、大阪府内の飲食店で飲酒したあと路上で意識障害の症状を起こし救急搬送された。今後の試合について学校側は同種の事案がないか調査し結果を踏まえて判断するとしている。
2025年の「新語・流行語大賞」のノミネートされた30の言葉がきょう発表された。「クマ被害」「古古古米」「トランプ関税」といった今年の象徴的な言葉、また今年は「戦後80年」。一方毎年入っているスポーツ関連の言葉が今年はゼロ。スタジオではキャスターが“私のトップ3”をフリップで紹介、「二季」「緊急猟銃」「麻辣湯」などが挙がった。
全国の気象情報を伝えた。
バスケットボール男子日本代表について。今月末から始まるW杯アジア予選、その直前合宿のメンバーが発表された。ホーバスジャパンは8月のアジア杯でベスト8進出ならず、再起を目指しW杯予選に臨む。今回招集されたメンバーは前回W杯メンバーから10人を選出。注目は渡邊雄太、パリ五輪以来の代表復帰となる。渡邊は代表復帰について「僕がチームを引っ張らないといけないし。W杯に向けた本当に大事な試合になるので、まず最初の試合に勝てるように全員でしっかり準備したい」と意気込みを語った。
パドレスのダルビッシュ有投手が右肘の手術をしたと発表。そしてカブスの今永昇太投手がFAになった。今永はメジャー2年目の今シーズン、ケガで一次離脱するなど9勝8敗・防御率3.73だった。今回FAとなった背景には球団と複雑な契約を結んでいたことにある。球団側と今永との間には2年目終了時に今後どうするかを交渉するオプションをつけていた。球団側は2028年までの3年間で総額約88億円で契約延長する権利を持っていたがこれを行使しなかった。そのため今永投手に1年で約23億円とする権利が生まれたが今永は複数年契約を望んでいるとみられこれを破棄しFAとなった。FA投手の中で今永投手は左投手の先発として3番目の評価、争奪戦が予想されると現地メディアは報じた。今後の今永の決断に注目が集まる。
パドレスのダルビッシュ有投手(39)が右肘靭帯再建手術を受けたと発表した。ダルビッシュ投手は2015年にも右肘を手術、今シーズンにも右肘の炎症で15試合の登板にとどまっていた。パドレスとの契約は2028年まで、復帰には1年以上要するがダルビッシュは自身のSNSで「2026年シーズンは試合で投げることが出来ません。また気持ちよくボールが投げられるようにリハビリ頑張ります」とコメントした。
西武の高橋光成がポスティングシステムでのMLB挑戦を表明した。高橋はプロ11年目の28歳、これまで4度の2桁勝利を記録。高橋は「この決断が間違っていなかったと思えるように精一杯頑張りたいと思っています。昔から夢だった場所でもあるので、チャンスをいただけたことに心から感謝しています」としている。またチームメイトの今井達也もポスティングシステムでのMLB挑戦を希望。高橋とともに今後の動向に注目。
サッカー。ヨーロッパチャンピオンズリーグ、リバプール(イングランド)×レアル マドリード(スペイン)の試合。序盤から攻めたてるリバプールだがこれに立ちはだかったのが、身長2mのGK・クルトワ。長い手足でセーブする姿から“タランチュラ”の異名を持ち、2018年W杯最優秀GKにも選ばれた。この試合17本のゴールを放ったリバプール、クルトワの牙城を崩し1-0で名門対決を制した。
パリ サンジェルマン(フランス)×バイエルン(ドイツ)。前半バイエルンのFW・ディアスが先制。ディアスはさらに32分にも追加点、前半だけで2ゴールを挙げる。試合は2-1でバイエルンが前回王者をくだし、連勝記録を16に伸ばした。
あす世界ラリーの日本大会「RallyJapan」が開幕する。注目は日本人唯一の世界ラリードライバー、勝田貴元(32)。日本のトヨタに所属し今季は2度の表彰台。同じくトヨタでフィンランド出身のカッレ・ロバンペラ(25)は年間王者をすでに2回獲得している若きスーパースター。2人はとても仲良しで勝田にとってロバンペラは特別な存在だった。ロバンペラは天才、なんと8歳にして普通車を運転、世界ラリードライバーだった父からの英才教育もありテクニックを磨いてきた。そんなロバンペラについて勝田は「人生の中でも唯一天才と思えるドライバーはカッレだけ」と話す。勝田にとっては年下だが“憧れの先輩”だった。ロバンペラのアドバイスを受け今年8月、勝田は持ち味のスピードを生かし自身最高の2位を記録した。そんなタイミングで入ってきたロバンペラの世界ラリー引退のニュース。今後は「サーキットレース」へ転向を表明した。あす開幕するRallyJapan、2人が日本で戦うのはこれで最後。いつか2人で表彰台にあがることが夢だという。
