- 出演者
- 野村真季 八木麻紗子 大下容子 佐々木亮太 吉永みち子 末延吉正 林美桜 水越祐一 布施宏倖
オープニングの挨拶。
きのう沖縄県北部で水源から浄水場に水を送る導水管が破裂した。その影響で那覇市を含む一部地域が断水した。きのう沖縄本島17市町村で断水が発生するおそれがあると発表、スーパーでは断水に備えようと水を買い求める客の姿がみられた。破裂した導水管の復旧のめどは立っていないが県は別の導水管のに切り替え対応し断水はきょうにも解消される見通し。
オープニングの映像。
きょうの青空として北海道・ニセコ町から中継。奥に薄っすらと見えている山は羊蹄山(ようていざん)、通称「蝦夷富士(えぞふじ)」。北海道はきょうはすっきりとした青空が広がっている。コメンテーターとしてジャーナリストで東海大学客員教授・末延吉正氏と作家・エッセイストの吉永みち子氏を紹介した。
茨城県坂東市のプラスチック工場の火災発生から1日以上が経ったが、鎮火の目途はたっていない。おととい午後11時頃プラスチック加工工場の屋外で保管されていた廃材などから出火、約1万平方メートルが焼け今朝も消防車7台が出動し消火活動にあたっている。これまでにけが人はいない。
ロシア軍によるエネルギー施設への攻撃が続くウクライナで電力事情が逼迫し計画停電が始まった。ウクライナの国営電力会社「ウクルエネルゴ」は24日全土での計画停電実施を発表した。ロシア軍のエネルギー施設攻撃激化のためとしている。IEA(国際エネルギー機関)はこの冬ウクライナでは電力の需要が発電量を上回る可能性があると分析している。ロシア軍は暖房に必要なガス施設も攻撃していてゼレンスキー大統領は9月の国連総会の演説で「プーチンは何百万人ものウクライナ人が暗闇と寒さに苦しむことを望んでいる」と非難している。
東京・渋谷の中継映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
きのう東京・足立区で11人が死傷するひき逃げ事件が発生。暴走した車を盗んだとして逮捕された37歳の男は容疑を否認している。きのう午後0時半ごろ足立区の国道で6台が絡む事故が発生、ドライブレコーダーにはぶつかった白い車から男が飛び出してきた瞬間を捉えていた。別のドライブレコーダーには追突事故を起こす直前白いセダンが歩道を走る様子が写っており、さらに事故を起こした車のナンバープレートには「認定中古車」の文字。1人が死亡、10人が負傷している。
きのう午後0時半ごろ東京・足立区の国道4号でひき逃げ事件が発生。男が乗った車は事故現場から300メートルほど離れた消防署近くの横断歩道で20代女性をはね、女性は心肺停止の重体。その後直進し銀行付近の歩道に進入、100メートル走行してそこで4人をはねた。うち80代男性が死亡した。車は再び車道に戻ると複数の車に衝突したあと、トラックに衝突し停止した。男が乗っていた車には「認定中古車」の文字。男は午前10時20分ごろ事故現場から約700メートル北にある自動車販売店の車に乗り込んだ。男は「車を買いたい」と来店歴があり店側も男の個人情報を把握していた。今回店側は男との会話はなく車がないことに気づき警察に通報したという。事故が発生したのは車を盗み出した2時間後、そのとき男が乗っていた車をパトカーが追尾していたという。捜査関係者によると男は取り調べ中に暴れたり会話が一部かみ合わない部分もあるため、刑事責任を問えるかも含め慎重に調べているという。
事故が起きたのはきのう午後0時半ごろ、足立区の国道4号で1台の車が約300メートルに渡って次々と人をはね車に衝突していった。車はパトカーに追跡されており足立区役所前の横断歩道を渡っていた20代女性をはねた。女性は心肺停止状態。そこから90メートルほど走行し歩道に乗り上げそのまま100メートルほど走行。その間に歩行者4人を次々とはね、このうち80代男性が死亡。車はその後車道にもどり100メートルほど走行、トラックに衝突し停車。6人がけがをしている。ドライブレコーダーの映像には運転していたとみられる男が現場から車を乗り捨て走っていく様子が映っていた。逮捕されたのは足立区在住の職業不詳の男(37)でこの事件の約2時間前に現場から約700m離れた自動車販売店から展示車を盗んだ疑いで逮捕されている。
「デフリンピック日本勢金メダルラッシュ 都内の飲食店に客殺到のワケ」などのラインナップを伝えた。
ワシントン条約の締約国会議が24日、ウズベキスタン・サマルカンドで開幕した。今回の会議で注目されているのがウナギ。EUヨーロッパ連合などはすでに規制がかけられているヨーロッパウナギだけではなく、日本ウナギを含むすべてのウナギを規制対象にすべきと提案。一方、日本は日本ウナギの資源管理は十分で絶滅の恐れはないと反対。日本のウナギは約7割を輸入に頼っており、そのほとんどを中国が占めている。ワシントン条約の規制対象となるのに輸出国に許可書の発行が義務付けられ、ウナギの価格が上がる可能性もあるという。日本に輸出している中国の業者は「多くのマイナス影響が出るのは間違いない」と話す。
ウナギの養殖に使われる稚魚シラスウナギの国内漁獲量は年ごとに変動が大きく7割以上を輸入に頼る年も。ワシントン条約の締約国会議で仮にすべての種類のウナギが取引規制の対象となればシラスウナギが不足する可能性もある。そこで現在、急がれているのがウナギを卵からふ化させて親ウナギまで育てる完全養殖技術の確立。2010年、水産研究・教育機構が世界で初めて完全養殖に成功。しかし15年が経った今でも出荷できるサイズに成長するのは全体の1割程度。水産研究・教育機構によると卵からふ化したウナギの赤ちゃん“仔魚”をシラスウナギ“稚魚”に育てる家庭が最も難しいという。課題を解決するため水産研究・教育機構は新たな飼育用の水槽を開発。これまでに比べて飼育できる仔魚が10倍に増加。これによりシラスウナギ1匹あたりの飼育コストは従来の20分の1まで下げることができた。中央大学・海部健三教授は「日本の食文化を守るためにはウナギが絶滅しないことが前提で、国際社会の信頼を失わないようウナギの資源管理に向き合うことが重要」と指摘している。ジャーナリスト・末延吉正は「このニュースを聞いているとクジラの時の会議を思い出す」などとスタジオでコメント。
先週、タイ政府が閣議決定したのは国民の借金の一部を免除する新たな債務編成プログラム。近年、タイでは借金をする人が増加し返済不能に陥った人は340万人にのぼる。来年1月から指導するこの政策は借金総額が日本円で約48万円以下で返済不能の人が対象。予算規模は約5800億円。借金は帳消しにはならないが利息は免除される。さらに元本を完済すれば返済遅延などの情報は削除されるため新たにお金を借りやすくなるという。しかし、この政策には賛否の声も。タイ開発研究所リサーチフェロー・ノナリット氏は「政府は利息の支払い期日を守らない人々を支援することになる。債務者が返済の難しさを経験しないことで学ぶ機会を失い再び同じ債務サイクルに陥る危険性もある」と指摘。
タイ中央銀行によると去年の家計の借金総額はGDP比88.0%と世界でも非常に高い水準。また、タイ商工会議所大学によると全世帯の95.1%以上が債務をかかえていて、一世帯当たりの債務額は平均で約350万円。国家統計局の調査では一世帯当たりの平均年収は約170万円。筑波大学・外山文子准教授によると借金の一部を免除する政策は過去の政権でも行っており、タイ国民は借金に寛容な面があるという。朝日新聞によるとタクシン元首相は主要な公約の1つに農家の借金返済猶予を掲げた。また、イギリスメディアによるとペートンタン前首相は個人や中小企業の利子や借金の一部を免除する政策を打ち出した。外山准教授はこうした政策からタイ国民の借金に対する抵抗感を薄めてきたと指摘している。
アヌティン政権は借金の利子の免除を経済対策と位置付けているが選挙目当てという見方もあるよう。ペートンタン前首相の失職による政権交代でアヌティン政権は9月に誕生したが、現地メディアによるとその際、4か月以内に議会を解散すると明言。そのため借金の利子を免除する政策は選挙目的の政策と受け取られている。タイの大手メディアは「総選挙を見据えてこの政策を急遽打ち出した。債務者と金融機関がWIN-WINとなるビッグチャンスが到来した」と伝えている。今回の徳政令について、筑波大学・外山文子准教授は「政権交代したアヌティン政権は総選挙後も政権を取るため野党タクシン派の票を取り込みたいという思惑がある。そのためかつてタクシン派政権が掲げた債務の一部免除という政策を模倣したのではないか」と分析。一方で「世界経済が不安定な中で金融不安を招きかねないとの声も少なくなく、長期的な視点の経済対策を打ち出さなければ国民の借金は一向に減らないだろう」と話している。作家・吉永みち子は「この政策でますます借金に対して緩い感じが促進されてしまいはしないかなと心配」などとスタジオでコメント。
聴覚障がい者の国際スポーツ大会「デフリンピック」できのう日本勢は陸上男子円盤投で湯上剛輝ら金メダル5つを獲得する活躍を見せた。そうした中、東京・新宿で聴覚障がい者の夫婦が営む「串揚げ居酒屋 ふさお」が注目されている。店内では多くの客が手話で会話を楽しんでいる。店主の吉岡富佐男さんは3歳の時に聴力を失った。店内には注文用タッチパネルがない。この店では耳が聞こえないことは特別なことではないと多くの客はコミュニケーションを求めてやってくる。中にはデフリンピック観戦のためアメリカや中国、ロシアから来た人も。SNSなどで店の存在を知ったという。それぞれの国で手話が違うため世界共通の国際手話はあるが、普及率は低く言葉の壁はある。しかし、それでも身振り手振りで国境を越えた会話が可能だという。吉岡さんは「聞こえない人も聞こえる聞こえない関係なくそういう人たちが集まるというのが夢だった」と話す。
東京・新宿で聴覚障がい者の夫婦が営む「串揚げ居酒屋 ふさお」。店内では多くの客が手話で会話を楽しんでいる。この店では耳が聞こえないことは特別なことではないと多くの客はコミュニケーションを求めてやってくる。そうしたこともあり店での出会いをきっかけに結婚した人が9組も。ふさおは12月31日で閉店。来年の2月が3月ごろに「Barふさお」として生まれ変わる予定。取材ディレクターによると健常者の常連も多く、口パクでもかなりコミュニケーションはとれるという。
ドジャースの大谷翔平選手が、来年3月に開催するWBCへの参加を表明した。大谷選手はきょう、自身のインスタグラムで「日本を代表して再びプレーできることをうれしく思います」と綴った。日本代表の主力として期待されていた大谷選手だが、これまで出場を明言したことはなかった。日本の初戦は来年3月6日の台湾戦。
連休明けのきょうは全国的に大気の状態が不安定で、急な強い雨や竜巻などの突風に注意が必要。日本列島を低気圧や前線が通過中で、上空には強い寒気も流れ込んでいる。全国的に雨が降っていて、日本海側では雷雨となっているところがある。午後も大気が不安定な状態は続くため、九州から東北にかけて雷や竜巻などの突風、ひょうに注意が必要。西日本は午後から北風も強まり、九州北部では警報級の暴風となって、交通機関に影響が出る恐れがある。また、西日本や南西諸島では、あすにかけて黄砂が飛来する可能性があり、呼吸器疾患のある方は注意が必要。
