- 出演者
- 大下容子 松尾由美子 菅原知弘 林美沙希 中室牧子 柳澤秀夫 並木万里奈 浦林凜
ノーベル化学賞にそ合憲三が選ばれたことを受けて有楽町駅前では号外が配られた。日本中が喜びに湧く中、ノーベル化学賞に決まったそ合教授が初めて公の場に姿を見せた。東京理科大学名誉教授・そ合憲三は「私どもが行っている分野キラリティ、分子の不斉に関する研究ですか、そういう研究分野がノーベル賞に認められこの分野の研究価値が広く皆さんに知っていただけると大変うれしく思っています」と話した。そ合教授は1950年5月生まれの76歳。東京理科大学で40年以上研究を続け、現在は名誉教授を務めている。今回受賞決定の理由となったのはそ合教授の名前がつけられた「そ合反応」と呼ばれる自己増殖メカニズムを発見したこと。化学の世界には「右手型」と「左手型」と呼ばれる2つの分子が存在す る。これを人工的に作ろうとすると通常は50%ずつ均等に生成されるが、左手型の分子がほんの1粒だけ多かったとするとその1粒が自分と同じ型の分子を作る触媒として働き、最終的にはほぼ100%左手型の分子だけが生成されることになるという。ノーベル委員会は「医薬品や香味料などの製造のための反応を開発する化学者にとって革新的なものだった」という。受賞決定を受けてそ合教授は東京理科大学で会見を行い喜びを語った。そ合教授は「家族にはもちろん知らせました。あと祝福というか電話をいただいた。実は電話をたくさんいただいたのですが私はスマホが得意じゃなくて、メールに送っていただいた方が確実かな・まだ研究の成果を解明したわけじゃなくてまだまだわからない面白いことがあるはずなので今後ともそういう分野の研究が進むよう微力ながら尽力したいと考えています。」と話した。
日本科学未来館科学コミュニケーター・松下このみが解説。ノーベル化学賞を受賞した東京理科大学・そ合憲三名誉教授。そ合教授は1950年広島県生まれ。1969年、広島大学附属高校卒業。1974年、東京大学卒業。1995年、不斉自己触媒反応(Soai反応)発見。2026年、ノーベル化学賞。これまでの研究を振り返ってそ合教授は「目標となる山があるかもわからない暗い場所で頭にヘッドライトをつけてたどっている気分だった」と話している。生物を構成するタンパク質「アミノ酸」を人工的に作ろうとすると同じ分子でも左右の向きが違う左手型と右手型が半分ずつできる。人間、動物、魚など自然界の生物の場合はなぜか左手型だけしか作られないという。なぜ片方だけなのかは不明。そ合教授の研究では左手型と右手型どちらか片方を0.00005%多くすると猛烈な速度でその型が増え、自分と同じ型の分子をほぼ100%まで生成する。その方法を発見・実証した。ノーベル化学賞選考委員会・リンケ委員長は「1世紀以上も未解決だった化学の謎。片方への偏りがどのように自然発生的に生じるのかという問題に解決策をもたらした」と話している。この研究が先端医療に直結。薬の世界でも分子の型が左手型と右手型があり、仮に片方が治療に有効だったとしてももう片方が有害な場合、新薬として使えない。今回の研究を応用して片方のみを増殖させることで安全な新薬開発につながる期待があるという。3年連続日本人がノーベル賞受賞。「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った資料のアミノ酸は左手型と右手型の半々にわかれていたという。
ノーベル化学賞を受賞したそ合憲三が名誉教授を務める東京理科大学では次々と喜びの声があがった。東京理科大学・斎藤慎一教授は「本当におめでとうございます。心からお祝い申し上げたい。細かい所とか研究を進めるにあたって注意しないといけない所は厳しい。基本的にはすごく気さくで優しくお高くとまっていない」と話した。教え子であり同僚の田所誠教授は「最初は重箱の隅をつつくような反応なのかなと学生時代思っていたが実はそれがこういう大きな賞に結びついたということですごい粘りみたいなのがある」と話した。そ合教授の出身地の広島県。おいのそ合真大は「たまに帰ってきていた。明るいおじさん。学者っぽくなかった。家族のなかでよく本を読んでいた。話題の本やそのときの時代の本。キャッチボールとか泳ぎに行ったりとか遊んでもらいました。いろんな発見をして刺激を受けた存在」と話した。そ合教授がノーベル化学賞を受賞すると予想していたのはチェコ科学アカデミーのイボ・スタリー博士で「そ合教授は化学界では本当にユニークな人物。まさに型破りな存在。非常に好奇心旺盛でただ純粋にナゼ?を知りたがる。そして1つその質問の答えがわかればすぐに次、その次と新しい疑問を見いだす。それこそが基礎研究を進め最終的に非常に画期的な発見へとつながる。原動力となっている」と話した。
ノーベル化学賞を受賞した東京理科大学・そ合憲三名誉教授。小中高の同級生は「すごくじっくり考えるタイプの人。バスケットボール部で活躍しリーダーシップもあった。漢詩の授業では自作の漢詩を作ってきた」という。指導を受けた学生は「何度実験を繰り返しても思うような結果が出なかったとき試行回数が足りないと発破をかけられた」という。そ合教授が研究で大切にしていることは「どうなるかわからないようなことを行うときはそれこそやってみないとわからない。うまくいかなくてもどんどん実験を行うこと」という。
簗農林水産大臣の「道路予算カット」発言が連日国会で議論さている。高市総理大臣は参議院代表質問で「職責を全うしてほしい」と述べた。立憲民主等・田名部匡代幹事長の「総理の任命責任が改めて厳しく問われるがそれでも続投が妥当か」という問いに高市総理大臣は「私自身発言は不適切だと考えたので厳しく注意した。しっかり説明をしたうえでで襟を正して職責を全うしてほしいと考えている」と述べた。簗和生農林水産大臣は辞任を否定し「自らを律し職務の遂行に全力を尽くしてまいります」と述べた。簗農林水産大臣は会見を開き「国土交通省による調査結果が報告され私から国土交通省に対して働きかけといったものがなかったということが確認されたと承知をいたしております」と述べた。会見した国土交通省官房会計課・沖本俊太朗企画官は「働きかけや圧力は受けたことはなかったと思います」と話した。簗農林水産大臣は国土交通省に対し衆議院選挙直後の2月中旬、次の年度の予算配分が決まる前に問い合わせをしていた。実際に問い合わせたのは予算が減られた簗農林水産大臣の選挙区の「栃木3区」の那珂川町と那須烏山市だけだった。高市総理大臣は来年横浜で開かれる国際園芸博覧会の公式マスコット「トゥンクトゥンク」に話しかけていた。国会では各党の代表質問が行われ、高市総理大臣は今回の問題に初めて言及した。高市総理大臣は「予算の配分にあたって政治的な支持・不支持を持ち込まないのは当然のことであります」と述べた。国民民主党・玉木雄一郎代表は「『自分の選挙区の予算を削ってください』は私もあまり聞いたことがない。任命権者として高市総理の責任も問われると思う」と述べた。
参議院代表質問での高市総理大臣の発言。立憲民主等・田名部匡代幹事長の質問「簗大臣の予算カット発言は撤回・謝罪で済む問題か」。高市総理大臣は「私自身発言は不適切だと考えたので厳しく注意した」と述べた。「任命責任が問われるが簗大臣の閣僚辞任や議員辞職をどう考えるか」の問に「政治家の発言については本人が適切に説明することが重要。襟を正して職責を全うしてほしい」と述べた。簗和生農林水産大臣は2012年に衆議院に初当選した「安倍チルドレン」。2021年11月に自民党農林部会長に就任。上司は政調会長の高市早苗。衆議院選挙で高市早苗が応援。選挙後は自民党の筆頭副幹事長として高市総理大臣を支えてきた。2人は思想信条が近いとされている。保守団結の会に高市早苗が顧問に就任。「保守団結の会」は保守派議員の勉強会。「高志会」は2024年に発足し中堅・若手のグループの「高市応援団」。簗農林水産大臣も参加している。「第2次高市改造内閣」で高市総理大臣は自民党派閥のパーティー券問題で不記載を指摘された議員を問題発覚後初めて大臣に登用した。その一人が簗農林水産大臣だった。高市総理大臣は閣僚の選考理由について「選挙に強い人を選んだ」と述べていたが、自民党が圧勝した衆議院選挙で簗大臣は選挙区で敗れ比例復活している。
簗和生農林水産大臣の自治体への予算カット発言。街の人は「簗大臣の発言は権力を全面に出しているなと思う」「やっぱり議員になると何でもできる。権力を自分がもってしまったという感じで言ってしまったのではないか」「農林水産大臣以前に議員失格。そういう人材の応援をして農林水産大臣に任命したということに関しては総理の任命責任。人を見る目がなかったのか。総理本人も似たような思考形態なのかと疑ってしまう」。「いま出てきた話しじゃないんじゃないかなと思う。大臣がいるところの道路がよくなったりとか高速道路が通ったりとか前はそれでよかったのかもしれないけど今はもう駄目」「国民の不信感を一掃し仕事に全力を尽くせばいいんじゃないかと思う。ただ疑惑ははっきりしてほしい」。高市総理大臣は衆議院で行われた代表質問でも簗大臣について言及した。地方自治体への道路予算の配分について限られた予算の中から地方公共団体の要望、事業の進捗状況、重点配分対象の有無を総合的に判断して行っているとした。高市総理大臣は「予算の配分にあたって政治的な支持・不支持を持ち込まないのは当然のこと」と述べている。簗大臣の選挙区である「栃木3区」の6つの市町村に対し4月に国土交通省が通知した予算の状況(朝日新聞)。市と町が単独で実施する事業に限ると那須町と那須塩原市の長が簗大臣を応援していた。那須町が34%、那須塩原市が11%予算アップ。大田原市、那珂川町、那須烏山市の長は簗大臣を応援していなかった自治体。大田原市は23%、那珂川町は54%、那須烏山市は63%予算が減っている。
簗和夫農林水産大臣の予算カット発言。予算がカットされた地元住民の声。栃木県那須烏山市には一部しか施工しておらず工事がストップした道路がある。工事を請け負った施工業者は「ことしも頑張ろうと思っていたがニュースがあってそういうことかと思った」と話す。地元住民から困惑の声。
簗和夫農林水産大臣の予算カット発言。2月の衆議院選挙で市長が簗農林水産大臣を応援しなかった栃木県那須烏山市。道路予算が前年度に比べておよそ63%削減となり、工事が中止となった道路。市内の工業団地の道路の拡幅工事が行われる予定だったが一部しか施工されていない。工事を請け負った施工業者は「工業団地の道路が国の補助で発注されていた。受注させていただいて手を付けていた。ことしも出ればがんばろうかなと思っていた」と話す。工事は一定区間ごとに発注されており、去年1区間を受注していた。ことしも残りの区間の工事に備えていた。「ことし発注されなかったのはそこまで住民に影響のある道路でないから予算を違うところに回そうというふうにしか思わなかった」と話す。那須烏山市の担当者は「予算削減で予定していた工事をへらさなければならなくなったので拡幅して通行しやすくする予定だった工事は今年度はストップすることになった」と話した。予算が大幅に削減となった栃木県那珂川町。那珂川町の担当者は「これまで要望額の70%から80%くらいは出ていた。ここまで低い額はここ数年ではなかったので驚いている」と話した。地元住民は「農業をやっているのでこれから簗大臣には農業面でもいろいろ力を注いでくれると本当に期待していた。我々地元民にはもう少し納得いくような説明をして『ごめんなさい』があればいいと思う。本当に残念」と話す。
簗和夫農林水産大臣の予算カット発言。簗大臣が国土交通省に問い合わせた時期は2月中旬。衆議院選挙が2月8日。その時期は予算がまだ成立していない。問い合わせても国土交通省は答えを持ち合わせていない。問い合わせたのが栃木県那珂川町と那須烏山市だけだった。選挙演説で簗大臣は「政権与党の議席が無くなった地域の予算はごっそり削られる」と述べていたが、高市総理大臣は「政治的な支持・不支持は持ち込まれていない」と述べている。
「アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」が開幕。中日ドラゴンズ・高橋宏斗、千葉ロッテマリーンズ・山口航輝らが新ユニフォームで大会2連覇を目指す。井口資仁新監督は「しっかり日本の強さを見せていかなければいけない。全力で進んでいきたい」と話す。
本州の山沿いでは紅葉の色づきが進んでいる。長野県北八ヶ岳の麓にある白駒の池では赤や黄色に色づいた木々の葉が朝日に照らされて輝いている。湖畔の山荘によると、紅葉の色づきは例年並みだという。宮城県、秋田県、岩手県と3県にまたがる栗駒山でも紅葉が見頃を迎えている。赤やオレンジに色づいた山並みは「神の絨毯」とも呼ばれている絶景。
このあとは「徹子の部屋」。
